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火縄銃 東日本二匁五分士筒 梅花揃金物 (無銘、銃砲刀剣類登録証付古式銃) (野)�� |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
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商品番号
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【9257】 |
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英 名
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Japanese Matchlock Musket, made in Eastern Japan |
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種 類
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古式銃(登録証付)、単発、大阪店在庫品、✕、重量 |
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国 名
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日本 |
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時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
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全 長
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1,282mm (実測) |
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口 径
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12mm (実測11.6mm) |
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装 弾
数
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単発 |
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在 庫
数
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SOLD OUT |
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画像について
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画像は現物です。 |
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コメント
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【火縄銃 東日本二匁五分士筒 梅花揃金物 (無銘)について】
本品は全長1,282mmと火縄銃の細筒(小筒)としては標準的ですが重量が約4.2kgのずっしりとしたもので、口径は二匁五分(実測11.6mm)となっています。 細筒は主に狩猟用や標的射撃用として使用されましたが、本品は細筒より士分(侍)が戦に備えた士筒と思われます。 尚、銃身は無銘となっていますが、東日本、強いて言えば関東以北で使われた銃ではないでしょうか。 明らかに西日本の筒とは様相が異なっています。 非常に垢抜けた作域の一挺です。
本品の銃身は後方に向かってやや広がった形状の八角銃身で、銃口部は東北地方に多い芥子より長い筋立された辣韭(らっきょう)柑子になっています。 辣韭柑子の直ぐ後ろに真鍮製の縁に線が入った玉縁が銃のアクセントになっています。八角銃身の上面が一段高くなっており、その両側面は丸みを帯びた非常に手の凝った見事な筒で、無銘なのが不思議です。 無銘の品が多かった江戸時代中期まで時代が上るのではないでしょうか。 先目当は長方形の代に載った真鍮製の三角形で、元目当は後半分は「筋割」で前半分が臼を半分に割ったような今までに見たことない凝った造りになっています。 目釘穴の飾り金具は左右合計10ヵ所(5本)ありますが、実際は目釘は3本で、2本は飾りで目釘にはなっていません。 銃身は銃床に対して3か所の目釘により固定される構造となっています。 目釘穴の飾り金具やカラクリの鋲裏金、用心金基部を梅花を象った飾りで16ヵ所統一されており、火縄消しの周囲の飾り金具も大型ですが同じ梅花が施されています。またこれらの花弁には茶系の漆を入れた非常に美しいものになっています。 幅広(22.6mm)の胴金が付いています。 カラクリは蟹目なき外カラクリで、カラクリの蟹の目隠しは水滴形となっています。 引金は円形に近い釣鐘形で、後部が剣先になった手の凝った用心金が設けられています。 用心金前方基部は同じく梅花です。とても珍しい火皿が真鍮製になっており、それにピッタリと合った火蓋が見事です。 分厚い雨覆は扇子形の楔で留められています。カラクリの地板金や火挟、火蓋、楔、雨覆、胴金、用心金といった部品については真鍮製で非常に作域が良いものです。無銘の品としては多少高価ですが、それだけの価値があるい一挺です。 火縄銃の良さが判る方のコレクションに加えて頂きたい品です。 (MM)
【本個体の説明】
本品の筒(銃身)は薄い黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 筒の状態は非常に健全で質の良さが判り、しっかりとした状態が保たれています。 銃身下部の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は3箇所とも一致しています。 現代の目釘が一本付属しています。 銃床については全く気にならない程度の僅かな打ち傷や線傷があるだけで、当時の艶も残った素晴らしい状態です。 台の火蓋の下あたりに小型(5mm四方)の輪束穴を埋めた様な埋木があります。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて(通って)います。 尾栓の脱着は問題なく、尾栓は外れますの筒内の掃除も容易に行えます。 火挟を起こして引金を引くと落ちますが、少し渋いです。 カルカ (さく杖) が付属しています。 全体的には梅花飾り金具で統一された一見武骨な外観ですが、手間のかかる部分にお金を使った上等なしっかりとした品です。無銘なのが本当に残念ですが、非常に腕の良い金具師を使った、東日本(または東北)の筒の高級品と言えるでしょう。(MM)
【登録証情報】
(種別: 火なわ式銃砲、全長: 未記載cm、銃身長98.7cm、口径1.2cm、銘文: 無銘)
【その他の情報】
昭和39年5月21日(令和5年8月7日再交付)に長野県教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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