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@英国 Collins社製 管打式ポケット拳銃 二挺セット木箱入付属品付 (登録証付古式銃、#2 & #3) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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\3,300,000 |
商品番号
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【9402】 |
英 名
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Cased Pair English Collins Percussion Pocket Pistols |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、東京店在庫品、Curio Magazine 記事候補、松本零士先生旧蔵品 |
国 名
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イギリス |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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192mm |
口 径
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13mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【英国製 Collins社 管打式ポケット拳銃について】
英国で1830年代から1850年頃に英国で製造されたポケット・ピストルまたはトラベラー・ピストルと呼ばれた小型のパーカッション(管打ち式) シングル・ショット ピストル(単発拳銃)の高級品です。
約10cmの重厚なオクタゴン銃身上部には「COLLINS LONDON」のメーカー刻印が入っています。 ジェームズ・コリンズ(James Collins)社は「James Collins of London」として 1825-1854年の間ロンドンの銃器商として登録があり、「James Gun & Pistol Repository」として1825-32年の間は「12 Vigo Lane, Regent St., London」に、そして1833-54年の間は「115 Regent Street.,London」に店舗と倉庫を構えていました。どちらもロンドンの一等地で、特に後者は有名なリージェント・ストリート(Regent St.)に面した高級店でした。ジェームズ・コリンズは銃器製造者でありながら銃砲の保管業も行っていました。
本品はPercussion Lockと呼ばれる管打ち式銃砲ですが、特にこの形状の品を撃発機構が側面にあるSidelockに対してBoxlockと呼びます。 Boxlockはハンマーを含む撃発機構が箱型の本体(フレーム)の中に収まっており、本品のような小型の拳銃に取り入れられました。 ハンマーが本体の中央にくるのでセンター・ハンマーとも呼ばれます。 また折り畳み式のトリガーはハンマーを起こすと飛び出す構造でポケットに入れて持ち歩くのに便利な構造になっています。 本体の左側面にベルト・フックを備えており、ベルトに引っ掛けて携帯することも可能です。銃身の下部にはCaptured rammers、またはSwibel ramrodと呼ばれる、紛失防止のラム・ロッドがスイベル式(振り子状)の装置で取り付けられています。スイベル式のオリジナルのラム・ロッドがキッチリと短いチューブ内に収納される構造は、本体の形状を含め英国的な形になっています。 バグ・タイプ・グリップと呼ばれるグリップ下端が丸みを帯びた形状で19世紀初頭から中頃まで英国で流行しました。 全体的に角を落とし、丸みを持たせた携帯に支障がないように工夫されています。 非常にバランスの良いデザインで高級な品である事が一目瞭然です。(MM)
【本個体の説明】
二挺の程度は古式銃としては良い部類に入るしっかりとしたオリジナルの状態で欠品等が見られない完全品です。 本品は銃身、本体 (フレーム)、トリガー・ガード、ハンマーが白磨き仕上げとなっており、良い感じの時代色が付いています。 二挺共に鉄部については若干の表面錆は見受けられるものの、全体に白磨き仕上げの光沢が保たれています。 フレーム両側面には英国製の特徴である唐草模様の彫刻が施されています。 またフレーム後方から伸びるアッパー&ローアー・タング部分にも英国独特の植物を意匠化した模様が入っています。 銃身の表面には各々「2」と「3」の数字が入っている他、フレーム下部にはロンドン・プルーフ・ハウスの最終プルーフ刻印 (Definitive Black Powder Proof) 及びビュー・マーク (View Mark) と呼ばれる検査刻印が打刻されています。
二挺の単材木製グリップは僅かな時代を感じつつも綺麗な印象があります。 木目が美しい木部は良い艶と良い色が出ています。 グリップ下部を除きグリップのほぼ全体的に緻密なチェッカーリングが施されています。チェッカーリングには僅かな使用感が見られますが殆ど気にならない程度です。 グリップ後部上方にイニシャルを入れるための楕円形のプレートが入っており家紋と思われるライオンを意匠化した紋章が入っています。
ハンマーのハーフコック、フルコック共にコッキングには問題なく、ハンマーを起こすと折り畳み式のトリガーが飛び出し、トリガーによるリリースもスムーズです。銃身の下部にはスイベル式のオリジナルのラム・ロッドが付属しています。 スイベル式になったラム・ロッドを回転させ銃口に差し込む機能は完全に残っています。 パーカッション・ニップルにも変形は見受けられません。 取り付けにがたつきなどは無くしっかりとした状態が保たれています。 二挺の程度はほぼ同じですが、微妙な差はありますのでその点はご了承ください。
オリジナルの木箱には二挺ぴったりと納まっています。 当時の弾頭を作るモールド(直径は14mmですが出来上がりは僅かに小さくなるので銃とマッチしていると思います)、と木製の柄が付いたドライバー、そして木箱用の鍵(鍵穴には入りますが、鍵は掛かりません) 。 木箱の蓋に「短剣を握った拳にハート型」の円形真鍮製の紋章プレートが付いていますが、銃とはマッチしていません。
弊社では100挺以上の英国製古式銃を扱っていますが箱入りの二挺ペアの銃は殆どなくコレクションのグレードを上げる格好の品です。
本品は漫画家の松本零士先生のコレクションの中のセットです。
さすが日本一のコレクターの旧蔵品と言える品です。松本零士先生は二挺ペアがお好きで、何組かお持ちの中で唯一箱入り二挺セットの品です。 (MM)
No.2の【登録証情報】
(種別: 管打式銃砲、全長: 19.2cm、銃身長:10.0cm、口径:1.3cm、銘文: COLLINS LONDON)
No.3の【登録証情報】
(種別: 管打式銃砲、全長: 19.2cm、銃身長:10.0cm、口径:1.3cm、銘文: COLLINS LONDON)
【その他の情報】
二挺共に令和5年8月10日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 最近交付されたばかりの安心して所持できる品です。
本ページ下の詳細画像8枚は二挺の内のNo.3だけの画像です。 No.2につきましては下記リンクの詳細画像でご確認ください。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
No.2の詳細画像(Detailed Photos)はこちら
No.3の詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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