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九六式軽機関銃 (#7530、光学照準器付)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【9224】
英  名
 Type 96 Light Machinegun
種  類
 軽機関銃、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2024年 秋
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦〜第二次大戦
全  長
 1,174mm (実測)
口  径
 6,5mm×50
装 弾 数
 30発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【九六式軽機関銃 について】
中国大陸での砂塵による影響や機構上の問題から故障が多発した十一年式軽機に代わり、日本陸軍の主力軽機関銃として皇紀2596年 (昭和11年) に制式となった軽機関銃です。 当時の傑作軽機として名高いチェコのZB26に影響を受け開発された、ガス圧利用の信頼性の高い軽機関銃で、陸軍のみならず海軍陸戦隊や満州国軍などの同盟国軍にも広く配備されました。 口径を拡大した九九式軽機関銃が後継として制式化された後も、九九式の生産数の少なさから主に中国戦線で終戦まで使用され、その後の国共内戦でも使用されました。 外見はZB26に似ていますが、着剣装置、銃身内のクローム・メッキ、自動開閉式排莢口蓋、ネジ状の放熱フィンなど日本ならではの特徴があります。 九六式軽機関銃は昭和18年に生産を終えるまでに約41,000挺が生産されました。

【本個体の説明】
本品の機関部右面にはシリアルNo.7530と小倉工廠を示す三ツ輪の刻印の他、「九六式」のモデル刻印、昭和14年2月製造を表す「昭14.9」の刻印が見られます。 各部のシリアルNo.はガス・チューブ、ボルト、マガジン・キャッチ、リア・サイト(2箇所)、エジェクター・カバー(蹴子覆)内側、コッキング・ハンドル、レシーバーエンド・ブロック(177も併記)、レシーバー後部の分解用ピン、ロア・レシーバー、セーフティー・レバー、白磨きのトリガー・グループ結合ピン(用心金駐栓)の多くの箇所が機関部と同じ7530でマッチしています。 その他の箇所については、銃身及びフロントサイト・ベースとガス・レギュレーターが5402、二脚基部が59、エジェクションポート・カバーがウ19、コッキングハンドル部付近のレシーバーにセ22の刻印が見られます。 その他、各部に小倉工廠を示す「セ」「小」の検査刻印が見られます。
金属部は経年に伴いやや表面仕上げの褪色が見られるものの、大部分でオリジナルの表面仕上げが残った概ね良好な状態が保たれており全体的に大きな錆の発生も見られません。 欠損していることの多いラッパ型ハイダーが付属し、口部分に僅かな変形が見られますが大きな凹みや破損は見られずしっかりとした状態が保たれています。 ハイダーには表面仕上げの褪色や表面錆痕が見られるものの、ネジ部分も健在で問題なく着脱が可能です。 コッキング・ハンドルのレール部分やレシーバー後部の分解用ピンの当たる箇所など、操作等の関係で接触しやすい箇所は表面仕上げが擦れて地の金属が露出している状態ですが、こちらも現状大きな腐食や錆は見られません。 銃身交換用レバーは九九式軽機関銃のようなねじ込みノブに変更されており、ノブ裏面には小倉工廠の検印「セ」の打刻が見られます。 銃身交換ノブは工廠での正規改修と見られ、海外に存在する九六式にも同様の仕様が見られます。 プレス製のエジェクター・カバー(蹴子覆)には表面仕上げの褪色や細かな凹みが見られますが、カバーの開閉やロックについては問題なく行うことが可能です。 尚、エジェクターは除去されています。
木部に関しては小傷や打ち傷がやや散見されますが、小傷等には時代が付いており磨きや再仕上等も行われていない自然な状態です。 旧軍軽機の弱点でもあるキャリング・ハンドル木部前部の円形状になっている箇所も僅かに摩耗に伴う削れが見られる程度で、こちらも時代が付いており外観上の違和感は殆ど感じられません。 グリップ右面のトリガー・ガード下に回り込む形状の突起部分に欠けが見られますが、その他割れもなく銃本体にしっかりと取り付けられています。 バット・ストック左面上部には打ち傷に伴うヒビや木部が一部捲れかかっている箇所が見られるものの、現状ヒビが広がっている様子はありません。 ストックにはやや古い打ち傷や線傷等が散見されるものの、銃本体への取り付けについてガタつきは見られません。 ストック上面には別の九六式もしくは九九式軽機関銃のリア・サイト調整ドラムが当たって付いたと思われる、半円状の打ち傷が見られます。 バット・ストック左面には当時の識別番号と思われる白ペンキ文字が見られますが、薄くなっており判別は困難です。 傷み易いバット・プレート部分については全体に時代錆や擦れが見られますが、目立った変形や朽ち込み等はなく、こちらも概ねしっかりとした状態が保たれています。 木部はキャリング・ハンドルとバット・ストックに比べてグリップの色味がやや明るい印象ですが、あまり違和感のない程度のものです。
リア・サイトは上下左右共に問題なく調整可能で、ガス・レギュレーターも回転時に小気味良く作動します。 セーフティは「安」に入れるとトリガーがロックされます。 二脚は右足の展開収納操作がやや硬くなっていますが、左右共に収納ポジションを含めた三段階それぞれでしっかりとロックされます。 二脚右足の接地部(踵鉄)にやや変形が見られ、底部に小さな亀裂が見られます。 現状強度的に影響は少ないと思われますが、接地の際にはやや注意が必要です。
付属の弾倉は黒いペイント仕上げで、角部を中心に仕上げの剥落が見られるものの大部分で仕上げが残った状態が保たれています。 弾倉外装には細かな打ち傷やごく小さな凹みが見られるものの、大きな凹みや破損は見られません。 弾倉にシリアルNo.は見られませんが、弾倉前面上部に松下金属製を示す「矢印にM」の刻印が見られます。 弾倉装着時には射手から見て左右方向のガタつきが見られるものの、九六式は弾倉にガタつきが出やすく本銃の持病とも言えるでしょう。 マガジン・キャッチの作動や掛かりに問題なく、弾倉装着時に勝手に脱落してしまうことはありません。 また、 弾倉内のフォロアーとバネに関しては入っていません。
付属の照準眼鏡上部には「2.5x13°」と東京陸軍第一造兵廠製を示す「星に二重丸」及びシリアルNo.40746の刻印が見られます。 レティクルの偏流(ウィンデージ)目盛りが九六式用眼鏡の20ではなく「40」となっていることから、九九式軽機関銃用眼鏡であることが分かりますが、外観上九六式用照準眼鏡と殆ど差異はないため非常に雰囲気の良いものです。 眼鏡外部の塗装も小傷がやや見られるもののほぼ完全に残っており、レンズ内にややカビの発生は見られるものの視界自体はクリアで、特徴的なレティクルもはっきりと視認することができます。 旧軍の照準眼鏡では致し方ない点ですが、接眼部のゴム製アイピースは失われています。 銃本体への装着は比較的スムーズに行うことができ、固定ネジ等もしっかりと作動し装着に問題はございません。
トリガー・テンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (TK)

【その他の情報】

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