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ポルトガル m942 (MP34) 短機関銃 (#3518) |
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価格(税込)
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\495,000 |
商品番号
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【9439】 |
英 名
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Portuguese Steyr m/942 (MP34) Sub Machinegun |
種 類
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短機関銃、大阪店在庫品、無可動実銃買取品 2024年 冬 |
国 名
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ポルトガル / ドイツ |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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810mm(実測) |
口 径
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9mm×19 |
装 弾
数
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32発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ポルトガル m/942 (MP34) 短機関銃 について】
1920年代後半にスイスのゾロターン社 (Waffenfabrik Solothurn) で開発され、オーストリアのステアー社 (Waffenfabrik Steyr) で生産された短機関銃です。 開発当初の名称はS1-100で、その後オーストリア警察が1930年に9mm×23ステアー弾仕様をステアーMP30として採用、さらに1934年にはオーストリア陸軍が9mm×25モーゼル弾仕様をステアーMP34として採用しました。 1938年にオーストリアがドイツに併合されると、多くのステアーMP30及びMP34が接収され、9mm×19弾仕様にリバレルされた後、 MP34(ö) の制式名称が与えられました。
MP34はセミ/フル・オートマチック射撃が可能なセレクティブ・ファイアの短機関銃で、オープン・ボルト位置から射撃を行います。 リコイル・スプリングはバット・ストック内部に配置され、ボルト後端に連結されたプッシュ・ロッドを介してボルトを前進させる構造となっています。 本体上部にはヒンジにより開閉するトップ・カバーが設けられており、整備性を高めています。 銃床左側面にはスライド式のセレクターが設けられています。 初期のモデルではコッキング位置でボルト・ハンドルをロックするための切り欠きが設けられていましたが、後期のモデルではリア・サイトのスライダーに似た形状のマニュアル・セーフティが本体上部のリア・サイト前方に追加されました。 このマニュアル・セーフティはスライダーを前進させるとトップ・カバー内側にセーフティの爪が突出し、ボルト上面に2本設けられた溝と噛み合う事により、ボルトがコッキング位置及び閉鎖位置のいずれの状態でもボルトをロックする事が可能となりました。 マガジンは本体左側面に装着する構造となっており、給弾不良を防止するためにマガジン・ハウジングはやや前方に傾いていました。 また、マガジン・ハウジングはマガジン・チャージャー機能も兼ねており、マガジン・ハウジング下方からマガジンを装着し、ハウジング上部からストリッパー・クリップを用いてマガジンへの弾薬装填が可能となっていました。
ポルトガルでは1935年に.45ACP弾仕様のS1-100を少数購入してm/935として制式化した他、1938年には7,65mm×21ルガー弾仕様のモデルを購入してステアー m/938として制式化しました。 その後、1941年から1942年にかけて、多くの9mm仕様のMP34をドイツから購入し、ステアー m/942として制式採用しました。 これらのm/942の多くは機関部上面にポルトガル国章が打刻されており、さらにドイツが大戦中に輸出した事からドイツの兵器検査刻印であるヴァッフェンアムト刻印 (WaA) も打刻されています。 ステアー m/942はポルトガル軍で1950年代まで運用された他、1970年代までアフリカでの植民地戦争において準軍事組織や治安部隊が装備しました。
【本個体の説明】
本品のレシーバー・トップ・カバー上面にはポルトガル国章及び「1942」の年号の他、ステアー社のロゴが入っています。 また、薬室上面、ボルト、トリガー・ガード、リア・サイト・ベースにはドイツのヴァッフェンアムト刻印も確認できます。 レシーバー左側面にはシリアルNo.3518が入っており、これはバット・ストックでマッチしています。 トップ・カバーのみシリアルNo.が809となっております。
本品は全体に使用感が見受けられ、金属部はやや小傷や擦れの他、一部に仕上げが落ちている箇所が見受けられますが、目立った欠損なども見受けられず、オリジナルの黒色焼付け塗装仕上げも大部分に残っています。 木製銃床についてもやや打ち傷や線傷が見受けられるものの、大きな破損や欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 傷み易いバット・プレートについても、若干の表面錆や経年による褪色を除いて目立った朽ち込みや変形等は見られず、蓋の開閉も問題なく行う事が可能です。 リア・サイトの調整やトップ・カバーの開閉、セーフティの切り替えについては問題なく行う事が可能です。 トリガーとの連動はありませんが、スライド式のセレクターの切り替えも問題有りません。 付属の32連マガジンは若干の表面錆や経年による褪色、僅かなアタリを除いて大きな凹みや変形等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 マガジンは装着時にやや遊びが見られますが、ロック自体はしっかりと掛かります。 尚、マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (NI(AW))
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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