 |
|
|
|
 |
英国 William Wood 社製 上下二連小型火打石式拳銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃) |
|
 |
 |
|
 |
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
\990,000 |
商品番号
|
【9389】 |
英 名
|
English Over & Under Double Barrel Flintlock Pistol by Wood |
種 類
|
古式銃(登録証付)、東京店在庫品、Curio Magazine 記事候補、松本零士先生旧蔵品 |
国 名
|
イギリス |
時 代
|
第一次大戦前(〜1914) |
全 長
|
156mm |
口 径
|
12mm |
装 弾
数
|
2発 |
在 庫
数
|
限定1品 |
画像について
|
画像は現物です。 |
コメント
|
【英国 William Wood 社製 上下二連小型火打石式拳銃について】
英国で18世紀後期(1780年頃)に作られたとてもユニークな上下二連発の小型火打石式拳銃です。
上下二連の銃身は本体左側面の切り替えレバー(barrel selecting lever)を回す事によって、上下の火穴の位置が切り替わります。 レバーを水平にすれば上の銃身の火穴に点火され、レバーを垂直にすれば下の銃身の火穴が現れ、上の銃身の火穴は塞がって、引金を引くと下の銃身の火穴に点火されます。約250年前にこのようなシステムがあった事に驚きます。 ハンマーの後部にはスライド式のセーフティが備わっています。 本体の両側面には英国独特の軍の装備品を意匠化した彫刻が入っており、左側面の彫刻の中央には「WOOD」のメーカー刻印が入っています。トリガー・ガードには植物(花)を意匠化した文様が入っています。上下の銃身は2本ともにネジ込み式になって取外しが可能です。 この回して取り外しができる銃身はTurn-off Barrel と呼ばれます。 これはフレームと銃身が一体型の場合は銃口からパッチと呼ばれる布切れと一緒に弾を押し込んで装弾しますが、Turn-off Barrel の場合は銃身を外し、薬室に直接装薬を入れて口径より大きな弾を乗せて銃身を取り付けて使用します。 それによって銃口からの装弾よりも大きな初活力(Muzzle Energy)を得ることができます。
William Wood社はタヴィストック(Tavistock)のガンメーカーです。(MM)
【本個体の説明】
銃身と本体の鉄製部分は薄い表面錆がありますが、約250年前の機械ものと考えれば素晴らしい状態で残っています。
English Walnutと思われるグリップは僅かな使用感は感じられますが全く気にならない程度です。 グリップの背には楕円形の洋銀製プレートに元オーナーのイニシャルと「鉈を持ったライオンの家紋」が入っており貴族の持ち物であった事が判ります。小型ながら当時は画期的な構造でかなり高価な品だったことが想像できます。機関部左面に「WOOD」のメーカー刻印、銃身基部下面に「王冠にP」「王冠にV」のLondonプルーフ刻印、銃身と銃身基部にそれぞれ「1(下)」「2(上)」の合わせ番号が入っています。
本品は漫画家の松本零士先生のコレクションの中の一挺です。流石、日本一のコレクターの旧蔵品と言える珍しい機能が付いた希少品です。 (MM)
【登録証情報】
(種別: 火打石式銃砲、全長: 15.6cm、銃身長:4.3cm、口径:上下1.2cm、銘文: WOOD)
【その他の情報】
令和5年8月10日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 最近交付されたばかりの安心して所持できる品です。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
 |
|
|
 |
|
 |
|
 |
|  |