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ベルギー製 ルフォーショー 6連発 9mm 中型拳銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#29) no.11  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【9369】
英  名
 Belgian Lefaucheux 6 shot 9mm Pinfire Revolver
種  類
 古式銃(登録証付)、大阪店在庫品、松本零士先生旧蔵品
国  名
 ベルギー / フランス
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 224mm
口  径
 10mm
装 弾 数
 6発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ベルギー製 ルフォーショー 6連発 9mm 中型拳銃 について】
ルフォーショー (ル・フォーショウ=Lefaucheux) リボルバーは、フランスのガンスミスであったカジミール ルフォーショー (Casimir Lefaucheux, 1802-1852) によって発明されたピン・ファイア式 (カニ目打ち式) の金属製薬莢を使用するリボルバーです。 ルフォーショー・リボルバーはフランスやベルギーで1850-70年代に多種多数製造された他、英国、ドイツ、スペインでも極少数が製造されました。 また、1858年にはフランス軍が初の金属製薬莢を使用するリボルバーとしてルフォーショー・リボルバーを採用しました。
ルフォーショー リボルバーには、5連発から20連発までの非常に多くのバリエーションが存在し、銃身についても、銃身長3cmほどのラウンド・バレルから15cm以上のオクタゴン・バレルまで様々なタイプが製造されました。 用途についても多岐にわたり、大型で無骨な軍用モデルから全体に彫刻の入った小型の護身用までバリエーションが豊富です。 ピン・ファイア式銃器は、当時のヨーロッパではスタンダードな種類でしたが、パテントの関係によるものか、アメリカでは余り生産されませんでした。 ルフォーショー・リボルバーは、当時ヨーロッパにおいてピン・ファイア拳銃の代名詞となり、リム・ファイア式カートリッジが普及するまで、フランスやベルギー製の品が他のヨーロッパ諸国やアメリカ、日本など世界各国に輸出されました。 特に幕末期には多くの種類のルフォーショー拳銃が日本国内に入っています。
本品は形状からベルギーで製造されたと考えられるルフォーショー・タイプのピン・ファイア式リボルバーです。 口径は9mmとルフォーショーとしては中間的なもので、全体にポケット・モデル程ではないものの、やや小ぶりな作りとなっています。 また、トリガーも折り畳み構造となっている事から、護身用として作られた実用的な品と考えられます。 本品はトリガーを引くとシリンダーが回転しながらハンマーが持ち上がり撃発するダブル・アクションの他、ハンマーを指で起こしてコックしてからトリガーを引いて撃発するシングル・アクションの2つの方式で作動します。 装弾数は6発で、銃身はラウンド・バレルとなっていますが、基部のみオクタゴン (八角) 形状となっています。 独立したリア・サイトは備えておらず、ハンマー先端にリア・サイトとして用いる為のVノッチを備えています。
ルフォーショー リボルバーはバリエーションが豊富で、アメリカ製リボルバーよりも手頃な価格帯のため、コレクションとしても魅力的な分野です。 ピンファイア式は、日本では「カニ目打ち式」と呼ばれ、最も初期の金属薬莢を使用する発火方式の銃です。 パーカッション (管打ち式) に比べて、装薬や弾頭、雷管が脱落する恐れがないという長所がありました。 シリンダーはセンター・ファイア式のように完全に前から後ろまで貫通した後装式ですが、旧式の金属薬莢を使用し、現代の実包は使用できないため、現代銃に近い構造を持ちながらも、国内では古式銃として合法的に所持が可能です。 (KK)

【本個体の説明】
本品の銃身やシリンダーの後部には「29」のシリアルNo.が入っており、トリガーにも「29」と思われるシリアル No.が確認出来ます。 本品にはそれ以外には刻印等は確認出来ませんが、形状及び構造からベルギーで製造された品と考えられます。
本品は全体に時代が付いた良い雰囲気となっており、銃身やフレーム、シリンダーといった金属部は全体にやや打ち傷や時代錆の他、一部に若干の朽込み痕が見受けられますが、現状大きな欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 銃身とフレームの取り付けには僅かに遊びが見られます。 木製 (ウォールナット製) のグリップについても、やや打ち傷や角の部分に若干の摩耗が見られるものの、大きな破損等は見られず、表面のチェッカリングも比較的良好に残っています。
作動については概ね良好で、ハンマーを指で起こしてのシングル・アクション及びトリガーを引いてのダブル・アクションを行った際にはシリンダーが正常に回転します。 尚、本銃の構造上、ハンマー動作後に稀にトリガーが完全に前方に戻りづらい場合がございます。 このような場合は、トリガーを後方から押すとトリガーが所定の位置に戻り、再び動作が可能となります。 ローディング・ゲートやエジェクター・ロッドの機能についても問題ありません。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、やや表面錆は見られるものの、ライフリングも比較的はっきりと確認出来ます。
松本零士先生のコレクションの中で、数少ない小型〜中型のルフォーショーです。 松本先生の旧蔵品のリボルバーの中で最もお値打ちの品です。 (MM)

【登録証情報】
(種別: ピン打ち式銃砲、全長: 22.4cm、銃身長: 10.2cm、口径: 1.0cm、銘文: 無銘)

【その他の情報】
令和5年8月10日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 松本零士先生の旧蔵品です。 最近登録証が交付されたばかりの安心して所持できる品です。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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