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価格(税込)
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\143,000 |
商品番号
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【9326】 |
英 名
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Suomi M44 Sub Machinegun |
種 類
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短機関銃、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2024年 冬 |
国 名
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フィンランド |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦、第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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825mm(625mm) |
口 径
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9mmx19 |
装 弾
数
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71/50/36発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【スオミ M44 短機関銃 について】
1944年にフィンランドで採用された短機関銃で、フィンランドでの制式名はKP m/44 (Konepistooli malli 1944) です。 一見して判る通り、ソ連のPPS-43短機関銃を元に設計されており、本体にプレス加工が多用されている点も同様です。 継続戦争中にフィンランド軍はソ連軍が装備していたPPS-42及びPPS-43短機関銃を鹵獲し、その生産性の高さに大きな関心を持った事から、自国でもこれらをコピーしてプレス加工を多用した短機関銃を開発する事になりました。 スオミM44短機関銃の基本構造はPPSと同様でしたが、使用弾薬のみ当時フィンランド軍制式であったスオミKP/-31短機関銃とマガジンを共用する為、9mm×19弾へと変更されています。 この新型の短機関銃は銃身、ボルト及び木製グリップを除くほぼ全ての部品がプレス加工により製造されており、従来のスオミKP/-31短機関銃に比べて製造コストの低減及び生産時間の短縮が可能となりました。 また、本体重量も大幅に軽減されています。 フィンランド国防軍は1944年8月に2万挺のスオミM44短機関銃の発注をOy Tikkakoski Abに対して行いましたが、その後戦争の終結に伴い、発注数が1万挺へと減らされる事となりました。 スオミM44短機関銃は第二次世界大戦中に実戦に投入される事はありませんでしたが、フィンランド国防軍では1970年代まで訓練用として使用されました。 また、フィンランドの国境警備隊の他、国連軍部隊でも第二次中東戦争時に使用されました。 第二次世界大戦後、Oy Tikkakoski Abの大株主であったドイツ人のWilli DaugsはスオミM44短機関銃の設計図面を持ってスペインへと渡り、M44を基にLudwig Vorgrimmlerが再設計した短機関銃の発展型であるDUX-53短機関銃がオビエド造兵廠で製造されました。 DUX-53は西ドイツの国境警備隊でも採用された他、西ドイツで改修されたモデルがドイツ連邦軍でも使用されました。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品の機関部後端にはシリアルNo.及びフィンランド軍を示す「SA」刻印の他、造兵廠の刻印が入っています。
本品は全体に適度な使用感が見受けられ、金属部はやや打ち傷や擦れの他、マズル・ブレーキ内側の表面的な腐食など一部に仕上げが落ちて金属の仕上げが落ちている箇所が見受けられるものの、大きな破損や欠損等は見受けられず、オリジナルのブルー仕上げが大部分に残っています。 リア・サイトの基部周辺にもやや目立つ擦れがありますが、大きな破損はなく外観を損ねるようなダメージは見受けられません。
木製のグリップも金属部に合ったコンディションで、若干の打ち傷等は見られますが、取り付けはガタつき等も見られずしっかりとしています。 折り畳みストックの展開はスムーズに行う事が可能で、展開時の遊びも十分許容レベルです。 リア・サイトの切り替えについても問題なく行う事が可能です。 セレクター・レバーはクリック感があります。 付属の36連箱型マガジンはブルー仕上げが良好に残っており、本体への着脱もスムーズに行う事が可能です。 尚、マガジン・スプリングは入っていません。
トリガーが溶接固定され、ボルトが開いた位置で固定された新加工品です。 (YS)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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