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【TKS/D】和製 鋳銅製水平二連管打式短銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【9463】 |
英 名
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Japanese made Side-by-side Percussion Pistol |
種 類
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古式銃(登録証付)、水平二連&三連銃、【TK】、松本零士先生旧蔵品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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235mm |
口 径
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10mm |
装 弾
数
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2発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【和製 鋳銅製水平二連管打式拳銃について】
幕末に日本で作られた重量感のある鋳銅製パーカッション・ロック(管打ち式)の水平二連拳銃です。 銃身長が約21.4cmのライフリングのない装滑腔ラウンド (丸形) バレルを二本並べた大型で迫力のある品です。 しかしながら口径が10mmとそれほど大きくなく、鋳銅製の強度的な問題から大口径に出来なったのではないかと思われます。 ハンマー(引金)の位置が機関部の上にあるボックス・ロックと云う形状です。
葛飾北斎 の「北斎漫画 十一編(天保5年/1834年以前の刊行)」に「雙穴之短炮」に水平二連火打ち石式(フリントロック)拳銃の図がありますが、この図の品が管打式になったような形状をしています。 「雙穴之短炮」は恐らく1830年代に日本に伝わったヨーロッパ製の水平二連拳銃を見本に日本で作った作品を北斎が模写したと思われます。本品は管打式ですので全く同じ形状とは言えず、図はヨーロッパ製を比較的忠実に再現しています。 日本製の管打式の特徴は雷管を被せるパーカッション・ニップルの取り付け位置が欧米製のボックス・ロックように真上にあるのではなく、斜め(後部に向いて傾斜)になっています。 これはボルスター(bolster)と呼ばれるニップル取り付け基部は、日本製では金属の強度上、洋式銃に比べて肉厚にする必要がありました。ボルスターの厚みが増したことに伴い、撃鉄とニップルの位置関係から、ニップルを斜めに取り付ける必要が生じたものと考えられます。 本品にはプルーフなどの刻印が一切ないのも欧米製ではない裏付けにもなっています。
木製銃床のグリップはチェッカーリングのない二枚合わせになっています。傷つきやすいグリップの後部下側(グリップ・エンド)もグリップ・フレームと一体型になっており、華奢なイメージの通常の和製ドンドル銃などと比べるとかなりしっかりとした造りになっています。(MM)
【本個体の説明】
シンプルながらも鋳銅製でずっしりと重く大きいしっかりとした品です。 銃身がとても太く、欧米製の水平二連拳銃とは一線をきしています。真鍮部は全体的に時代色が付いていますが、鋳銅製であることから錆もなくしっかりとしています。 機関部はダブル・バレルのため鉄製のハンマーが二つあります。外観から見える部分は、撃鉄、引金、パーカッション・ニップルとネジが鉄製で他の部分は全て鋳銅です。 鋳造で作られた無垢のブロックから削り出した無骨な外観ですが、銃身の根元と機関部全部上方にリブをつけてアクセントになっています。銃身は銃口から火門までは詰まり無く抜けています。
木製グリップはシンプルな二枚合わせで、傷は殆どありません。 またグリップは欧米製では見られない、木ネジで左側面から留めてあります。 グリップを外すと墨書きが入っているように見えます。 動作は左右共にフル・コックがしっかりかかります。 引き金によるリリースも問題ありません。 両方のパーカッション・ニップルも完全です。 迫力のある和製の水平二連拳銃は非常に数の少ない希少な品ですが、お値打ち価格に設定されています。
本品は漫画家の松本零士先生のコレクションの中の一挺です。日本一のコレクターの旧蔵品と言えるあまり見かけない品です。 (MM)
【登録証情報】
(種別: 管打式銃砲、全長: 23.5cm、銃身長: 14.2cm、口径: 1.0cm、銘文: 無銘)
【その他の情報】
平成15年5月14日に徳島県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、完全可動する実物の古式銃です。 昨年登録証が交付されたばかりで、安心してお求めいただける品です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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