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【TKS/D福島中部】火縄銃 会津三匁細筒 (在銘: 二重巻張 会津住渡部道恒作、銃砲刀剣類登録証付古式銃)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【9232】
英  名
 Japanese Matchlock Musket, AIZU Style
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、火縄銃地方鉄砲鍛冶、厳選品、【TK】、✕
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,338mm
口  径
 13mm (実測12.3mm)
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【火縄銃 会津三匁細筒 (二重巻張 会津住渡部道恒作)について】 本品は全長1,330mm(実測)、銃身長1,030mm(実測)、重量○○kgと火縄銃の細筒(小筒)としては標準的な品です。 口径は実測12.3mmの三匁となっています。 細筒は主に狩猟用や標的射撃用として使用されましたが、本品は高級な装飾から士分(侍)の標的射撃用の品と思われます。弊社に入荷した数少ない会津の在銘細筒の中で、最も良い品です。

本品は在銘で、筒 (銃身) の下面には「二重巻張 會津住渡部道恒作」の銘が切られています。 「渡部道恒」は「全国鉄砲鍛冶銘鑑」P.311と、「全国鉄砲鍛冶銘地域別分類」P.◯◯に掲載されている会津鉄砲鍛冶の一門です。渡部姓は会津鍛治が6割で、残りは仙台鍛治しか銘鑑にはありません。堂々と切られた銘から真正品であると断言できます。

本品の銃身は後方に向かってやや広がった形状の八角銃身で、銃口部は寸の詰まった八角柑子です。 柑子の後ろ(銃口から37mmm)の離れた場所に銀製の縁に線が入った帯状の玉縁があって目を引きます。八角銃身の上面が一段高くなっており、その両側面は丸みを帯びた非常に手の凝った見事な筒です。 先目当は真鍮製の刃が付いた台型で、元目当は後半分は「筋割」で前半分が臼を半分に割ったような今までに見たことない凝った造りになっています。 銃身は銃床に対して3か所の目釘により固定されており、目釘穴の飾り金具は桜花で左右合計6ヵ所あります。目釘穴の飾り金具やカラクリの鋲裏金(4ヵ所)、矢倉鋲裏座(1ヵ所)も桜花を象った飾りで11ヵ所統一されています。火縄消しの周囲は八幡座のように何重にも重ねられた花弁の飾り金具が施されています。 幅広(20.7mm)の胴金が付いています。 胴金及び胴金後方の小型の飾り金具には○○を意匠化した彫刻が施されています。この二つの金具の間(背割の上)に千鳥を意匠化した真鍮製の飾金具が三羽配されています。 カラクリは蟹目なき外カラクリで、カラクリの蟹の目隠しも桜花となっています。 引金は釣鐘形で、引金基部は長方形です。用心金の基部は前は楕円形、後ろは差込型です。細長い雨覆には大きく長い縄形の楔で留められています。火縄の鐶も残っており、基部は東北の筒らしく仙台筒と同じ分銅型で、背割り後端の金具にも彫り物が入っています。特筆すべき点は台カブ上部から後端(銃尾)に掛けて大きな髭を持った「伊勢海老」は見事です。そこから銃尾全体と台カブ下部の駒形を堺筒のように真鍮板で覆っています。 駒形には○○の家紋○○を意匠化した彫り物が二つ一ヶ所に入っています(通常は一つです)。カラクリの地板を始め火挟、火蓋、楔、雨覆、胴金、用心金といった部品は全て真鍮製で作域が良いものです。 台先の飾り金具(胴金下部の前)はとても大きく珍しいサイズと形状で「竹藪の中の虎」が見事です。 上部の「伊勢海老」共に他の国では見ることのない大胆な図柄が本品の価値を一気に上げています。 先端の矢袋金具には「瑞雲」が彫られています。象嵌のない細筒としては高価ですが、これほど個性的な品も少ないです。 東北地方の筒でありながら、仙台筒の影響が少なく、会津藩の独立性が証明されているとも言えます。 会津の筒は少なく東北の火縄銃を集められている方のコレクションに加えて頂きたい品です。 (MM)

【本個体の説明】
本品の筒(銃身)は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 筒の状態は非常に健全で質の良さが判り、しっかりとした状態が保たれています。 銃身下部の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は3箇所とも一致しています。 現代の目釘が一本付属しています。 銃床については全く気にならない程度の僅かな打ち傷や線傷があるだけで、当時の艶も残った素晴らしい状態です。 真鍮部品は含有比率が他の国とは違うのか銅に近い色合いをしています。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて(通って)います。 尾栓の脱着は問題なく、尾栓は外れますの筒内の掃除も容易に行えます。 火挟を起こして引金を引くとスムーズに落ちます。 カルカ (さく杖) が付属しています。 全体的に飾り金具が多く凝っており全てが他とは違う、弊社でも初めての図柄が多用されています。 会津の一級品と言えるでしょう。(MM)

  【登録証情報】
(種別: 火なわ銃、全長: 133.8cm、銃身長103.7cm、口径1.3cm 、銘文: 無銘)
登録証では無銘なれど二重巻張 会津住渡部道恒作とあったので再審査。

【その他の情報】
昭和44年6月27日に福島県教育委員会により交付 (平成21年7月16日再交付) された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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