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ベルギー リエージュ工場製 ルフォーショー 6連発 リボルバー (登録証付古式銃、奇兵隊 高杉晋作、#88651)  
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価格(税込)
 \2,750,000
商品番号
 【9345】
英  名
 Lefaucheux Type 6 shot D/A Pinfire Revolver
種  類
 古式銃(登録証付)、松本零士先生旧蔵品
国  名
 ベルギー / フランス
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 275mm
口  径
 9mm
装 弾 数
 6発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ルフォーショー 6連発 ダブル・アクション リボルバー 「騎兵隊 高杉晋作」について】
松本零士先生著の「零士のメカゾーン」P.227に描かれた「ルフォーショー・リボルバー」そのものです。「零士のメカゾーン」にイラストで描かれている品と全く同じで「奇兵隊 高杉晋作」の文字がグリップに入っているのが特徴です。 また 松本先生著の「陽炎の紋章」の「第一巻 新選組の影」の漫画内(P.51からP.59)に非常に詳しく、「第四巻 昼間の梟(ふくろう)」の漫画内(P.86からP.87)に本銃が登場します。 松本零士先生はWikipediaにも書かれているほど「古式銃蒐集家」としては有名で、零士先生ファンには見逃せられない一挺です。

【ルフォーショー リボルバー全般について】
ルフォーショー(ル・フォーショウ=Lefaucheux) リボルバーはフランスのガンスミスであったカジミール ルフォーショー(Casimir Lefaucheux, 1802-1852) によって発明されたピン・ファイア式(カニ目打ち式)の金属製薬莢を使用するリボルバーです。 フランス、ベルギーで1850-70年代に主に民間用として多種多数製造された他、英国、ドイツ、スペインでも極少数が製造されました。1858年にはフランス軍初の金属製薬莢を使用するリボルバーとして軍用に採用されました。

本品はベルギー軍用で、ベルギーのリェージュ検査工廠のプルーフ・マークが入っています。 ルフォーショー リボルバーは5連発から20連発までの非常に多くのバリエーションがあります。 銃身も3cmほどのラウンド・バレルから15cm以上のオクタゴン・バレまで色々な銃身長がありました。 用途も色々で、大型の無骨な軍用モデルもあれば、全体に彫刻の入った小型の護身用までバリエーションが豊富です。 ピン・ファイア式の生産はパテントの関係でしょうか、ヨーロッパではスタンダードな種類でしたが、アメリカでは余り生産されませんでした。 当時ルフォーショーはピン・ファイア拳銃の代名詞で、リム・ファイア式が普及されるまで、フランス、ベルギーからヨーロッパ各国を始め、アメリカ、日本など世界各国に輸出されました。 特に幕末期には多くの種類のルフォーショー拳銃が日本国内に入っています。 本品は銃身長14mmのラウンド・バレル・モデルで、幕末時に指揮官の自衛火器として人気のあった品です。 ルフォーショー リボルバーはバリエーションが多く、アメリカ製リボルバーよりお手頃な価格帯ですので、それだけを集めるには面白い分野です。

   ピン・ファイアは日本ではカニ目打ち式と呼ばれる最も初期の金属薬莢を使用する発火方式の銃で、パーカッション(菅打ち式)に比べて装薬や弾頭、そして雷管が脱落する心配もない長所がありました。 シリンダーはセンター・ファイアのように完全に前から後ろまで貫通した後装式です。 しかし現代実包が使用出来ない旧式の金属薬莢を使用する為、最も現代銃に近い構造をしているのにも拘らず、国内で唯一合法的に所持できる古式銃となっています。 (MM)

  【本個体の説明】
本銃はどちらかと言えば大型の部類に入るダブル/シングル・アクション両用の品です。やや細見ですので、全長の割には重量比較的軽いです。 口径は9mmで、一般的なルフォーショーの口径である9mm弾(ダミーカートで確認済)が入ります。 本体の鉄の部分は当時のブルー仕上げが一部に残った、再仕上げされていないオリジナルの状態です。 銃身長157mmのラウンド・バレルになっています。 フレーム、トリガーガード、グリップ・フレームなどにオリジナルのハッキリとした唐草模様の彫刻が入っており、軍用銃をベースに装飾性を加味した上級将校用若しくは資産家の持ち物だったと思われる美しい品です。薬室左側面に「E.LEFAUCHEUX, BREVETÉ」の特許刻印、シリンダー前面に「M」の刻印、シリンダー側面には「E.LG☆」のリェージュ・プルーフ・マークと「王冠にG」の刻印が入っています。 また、銃身基部左側面のシリンダー・スクリュー横にも「王冠にG」の刻印が入っています。フレーム左側面(前部と後部にまたいで)に小さいですが「88651」のシリアル番号がハッキリと入っています。 右側面の装弾孔にはピースメーカーような蓋(Loading Gate)が付いており、その当時ポピュラーだった管打式拳銃より遥かに早く装弾が可能でした。 Loading Gateの開閉用ロックはフレーム側面に付いたL字型板バネを使用し軍用にも適した堅牢さが加えられています。
表面仕上げには経年の時代感が多少あり、一部に朽込錆がありますが、不自然さが全くない歴史を感じさせる古式銃独特の味わいがあります。 銃そのものは非常にしっかりとした、ガタの全くないキッチリとした造りです。 銃身基部のシリンダー軸を左から固定しているネジ山(このネジが付いている品も少ないです)だけに僅かな傷みがあります。 エジェクション・ロッドが銃身右下に装着されており、空薬莢を装弾孔から容易に排出出来るようになっています。 エジェクション・ロッドのオリジナルの板バネも珍しく完全に機能しています。

分解方法は「銃身基部のシリンダー軸を左から固定しているネジ」緩め、その下の「銃身基部とフレームを前方から留めているネジ」を外して分解します。 銃身を外してもシリンダー軸はフレーム側に残る構造です。 「銃身基部のシリンダー軸を左から固定しているネジ」の山にはやや傷みが見られるため、約90°程度回転させることで抜くことが出来ます。 戻す際はネジ山のさらなる破損を避けるため、同様に90°以上締め込まないことをお勧めします。
全体的な程度は古式銃としてはとても良い状態です。 作動は完全良好でハンマーを起こしてシングル・アクション、そのままトリガーを引いてダブル・アクション、どちらもシリンダーが歯切れ良く回転します。 ハーフ・コックは元々備えられていない構造です。 銃本体と時代的にマッチしたオリジナルの黒っぽい仕上げのウォルナット製グリップも完全です。チェッカーリングも残っている事に加え、葉模様のエングレービング施された高級感のある品です。 グリップ・パネル右側に「騎兵隊 高杉晋作」の彫り込みがあります。 高杉晋作は、幕末の長州藩士で、身分制度にとらわれない奇兵隊を創設した人物です。 掘り込みの真偽は弊社では確証はありませんが、松本零士先生のイラストにもハッキリと入っており、松本先生ご自慢の品でした。
銃身内はライフリングが深く刻まれており最後まで(全て)抜けています。 鉄の銃把(バック・ストッラップ)にも唐草模様の彫刻が入っています。 そして銃把下部には二十六年式拳銃と同じような落下/紛失防止のランヤード(吊り紐)を取り付けるリングが付いています。 これも軍用ルフォーショー リボルバーの特徴です。松本零士先生ファンには絶対にお勧めの一挺です。 (TK)(MM)

【登録証情報】
(種別: ピン打ち式銃砲、全長: 27.5cm、銃身長15.7cm、口径0.9cm、銘文: E. LEFAUCHEUX IM YABREVETE)

【その他の情報】
令和5年8月10日に東京教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた可動する実物の古式銃です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。 無可動実銃ではありません。
160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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