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ブレン Mk III 軽機関銃 (#UE58A5671) |
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価格(税込)
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\385,000 |
商品番号
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【9167】 |
英 名
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Bren Mk III Light Machinegun |
種 類
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軽機関銃、東京店在庫品、無可動実銃新入荷品 2024年11月 |
国 名
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イギリス |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,115mm |
口 径
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.303in. |
装 弾
数
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30発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ブレン Mk III 軽機関銃 について】
第二次世界大戦で使用された英軍の主要軽機関銃です。 第一次世界大戦後の1920年代、英軍はそれまでの主力軽機関銃であったルイス軽機関銃に代わる新たな軽機関銃のトライアルを開始しました。 1930年代に入るとチェコ製のZB Vz.26の改良型であるZB Vz.27軽機関銃 (後に更なる改良型のZB Vz.30軽機関銃) を新たに候補に加えてトライアルが続けられ、最終的にはこのZB系軽機関銃に改良を加えた物がブレン軽機関銃 (ブレンガン) として英軍に制式採用されました。 ブレン (BREN) の名称は、チェコのブルーノ (Brno) 造兵廠と英国のエンフィールド (Enfield) 造兵廠の名称を組み合わせた物です。 ブレン軽機関銃では.303ブリティッシュ弾を使用する事から、マガジンはバナナ型の形状に変更されています。
ブレンガンの優秀性は、戦後も7,62mm NATO弾仕様に変更されて使用が続けられ、現在でも旧英国領諸国で使用を続けられている事からも証明されています。 英兵のブレンガンへの信頼は高く、本来軽機関銃である本銃を三脚に載せたり、ブレンガン・キャリアなど車両搭載もされました。 特にブレンガン・キャリアは本来ユニバーサル・キャリア (汎用車両) としてボーイズや迫撃砲などにも運用されていましたが、「英軍のブレンガン好き」を表す代名詞のような意味合いでブレンガン・キャリアと別名が付けられた程です。 また、大戦中、英国の造兵廠の多くがドイツの爆撃に晒された為、多くの英軍用銃がオーストラリアやカナダで生産されました。 ブレンガンも例外ではなく、オーストラリア製やカナダ製の物が存在します。 それらは英軍はもちろん、英連邦軍用として支給されました。
ブレンは製造時期に応じて各部に改良が加えられたため、各種のバリエーションが存在します。 ブレン Mk IIは、ディブロフスキー (Dibrovsky) 大尉や軍需局によるブレン Mk I 軽機関銃の製造簡略化に関する提案に基づき開発され、1941年から生産された戦時簡易生産型です。 ブレン Mk IIではダイヤル式リア・サイトがエレベーションの微調整機能を備えた起倒式へと変更された他、バット・ストックが単純化され、ZB26から受け継がれたバッファー・スプリング内蔵のカップ型バット・プレートからフラットな鉄板の一枚板へと変更されました。 また、ショルダー・レストや銃床下部のサポート・ハンドルについても省略されています。 二脚は長さの調整機能が省略され、ニ脚基部は信頼性のある単純なAフレーム型に変更されました。 レシーバーはMk Iと同様に削り出し加工で製造されていましたが、作業工程が大幅に簡略化されています。 本体前方のガス・シールドについても、Mk Iの削り出しの内蔵タイプから単純なプレス・タイプへと変更されました。 更に折り畳み式のコッキング・ハンドルは小型で短い固定式 (単体型) となっています。 銃身についても簡略化されており、芸術的とも言える磨き上げられたMk Iの長い削り出しフラッシュ・ハイダーは、単純な黒染め仕上げのラッパ型に変更され、フラッシュ・ハイダーとフロント・サイト・アッセンブリーはガス・ブロックから分離されました。 尚、ストック内のリコイル・スプリングはMk Iの1本から2本へと増やされており、発射速度はMk Iより僅かに高くなっています。 いずれの改良も、前線の兵士に可能な限り早く使用可能な銃を届ける事を目的として、組み立て時点で利用可能なパーツを使用することが重視され、各部で新旧の仕様が混在した個体も見られます。 尚、Mk IIで採用された一部の改良は、戦時中に生産されたMk Iにも取り入れられました。
ブレン Mk III 軽機関銃は、1944年から製造が開始された実戦に投入された量産型としてはシリーズ最後の.303口径モデルで、当初は空挺部隊やジャングル戦向けの軽量短縮型として開発されました。 ブレン Mk IIIでは、ガス・シリンダー周辺等に軽量化加工が施された他、銃身の短縮化やバット・ストックの改良が行われました。 二脚は脚の長さ調整機能を備えたMk Iタイプに戻されましたが、長さ調整機能のないMk IIタイプの二脚を備えた個体も存在します。 第二次世界大戦中には、ブレン Mk IIIはエンフィールド造兵廠によって約57,600挺が生産され、戦後、多くが7,62mm×51 NATO弾仕様のブレン L4 軽機関銃に改修されました。
【本個体の説明】
本品のレシーバー左側面には「BREN MK 3」のモデル名刻印の他、エンフィールド造兵廠を示すEFDのロゴ及び製造年を示す1958の刻印が入っています。 また、レシーバー上面には「U.E.58 A5671」のシリアルNo.が打刻されています。 シリアルNo.は機関部と銃身交換ハンドルでマッチしていますが、それ以外の部分は異なっています。
本品は全体に適度な使用感が見受けられ、機関部や銃身といった金属部はやや打ち傷や擦れ、経年による褪色の他、一部表面錆が見受けられるものの、目立った欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製のグリップやバット・ストックについても、全体にやや打ち傷や線傷が見られる他、一部に若干のひびや欠け、補修痕が見受けられるものの、こちらも大きな破損等は見られず、比較的しっかりとしコンディションが保たれています。 マガジンの着脱やリア・サイトの起倒・調整、二脚の展開操作等については問題なく行う事が可能です。 尚、付属のマガジンは一部が固定されています。
ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
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