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@英国 T. J. Mortimer社製 管打式大型拳銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#5109)  
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価格(税込)
 \1,870,000
商品番号
 【9405】
英  名
 English Percussion Pistol made by T. J. Mortimer
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、東京店在庫品、松本零士先生旧蔵品
国  名
 イギリス
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 380mm
口  径
 13mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【英国 T. J. Mortimer社製 管打式大型拳銃 について】
本品は英国ロンドンのThomas Jackson Mortimer (トーマス・ジャクソン・モーティマー) 社により製造された、大型の管打式 (パーカッション式) 単発拳銃です。
全長が約380mmの比較的大型サイズで、形状から本来はデュエリング・ピストル (Dueling Pistol、決闘用) と呼ばれる二挺セットの内の一挺であったと考えられます。 銃身はオクタゴン (八角) 形状のダマスカス銃身となっており、ダマスカス模様がハッキリと表れた美しい仕上がりです。 サイド・ロックやハンマー、トリガー・ガード、グリップ・エンド・キャップに精緻なスクロール・エングレービングが施された高級な作りの品です。 銃身は銃床に対して1本のバレル・ウェッジにより固定される構造となっています。 サイド・ロックのハンマー基部後方には高級品に見られるスライド式のセーフティを備えており、ハンマーがハーフ・コック状態でセーフティを前方にスライドさせる事により、ハンマーがロックされます。 これにより、ハンマーがハーフ・コック状態での雷管装着の安全性を高めています。
本品を製造したモーティマーの一族は、主にフリントロック銃で名を馳せましたが、管打式銃の時代に入ると、その後継者たちは徐々に姿を消していきました。 元々モーティマー家には三人の兄弟がおり、長男のHarvey Walklate (H.W.) Mortimer (ハーヴィー・ウォークレイト・モーティマー) は、ニューキャッスル・アンダー・ライムからロンドンへ出て、一流の銃工として名を馳せ、特に拳銃を得意としていました。 彼はRobert Wogdon (ロバート・ウォグドン) やJohn Fox Twigg (ジョン・フォックス・ツウィッグ) らとともに、同時代の決闘用ピストルの名工として知られています。 次男はThomas Mortimer (トーマス・モーティマー)、三男はJackson Mortimer (ジャクソン・モーティマー) で、彼らは共同もしくは個々での銃器製作を行っていました。 長男のH・W・モーティマーはの息子たちは父の下で働き、「& Son」を社名に加えましたが、やがて独立したり、父の引退後に会社を継承すると、社名から「& Son」を外したりしました。
本品を製作したのは、次男トーマス・モーティマーの息子で、H・W・モーティマー及びジャクソン・モーティマーの甥である、トーマス・ジャクソン (T.J.)・モーティマーです。 歴代のモーティマーたちは、王室御用達の称号 (ロイヤルワラント) を与えられ、「国王御用銃工 (Maker to the King)」の銘を商標や銃身に刻んでいました。 (尚、君主が代わるとその称号は無効になり、新たな王が改めて認可しない限り、次の時代に引き継がれることはありませんでした)。 モーティマーの姓は、ロンドン製銃器の最高級品と結びつくようになり、その名声は彼らの存命中のみならず、今日に至るまで広く知られています。 (KK)(MM)

【本個体の説明】
本品の銃身上面には「T. J. Mortimer Makers To His Majesty. London.」のメーカー刻印が入っている他、サイド・ロックにも「Mortimer St James St.」の刻印が確認出来ます。 T・J・モーティマーは1822年に当時の国王ジョージ4世からロイヤルワラントを与えられており、1824年に会社所在地を34 St James's Streetに移している事から、本品は1824年以降に製造された事が判ります。 さらに、T・J・モーティマーは1833年に死去している事から、本品が製造されたのは1824年から1833年の間である事が判ります。 銃身下部には「TIM」の刻印及び5109のシリアルNo.に加えて、王冠とVの文字を組み合わせたロンドン・プルーフ・ハウスのView Mark刻印及び王冠とGPの文字を組み合わせたDefinitive Proof刻印が確認出来ます。
本品の銃身には若干の小傷や擦れを除いて錆なども殆ど見られず、銃身のダマスカス模様も良好に確認出来ます。 また、サイド・ロックやトリガー・ガードには程よい時代が付いており、やや時代錆は表れているものの、こちらも表面錆や朽込み等は殆ど見られず、製造された時代を考慮すれば非常に老巧な状態が保たれています。 木製銃床については、やや打ち傷や線傷が散見され、銃床左側面のネジ付近の木部に一部に僅かなひびが見られるものの、それ以外には目立った割れや欠け等も見られず、グリップ部分のチェッカリングも良好に残っています。
作動については完全で、ハンマーのハーフ/フル・コックはしっかりと掛かり、フル・コック位置でトリガーを引くと、ハンマーがスムーズに落ちます。 また、スライド式のセーフティも正常に機能し、ハーフ・コック状態でハンマーがロックされます。 銃身内は錆等も殆ど見られず、銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 洋白製の口金が付いた、エボナイズド仕上げ (Ebonized Wood) と呼ばれる黒檀風の仕上げが施されたラム・ロッドが付属いたします。

松本先生コレクションの単発管打式拳銃の中で最高の一挺です。 さすが英国王室御用達の鉄砲鍛冶が作った逸品です。 (KK)(MM)

【登録証情報】
(種別: 管打式銃砲、全長: 38.0cm、銃身長: 25.2cm、口径: 1.3cm、銘文: H.W. Mortimer Makers To His Majesty London Mortimers Jomes)

【その他の情報】
令和5年8月10日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。 無可動実銃ではありません。 最近交付されたばかりの安心して所持できる品です。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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