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US コルト M1861 ネービー リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃、極初期生産品、#722) no.4 |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【9364】 |
英 名
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Colt M1861 Navy Revolver, Early production |
種 類
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古式銃(登録証付)、東京店在庫品、松本零士先生旧蔵品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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322mm |
口 径
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9,5mm |
装 弾
数
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6発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【コルト M1861 ネービー リボルバー について】
サミュエル・コルト社 (Samuel Colt、現在のColt Firearms社) で1861年頃から1873年頃まで製造された、管打ち式のシングル・アクション・リボルバーです。
本銃は.36口径のコルト M1851 ネービー リボルバーの後継モデルで、銃身がM1860 アーミー リボルバーと同様の流線形のラウンド・バレルとなり、ローディング・レバーもM1860 アーミー リボルバーと同様の回転軸のネジが不要な "Creeping Lever" と呼ばれるタイプとなっている以外は、従来のM1851 ネービー リボルバーと同等のスペックとなっています。 このローディング・レバーは当時コルト社の製造監督であったElijah King Rootによりデザインされたものです。 コルト M1861 ネービー リボルバーは、全て7 1/2インチ銃身となっており、銃身長の正式なバリエーションは存在しません。 トリガー・ガードは基本的に大型の真鍮製ですが、大型の鉄製トリガー・ガードもごく少数ながら存在します。 バック・ストラップについても大半は真鍮製ですが、こちらもごく少数ながら鉄製の物が確認されています。 尚、M1861 ネービー リボルバーの発売当初、シリンダー表面に肉抜きの溝が設けられたフルーテッド・シリンダーのタイプと溝のないラウンド・シリンダーの2種類が同時に製造されたと考えられていますが、フルーテッド・シリンダーの生産数は約100挺程に留まり、現存数は非常に少なくなっています。 ラウンド・シリンダーのシリンダー表面には、M1851 ネービー リボルバーと同様に、1843年のカンペチェ海戦 (Naval Battle of Campeche) でテキサス海軍がメキシコ海軍を破る場面がエングレービングされており、M1851 ネービー リボルバーとM1861 ネービー リボルバーの間でシリンダーの互換性があります。 尚、大半のM1861 ネービー リボルバーでは、フレーム右側面のキャップ・カットアウトと呼ばれる切り欠きにキャップ・グルーブと呼ばれるパーカッション・ニップルの装着を容易にする為の溝が設けられていますが、フルーテッド・シリンダーの個体及びごく一部のラウンド・シリンダーの個体はキャップ・グルーブを備えていません。 また、ごく少数 (約100挺程度) ではあるものの、M1860 アーミー リボルバーと同様に、M1861 ネービー リボルバーにも着脱式のストック用の切り欠きを備えた個体も製造されました。
コルトM1861 ネービー リボルバーは、合計38,843挺が生産され、その内約28,000が南北戦争中 (1861年-1865年) に生産されました。 本銃は南北戦争中、合衆国陸軍及び海軍により調達・使用されましたが、調達数については文献によりばらつきが見られます。 また、イリノイ州やコネチカット州等の州民兵も相当数のM1861 ネービーを調達したと言われています。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品はシリアルNo.が722とM1861 ネービー リボルバーの中でも極初期に生産された品で、シリアルNo.からM1861 ネービー発売当初の1861年 (万延元年-万延2年、文久元年) に製造された品である事が判ります。 シリンダーはラウンド・シリンダーとなっており、トリガー・ガード及びバック・ストラップは真鍮製、フレームはストック用の切り欠きのないスタンダードなタイプとなっています。 銃身上面には非常に薄くなっていますが、「- ADDRESS COL. SAML COLT NEW-YORK U.S. AMERICA -」のメーカー・アドレス刻印が確認出来ます。 シリンダー表面のカンペチェ海戦 (Naval Battle of Campeche) の場面のエングレービングはほぼ完全に消えており、パテント刻印やシリアルNo.刻印についても確認出来なくなっています。 フレーム左側面の「COLTS PATENT」の刻印については、一部薄くなっていますが判読は可能です。 トリガー・ガード基部左側面の「36 CAL」の刻印については、現状「CAL」部分のみ確認出来ます。 本品のシリアルNo.は、銃身、フレーム、トリガー・ガード、バック・ストラップ、シリンダー軸でマッチしています。
本品の銃身やフレーム、シリンダーといった金属部は、全体に使い込まれた良い雰囲気となっており、打ち傷や経年による褪色、時代錆及び表面錆痕が見られますが、大きな欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 真鍮製のトリガー・ガードやバック・ストラップについても、やや磨かれており、打ち傷等は見られるものの、現状目立った変形や腐食は見受けられません。 オリジナルの木製 (ウォールナット製) グリップについては、若干の打ち傷及び角の部分の擦れが見られる他は、大きな破損なども見られず、グリップ・フレームへの取り付けもがたつきもなくしっかりとしています。 ローディング・レバーは左右に若干の遊びが見られるものの、操作自体は問題なく、キャッチもしっかりと掛かります。 銃身とフレームの取り付けについては現状がたつきは殆ど見られず、シリンダーの前後の遊びについても十分許容レベルです。 作動については問題なく、ハンマーのハーフ・コック及びフル・コックもしっかりと掛かります。 フル・コック位置でトリガーを引くことによりハンマーがスムーズかつ力強く落ちます。 銃身内は銃口から薬室まで完全に抜けて (通って) おり、やや表面錆は見られるものの、ライフリングも比較的はっきりと残っています。 シリンダーのパーカッション・ニップルについても大きな欠けや変形等は見受けられず、概ね良好な状態が保たれています。 (KK)
【登録証情報】
(種別: 管打式銃砲、全長: 32.2cm、銃身長:19.0cm、口径:0.95cm、銘文: ADDRESS COL.SAML COLT NEW.YORK U.S.AMERICA / COLT PATENT(frame))
【その他の情報】
令和5年8月10日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。 無可動実銃ではありません。 最近登録証が交付されたばかりの安心して所持できる品です。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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