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和製 コルト ポケット リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃)  
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価格(税込)
 \2,750,000
商品番号
 【9396】
英  名
 Japanese-made Colt Revolver, Colt Pocket 6” Barrel Copy
種  類
 古式銃(登録証付)、東京店在庫品、Curio Magazine 記事候補、✕、松本零士先生旧蔵品
国  名
 日本 / アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 265mm
口  径
 8,5mm
装 弾 数
 5発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【和製 コルト ポケット リボルバーについて】
幕末の日本でコルト社製パーカッション・リボルバーを模作した品です。
幕末に雷管式銃砲が欧米から輸入されるようになってから、国内でも様々な構造の単発短銃が作られました。 しかしながら、リボルバーまでは模作できず、現存品は殆ど存在しません。 僅かに博物館や個人の収蔵品に見られるのみです。 リボルバーはドンドル銃などの単発拳銃に比べ、遥かに構造が複雑で、フレームやシリンダーは従来の火縄銃を作る技術とは全く異なっており、模作は非現実的でした。
幕末の嘉永7年(1854年)のペリー来訪の際、20挺 (挺数については諸説あり) のコルト製リボルバーが献上された記録があります。 また大槻盤渓 (おおつきばんけい) という、江戸後期から幕末にかけて活躍した漢学者がペリー来航の様子を詳細に描いた絵巻「金海奇観 (きんかいきかん)」が現存しています。 その絵巻にはペリーが乗ってきた船の図と共にコルトM 1851 ネービー リボルバー 初期生産型 (シリアルNo.8367) が緻密に描かれた図が残っています。 その事から、コルト型のリボルバーの存在が1854年には日本に伝わっていたのは間違いありません。 しかしながら、1865年に終結した米国南北戦争の余剰兵器が日本に輸出されてるようになってからは、自国でコルト型だけではなくリボルバーを模作する意味は全くありませんでした。
その様な状況下においても、ごく少数ながらリボルバーの国産が行われました。 本品もその中の一挺です。
本品の口径は実測約8,5mm (≒.33口径) となっており、銃身長は150mm (≒5,9インチ) と、6インチ銃身を備えたコルト M1849 ポケット リボルバー(Colt Pocket 6”Barrel)とほぼ同サイズとなっています。 尚、装弾数は5連発となっています。 銃身やフレーム、シリンダー、トリガー・ガードといった金属部は白磨き仕上げとなっており、全体に和風の唐草文様の彫刻が施されています。 フロント・サイトは真鍮製のコーン・タイプで、オリジナルのコルト社製 M1849 ポケットに比べてやや大きなものとなっています。 尚、トリガー・ガードやフロント/バック・ストラップについては鉄製となっており、トリガー・ガードはやや小型の形状となっています。 銃身左側面から差し込まれるバレル・ウェッジは、ネジ止めにより固定される構造となっているのが特徴的です。 グリップには左右を貫通する形でランヤードを通す為と思われる穴が設けられており、穴の周囲には菊花を象った和風の真鍮製飾り金具が取り付けられています。 (KK)(MM)

【本個体の説明】
本品は全体に時代が付いた良い雰囲気となっており、銃身やフレーム、シリンダー、トリガー・ガードといった金属部にはやや時代錆や若干の表面錆痕が見受けられますが、大きな欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 また、金属部表面に施された唐草文様の彫刻についても大部分にはっきりと確認出来ます。 銃身上面には「山形」と思われる文字の一部が確認出来ます。 当初は壬申刻印などの県名をあらわす「山形(縣)」と思いましたが、「山形」以外の刻印が打たれた形跡もないので制作者か当時の所有者の名前ではないかと考えています。
木製のグリップについては、やや打ち傷や線傷が散見されるものの、こちらも目立った破損や欠損等は見られず、グリップ・フレームへの取り付けもがたつきもなくしっかりとしています。 銃身とフレームの取り付けには、コルト系のリボルバーの構造上の持病ともいえる遊びがやや見られます。 シリンダー前後の遊びについては概ね許容レベルです。 ローディング・レバーの操作についても問題なく、前方に畳んだ際のキャッチもしっかりと掛かります。
作動についても、ハンマーのハーフ/フル・コックはしっかりと掛かり、シリンダーも正常に回転し、 ハンマーのフル・コック位置でトリガーを引くと、ハンマーがスムーズに落ちます。 シリンダーのパーカッション・ニップルは全体に時代錆が現れており、一部欠けが見られます。 銃身内はやや表面錆が見られますが、銃口から銃身後部までは完全に抜けて (通って) います。

本品は漫画家の松本零士先生旧蔵品の中の一挺で、コルト型を模作した拳銃のコレクションは世界有数だったと思います。 (KK)(MM)

【登録証情報】
(種別: 管打式銃砲、全長: 26.5cm、銃身長: 15.0cm、口径: 0.85cm、銘文: 無銘)

【その他の情報】
令和5年8月10日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。 無可動実銃ではありません。 最近登録証が交付されたばかりの、安心して所持できる品です。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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