 |
|
|
|
 |
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
\770,000 |
商品番号
|
【9218】 |
英 名
|
Breda 5C Medium Machinegun |
種 類
|
軽機関銃、重機関銃、東京店在庫品、無可動実銃新入荷品 2024年11月 |
国 名
|
イタリア |
時 代
|
第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
|
935mm(実測) |
口 径
|
6,5mm×52 |
装 弾
数
|
20発 |
在 庫
数
|
限定1品 |
画像について
|
画像は現物です。 |
コメント
|
【ブレダ 5C 機関銃 について】
ブレダ 5C 機関銃は、フィアット社のM1926と共に、SIA M1918 機関銃を置き換える為に、イタリアのエルネスト・ブレダ機械製造会社 (Ernesto Breda Costruzioni Meccaniche) によって1920年代に設計された中機関銃です。 試験ではブレダ 5C及びフィアット M1926ともに性能的に満足のいく結果を出さなかったにもかかわらず、自動火器の深刻な不足に対処するためにイタリア王国陸軍に採用され、第二次エチオピア戦争および第二次世界大戦でイタリア王国陸軍により使用されました。 ブレダ 5Cは第二次世界大戦中に数十挺がトリポリの部隊に配備され、メハリスト (ラクダ騎兵) によって使用された他、フィアット 611装甲車にも搭載されました。
ブレダ 5Cには、後にブレダ M1930 軽機関銃に使用される複数の特徴が見られます。 銃身は半回転させる事により、スリーブから分離し、迅速な交換が可能となっていました。 また、給弾は側面に取り付けられた非分離型の20発入りの箱型弾倉から行われますが、弾倉はヒンジにより前方に開き、20発入りのストリッパー・クリップを用いて弾倉内に弾薬を装填した後、弾倉を閉じて射撃準備を行う、M1930と同様の構造を備えていました。 ブレダ 5Cの作動方式は反動利用式で、クローズド・ボルト位置から射撃を行いました。 ブレダ 5Cのグリップはスペード・グリップとなっていますが、着脱式のバット・ストックを備えるなど、機関銃としては独特の形態となっていました。 尚、ブレダ 5Cに付属する三脚は、銃本体を運搬する際のキャリアとしての機能も備えていました。
ブレダ 5C 機関銃の派生型として、ブレダ 5Gと呼ばれる軽機関銃モデルも生産されました。 ブレダ 5Gの基本構造はブレダ 5Cと同様ですが、スペード・グリップに代わってピストル・グリップ及び木製の固定バット・ストックを備えています。 また、三脚は廃され、代わりにバレル・ホルダー・スリーブにニ脚が追加で取り付けられているなど、軽機関銃としての運用を可能としています。
【本個体の説明】
本品はスペード・グリップを備えたブレダ 5C 機関銃で、レシーバー上面には、シリアルNo.に加えて、「BREDA-MOD 5c」のモデル名や「BRESCIA-1928」の生産地及び製造年、ファシスト暦で1928年を示す「VI」の刻印が入っています。 本品には本体後部に取付可能な木製バット・ストックが付属致します。 尚、三脚は付属いたしません。
本品は全体に使い込まれたコンディションとなっており、機関部や銃身といった金属部は打ち傷や擦れ、経年による褪色の他、やや表面錆痕や朽ち込み痕が表れていますが、大きな欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製バット・ストックについては、全体に打ち傷や線傷が見られる他、ストック後端を中心にやや欠けやひびが見受けられます。 スペード・グリップの木部については、現状リプロ品が取り付けられていますが、オリジナルの木製グリップも1本付属致します。 リア・サイトの調整やショルダー・レストの開閉、特徴的な弾倉の折り畳み操作については問題なく行う事が可能です。 付属のマガジンは一部が固定されています。
ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
※本コメントは現在作成中です。 後日、加筆/訂正が行われる場合がございます。 |
|
|
 |
|
|
 |
|
 |
|
 |
|  |