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【TKS/D】和製 真鍮製管打式 喇叭短銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【9377】 |
英 名
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Japanese-made Tanegashima Style Brass Percussion Blunderbuss |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、東京店在庫品、【TK】、松本零士先生旧蔵品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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298mm |
口 径
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40,5mm (外径) |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【和製 真鍮製管打式 喇叭短銃 について】
幕末に国内で製造された銃身と本体が真鍮で作られた管打式の比較的大型の短銃です。 サイズは全長298mm、銃身長156mmとなっており、馬上筒に相当するサイズの品ですが、銃床以外は洋式を真似た火縄銃の馬上筒とは全く異なる雰囲気の品です。 撃鉄は親指を掛ける部分 (ハンマー・スパー) がない、バー・ハンマーと呼ばれる洋式銃からの影響を受けたと思われますが、本品の作動はシングル・アクションのみとなっています。 これは恐らく洋式銃の図だけを見て構造が全く判らない状況で作られたためと思われます。 銃床は和製の火縄銃と同様の形状ですが、本体と銃身は洋式の影響を多分に受けています。 和銃らしく撃鉄にはハーフ・コック位置は元々設けられていません。 本品の銃身は八角銃身 (オクタゴン・バレル) で、銃口から4,5cmの間が見事に開いた喇叭 (ラッパ) 型です。 銃口部はラッパ型、銃身の中央は八角銃身、銃身中央から後端が和製のドンドル銃で見かける「靴」のような形状をしています。 この「靴」形の部分と喇叭部分には作域の良い「磯辺の小蟹の群れ」の緻密な片切彫で施されており、蟹の目は銀粒になっています、江戸金工の技を感じてれます。 近距離での使用を想定しているためか、目当 (サイト) は設けられていません。 銃身と銃床の固定は全てネジとなっており、火縄銃的な造りのイメージは全くありません。 撃鉄とパーカッション・ニップル及びその基部が鉄製となっています。薬室部分の強度を確保するため大きく張り出した形状が「靴」に似て洒落ています。 グリップは黒檀のような黒っぽい硬質の木製で、火縄銃の台カブのような形状をしています。 グリップのカーブは緩やかに下方に曲げられた、和製の馬上筒と同様の形状となっており、重い銃身と本体を意外にも安定してグリッピングできます。 本銃の銃床右側面には携帯用の吊環が付いています。 引金は西日本の火縄銃によく見られる後部が丸くなった(1/4円形)です。
撃鉄後部には引金軸の頭が覗く窓が空いていますが、カラクリを極力簡潔かつ堅牢な構造に纏める設計が見て取れます。 (MM)
【本個体の説明】
本品の銃身や本体といった真鍮部分は、適度な時代が付いた良い雰囲気となっており、銃身に施された彫刻もはっきりと確認出来、蟹の目の部分に施された銀粒の装飾もほぼ残っています。 鉄製の撃鉄についても、やや経年による時代錆や若干の表面錆痕が見られるものの、現状大きな欠損等は見受けられません。 木製のグリップについては、アッパー・タング後方に僅かにヘアライン・クラックが見られる他は、現状目立った破損等は見受けられず、概ね良好な状態が保たれています。 グリップは取り付けに僅かに遊びが見られます。
作動については完全で、撃鉄を起こした際のロックはしっかりと掛かり、引金を引くと撃鉄がスムーズに落ちます。 パーカッション・ニップルは現状目立った変形や欠け等は見受けられません。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。
品は漫画家の松本零士先生のコレクションの中の一挺です。 和洋折衷の形状に喇叭の銃口部「蟹」の文様が独特な他にはない一挺です。
(KK)(MM)
【登録証情報】
(種別: 管打式銃砲、全長: 29.8cm、銃身長: 15.6cm、外径: 4.05cm、銘文: 無銘)
【その他の情報】
令和5年8月10日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。 無可動実銃ではありません。 最近交付されたばかりの安心して所持できる品です。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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