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@コルト M1855 リボルビング・ショットガン (登録証付、.75口径 スポーティング ハーフ・ストック・モデル)  
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価格(税込)
 \6,600,000
商品番号
 【9347】
英  名
 Colt M1855 Revolving Shotgun, .75 cal. (10GA) Sporting Model
種  類
 古式銃(登録証付)、散弾銃、東京店在庫品、X候補、松本零士先生旧蔵品
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,260mm
口  径
 19mm (.75 cal.、10GA)
装 弾 数
 5発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【コルト M1855 リボルビング・ショットガン (.75口径 スポーティング ハーフ・ストック・モデル) について】
コルト "ニュー・モデル" リボルビング ライフルとも呼ばれる、コルト社が1855年から1864年頃にかけて製造した初期の連発式ライフルです。 コルト ニュー・モデル リボルビング・ライフルは、機構的にはElisha K. Rootの設計によるコルト M1855 サイド・ハンマー ポケット・リボルバーを拡大したもので、.36口径、.40口径、.44口径、.50口径、.56口径といった口径の異なる様々なモデルが存在し、さらに15インチから30インチまでの銃身長の異なるライフル・モデル及びカービン・モデルが軍用若しくはスポーツ用として製造されました。
コルト ニュー・モデル リボルビング・ライフルには、製造時期に応じて各部の異なるバリエーションが存在します。 当初.36口径で銃身長が21インチから30インチのスポーツ・モデルのみが発表されましたが、その後15インチ及び18インチの銃身を持つカービン・モデル等がラインナップに加わりました。 初期の.36口径 ニュー・モデル リボルビング・ライフルには、バレル・ラグの左側面もしくは極めて稀に右側面に潤滑装置が設けられていました。 これは発射時の残渣の発生を抑える為に、装填後の弾丸表面に潤滑油もしくはグリースを塗布するものでした。 また、初期生産品の.36口径 M1855には他にも銃身に沿ってクリーニング・ロッドが取り付けられていた他、トリガー・ガード前方及び後方に指掛け用の突起が設けられているのも特徴です。 この指掛けは、シリンダー・ギャップ等から漏れ出る発射ガスが添え手に当たらないように銃を構える事を可能にする為のものでした。 当初コルト社では.36口径モデルを軍用向けに供給する事を狙っていましたが、軍用としては.36口径は威力不足であると判断され、その後1855年後半に口径を拡大した.44口径モデルが開発されました。 .44口径モデルは.36口径モデルとは異なり、前述の潤滑装置及び銃身側面に装備されるクリーニング・ロッドは省略されました。
.44口径のコルト ニュー・モデル リボルビング・ライフルは、1856年に米陸軍から101挺の発注を受け米軍が初めて採用した連発式ライフルとなりました。 この米軍が発注したモデルは、銃身長が30インチで、フォア・エンドが前部まで伸びたフル・ストックのタイプでした。 米軍では1858年にさらに300挺の発注を行い、実地試験に投入されました。 コルト社ではその後、更に口径を拡大した.56口径のモデルの開発を1856年春に開始し、1858年から本格的に生産しました。 この.56口径モデルは、口径の拡大に伴いフレーム・サイズが大型化されていた他、装弾数も5発に変更されました。 シリンダーは大型化に伴う重量の増加を低減する為、軽量化の為のフルートがシリンダー表面に設けられました。 その後、1859年には米海軍のトライアルに向けて、フレーム・サイズを更に拡大して口径を.65口径としたモデルも開発されました。
スポーティング・モデルについても同様に各種口径のモデルが製造され、銃身下部の銃床 (フォア・エンド) が銃身の半分程度の長さのハーフ・ストック・モデルに加えて、フォア・エンドが銃口付近まで延びているフル・ストック・モデルが製造されました。 また、派生モデルとして.60口径 (20GA) 及び.75口径 (10GA) のリボルビング・ショットガンも開発され、1860年から1863年頃にかけて約1,100挺が製造されました。
M1855は一旦全弾を発射してしまうと再装填に時間がかかった他、射撃時に銃本体の隙間等に付着していた火薬の残渣に引火し、全てのシリンダーから弾丸が発射されてしまうチェーン・ファイアが起こる危険性があるといった、リボルビング・ライフル特有の欠点が存在しました。 また、チェーン・ファイアが発生しない場合でも、発射時に鉛の断片がシリンダー前方に添えた射手の手首等に向けて飛び散るといった問題も存在した為、軍用、民間用ともに大きな成功を収めるには至りませんでした。 南北戦争勃発時には軍から追加発注が行われましたが、実戦部隊からは早々に引き上げられてシャープス M1859 カービン等に置き換えられる事となりました。 1855年から1864年にかけて製造されたコルト "ニュー・モデル" リボルビング・ライフルの生産数は、全バリエーションを合わせても僅か13,000挺程度であったと言われています。 (KK Updated)

【本個体の説明】
本品は.75口径 (=19.05mm、10GA) リボルビング・ショットガンです。 シリンダーの装弾数は5発となっています。 本品は銃身長が30インチ (763mm) の最も大型のモデルです。 フォア・エンドが銃身の途中までのハーフ・ストック・タイプのスポーティング・モデルです。 銃身下部にはさく杖固定用の金具が取り付けられており、先端に真鍮製のボタン型金具が付いた長さ約50cmのさく杖の取り付けが可能となっています。 フォア・エンド先端部には真鍮製のエンド・キャップが取り付けられており、トリガー・ガードは鉄製となっています。 ショットガンのため、フロント・サイトはビード・タイプとなっており、独立したリア・サイトは取り付けられていません。 本品のフレーム上面には「COL. COLT HARTFORD CT. U.S.A.」のメーカー刻印が入っています。 また、本品のフレーム左側面には一部薄くなり判読が難しくなっていますが、「COLT'S PATENT」の刻印が確認出来ます。
本品の銃身やフレーム、シリンダーといった金属部はやや経年による褪色や表面錆痕の他、一部に朽込み痕が見受けられるものの、全体としては大きな欠損等も見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製のフォア・エンドやバット・ストックについては、やや打ち傷や線傷が散見される他、アッパー・タング周辺の木部にややひびの補修痕や欠けが見受けられ、バット・プレート周辺の木部にも若干のひびが見られます。 作動については、ハンマーのハーフ/フル・コックもしっかりと掛かり、フル・コック位置でトリガーを引くとハンマーが力強く落ちます。 ハンマーの操作に合わせて大型のシリンダーが正常に回転します。 銃身内は若干の表面錆は見られるものの、銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) います。 尚、シリンダーのパーカッション・ニップルはやや表面錆や若干の欠けが見受けられます。
米国でも希少価値の高いコルト M1855 リボルビング・ショットガンもコレクションされていたとは驚きです。 さすが日本一の洋式古式銃コレクターです。(MM)(KK)

【登録証情報】
(種別: 管打ち式銃砲、全長: 126.0cm、銃身長76.3cm、口径1.9cm、銘文: COL COLT HARTFORD. CT. USA)

【その他の情報】
令和5年8月10日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約160年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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