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和製 カニ目打式単発拳銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃) |
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価格(税込)
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\1,100,000 |
商品番号
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【9382】 |
英 名
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Japanese made Pin-fire Single Shot Pistol |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、松本零士先生旧蔵品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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235mm |
口 径
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7mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【和製単発ピン打式拳銃について】
幕末に国内で製造された珍しいカニ目打式(ピン打式)の短銃です。 サイズは全長235mm、銃身長113mmの一見和製のドンドル銃と見間違えるような外見とサイズです。 しかしながら、本体(機関部=レシーバー)部分は真鍮製なっており、銃身が鉄製であることから銃身が分離式であることが容易に判断できます。 管打式ですと通常は本体と機関部が一体(または完全に接続状態)であることから銃身後部から装填する後装式です。 さらに銃身後部上方にカニ目打ち式の薬莢のピンが出る穴(切り込み)が見られ、ハンマーがそれを叩く構造からピン打ち式であることが判ります。 真鍮製の本体、鉄製の銃身やハンマー、板バネに至るまで和風の唐草文様を片切彫りで施されています。
和銃としては珍しく撃鉄にはハーフ・コック位置とフル・コック位置が設けられています。 本品の銃身は鉄製の八角銃身で、フロント・サイトには三角形で先端に真鍮製の小粒(小さな球形)のサイトが別部品として取り付けられています。グリップは和銃らしい角度で大きく下方に折れ曲がった木製(硬質のウォルナット製?)です。リアサイトは元々設けられていません。
江戸時代後期に火縄銃型の管打式馬上筒が作られ、その後洋式銃を模した管打式ドンドル銃が多く作られ国産拳銃はその後の規制もあり製造は殆どされなくなりました。国内でピン打ち式を使用した期間は極僅かで、ヨーロッパから輸入されたピン打ち式のルフォーショーリボルバーを多く使用した経緯から弾薬の補給も容易で当時としては最先端のピン打ち式を模造したと考えられます。 サイズ的に護身用として使用されたと思われます。 弊社では過去に非常によく似た形状の単発ピン打式拳銃を扱ったことがあり、本品を含め「欧米製の見本になる銃」があったと考えられます。(MM)
【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) を含む鉄部は白磨きになっており火縄銃とは全く異なる仕上がりで、当時の一般的な仕上げで欧米の影響を強く受けたものです。 銃身は一部に表面錆は見受けられるものの、大きな欠損等は見受けられず、総じてしっかりとした状態が保たれています。
木製グリップについては元々の材質の良さもありますが非常にしっかりとした美しい状態が保たれています。 銃身以外の鉄製部品については僅かな曇りは見受けられるものの、当時と変わらない輝きを保っています。各部品の取り付けもがたつきもなくしっかりとしています。 全体的な作りから幕末に海外から工作機械が輸入された頃の日本製とは思えない作りです。機関部の作動については問題なく、撃鉄を起こした際のロックは掛かり、トリガーを引くと撃鉄が落ちます。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) います。
洋式銃の影響を受けながらも、日本独自の形状を残しています。本品は漫画家の松本零士先生の洋式古式銃コレクションの中の一挺です。和製の洋式古式銃も一通り集めておられた事が判る品です。( (MM)
【登録証情報】
(種別: ピン打ち式銃砲、全長:23.5cm、銃身長:11.3cm、口径:内0.7/外1.5cm、銘文: )
【その他の情報】
平成元年9月21日に埼玉県教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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