 |
|
|
|
 |
US レミントン ニューモデル アーミー リボルバー 後期生産型 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#75128) |
|
 |
 |
|
 |
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
\3,740,000 |
商品番号
|
【9491】 |
英 名
|
US Remington New Model Army Revolver, Late model |
種 類
|
古式銃(登録証付)、東京店在庫品 |
国 名
|
アメリカ合衆国 |
時 代
|
第一次大戦前(〜1914) |
全 長
|
368mm |
口 径
|
11mm (.44 cal.) |
装 弾
数
|
6発 |
在 庫
数
|
限定1品 |
画像について
|
画像は現物です。 |
コメント
|
【レミントン ニューモデル アーミー リボルバー について】
レミントン ニューモデル アーミー リボルバーはE. Remington and Sons社 (現在のレミントン・アームズ社) で製造されました。 南北戦争 (1861年-1865年) では同じシングル・アクションのパーカッション・リボルバーであるコルト M1851と共に主要拳銃として使用されました。 南北戦争時当初はコルト製の拳銃が多く供給されていましたが、1864年のコルト社工場火災以後はレミントン製リボルバーの北軍への供給量が最も多くなりました。 レミントン ニューモデルはコルト製の物よりも耐久性に優れていた他、素早いリロードが可能でした。 製造されたモデルの内、.44口径で銃身長が8インチのモデルがアーミー、.36口径で銃身長が7.42インチのモデルがネービーと呼ばれました。 一見しただけでは、アーミーとネービーの区別は殆ど付かないほど、大きさに差がありません。
コルト社のパーカッション・リボルバーでは、銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように前後に分解出来る構造となっていましたが、レミントン M1858はシリンダーをまたいでフレームが一体になったソリッド・フレームで、銃身はフレームに容易には取り外せないようにネジ込み式となっていました。 この構造は現用銃と同様で、ソリッド・フレームの耐久性はコルト社製に比べ優れており、精度も良く好評でした。 もう一つの特徴は銃身下部のローディング・レバーの形状が長い三角形になっている事です。 この特徴的なレバーを下方に引き倒すとシリンダー軸が前方を引き出す事が可能となり、シリンダーを迅速に取り外せました。 この動作は当時のどのパーカッション・リボルバーよりも容易で、装填済みの予備シリンダーと交換する事によって、素早く射撃を再開できるようになっていました。 また、ローディング・レバーが三角形の為、ホルスターに収める時も引っ掛かる恐れがない点で優れていました。
レミントン ニューモデル アーミー リボルバーには一見しただけでは判らない細かいバリエーションがあります。 外観の形状は基本的には変わらないものの、銃身上面の刻印によって前期と後期の二種類があります。 前期型ではパテント刻印、レミントン社のアドレス刻印、「NEW-MODEL」の刻印が二行にわたって打刻されていましたが、後期型では「NEW-MODEL」の刻印が三行目に分けて打刻されるようになりました。
【本個体の説明】
本品は銃身上面に「PATENTED SEPT. 14, 1858」のパテント刻印や「E. REMINGTON & SONS. ILION. NEW YORK. U.S.A.」のレミントンのメーカー・アドレス刻印に加えて、「NEW-MODEL」のモデル名刻印が三行にわたって打刻された後期型です。 一行目の「SEPT.」と三行目の「New」の「ew」の文字が判読困難ですが、他は判読可能です。
グリップを外したグリップ・フレーム左側面と銃身下部にはマッチした「75128」のシリアルNo.が入っています。 グリップ・フレーム左側面の木製グリップに隠れる位置に「R」と「T」、 シリンダーの側面に「R」と「S」、銃身右側面とその近くの本体右側面に「A」 、トリガー・ガード下面前方に「A」、本体左側面後方ハンマー付近に「H」の刻印が入っています。総じて、約160年前に作られた道具と考えれば、十分な保存状態です。
本品は全体に適度に使い込まれた古式銃としてはとても良い雰囲気となっており、フレームや銃身、シリンダーと言った鉄部は殆んど気にならない程度の打ち傷や経年による褪色、表面錆痕が多少見受けられるものの、目立った欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。
真鍮製のトリガー・ガードについても一度は磨かれているものの、程よい時代がついており、大きな変形や欠損等は見られません。 オリジナルのウォールナット・グリップ・パネルについては、若干の打ち傷及び左側グリップ・パネル両面下部の角に僅かな欠けが見られる他は、大きな破損も見られず、本体への取り付けもがたつきもなくしっかりとしています。 ローディング・レバーのラッチによるロックはしっかりと掛かります。
作動については完全で、ハンマーのハーフ/フル・コックはしっかりと掛かり、シリンダーも正常に回転します。 フル・コック位置でトリガーを引くと、ハンマーが力強く落ちます。 ローディング・レバーを下げてシリンダー軸を前方に引き抜くと、シリンダーを容易に取り外す事が可能です。 シリンダーのパーカッション・ニップルについては、いずれも現状目立った変形や欠け等は見られず、良好な状態が保たれています。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、ライフリングについても深くはっきりと確認出来ます。(MM)
【登録証情報】
(種別: 管打式銃砲、全長:36.8cm、銃身長:25.4cm、口径:1.1cm、銘文:PATENTED □ 14.1858 EREMINGTON □ &SONS ILION NEW YORK NEW MODEL)
【その他の情報】
昭和49年5月29日に京都府教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
 |
|
|
 |
|
 |
|
 |
|  |