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価格(税込)
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\1,980,000 |
商品番号
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【9223】 |
英 名
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B-10 Recoilless Rifle |
種 類
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単発、対戦車ライフル、グレネード/ロケット・ランチャー、機関砲/大砲、東京店在庫品、無可動実銃新入荷品 2024年11月 |
国 名
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ロシア&ソ連 |
時 代
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第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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1,850mm(実測) |
口 径
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82mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【B-10 無反動砲 について】
1950年代初頭に開発され、1954年にソ連軍に採用された口径82mmの無反動砲です。
B-10 無反動砲の砲身はライフリングのない滑腔砲身で、砲の後端にはノズル (ベンチュリー部) を備えた側面に開く尾栓が設けられており、後方から装填を行います。 通常は取り外し可能な車輪を備えた軽量の三脚に搭載され、標準で3から4名の要員により運用が行われます。 尚、発射操作を行うためのグリップやトリガーは砲の中間付近に配置されています。
照準は通常、PBO-2 光学照準器もしくはアイアン・サイトによって行われます。 PBO-2光学照準器は、5.5倍の直接射撃用照準器と、2.5倍の間接射撃用照準器を内蔵しており、 成形炸薬弾を用いた直接射撃の他、破片榴弾を用いた間接射撃が可能となっています。 B-10 無反動砲で用いられる主な弾薬としては、成形炸薬弾頭のMK-10及び破片弾頭のMO-10が存在し、いずれも飛行姿勢を安定させる為、尾部に固定式の尾翼 (フィン) を備えています。 砲弾の推進薬は弾頭から後方に延びる細長い尾部の周囲に巻きつける形で取り付けられています。 尚、成形炸薬弾のMK-10は直接射撃にのみ使用され、破片効果弾のMO-10は直接射撃と間接射撃の両方に使用可能で、間接射撃時には最大射程が4,200mに達します。
B-10 無反動砲の牽引は、通常は車両により行いますが、短距離であれば砲口両側の牽引ハンドルを使って4名で牽引する事も可能です。 また、砲口下部付近には小さな車輪型の部品が取り付けられており、移動時に砲口が地面に触れないようになっています。
B-10 無反動砲は、1964年に同クラスのより効果的な無反動砲であるSPG-9が採用された事により、ソ連での生産は終了しましたが、ブルガリア、中国、ユーゴスラビアでのライセンス生産が行われました。 中国では独自の改良型である65式および65-1式が生産され、アフリカ、アジア、中東での多くの地域紛争で使用が確認されています。
【本個体の説明】
本品には製造国を示す刻印等は確認出来ませんが、砲後部の薬室付近上面には「Nr.3622」のシリアルNo.及び「01-92A」の刻印が入っており、番号表記に「Nr」を用いる旧社会主義国 (ポーランド、東ドイツ等) で使用された可能性が考えられます。 また、砲後部のヒート・シールド左側面には「ZSP 01-29」の刻印も確認できます。 尚、三脚の車輪の支柱部分にも本体とマッチした「Nr.3622」の刻印が入っています。
本品は全体に適度な使用感が見受けられ、砲身や三脚はやや打ち傷や擦れ、一部仕上げの剥落等は見受けられるものの、目立った欠損等は見られず、比較的良好な状態が保たれています。 尾栓の開閉用ハンドルの樹脂部についても、やや打ち傷や線傷、擦れは見られますが、現状目立った破損等は見られません。 三脚の展開や各部の調整については問題なく行う事が可能ですが、無可動加工により本体重量が極めて重くなっているため、姿勢変更時や移動時には注意が必要です。 車輪のゴム部分についても、若干の欠けは見られますが、目立った経年劣化等も見られず、概ね良好な状態が保たれています。 尚、光学照準器は付属いたしません。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
本商品はサイズや重量の関係上、現物確認のための店舗間の移動につきましては、ご購入検討の場合のみに限らせていただきます。 また、商品の移動には大幅に日数を要しますので、予めご了承のほど宜しくお願いいたします。 本商品は通常の送料の規定が適用できない商品となります。 ご購入検討のお客様には配送方法及び配送料金について別途ご相談をさせていただきます。
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