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価格(税込)
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\770,000 |
商品番号
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【9123】 |
英 名
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M79 Grenade Launcher |
種 類
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単発、グレネード/ロケット・ランチャー、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2024年 秋 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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737mm |
口 径
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40mm×46 |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【M79 グレネード・ランチャー について】
米国で1950年代に開発された口径40mmの中折式グレネード・ランチャーです。
米陸軍では投擲型の手榴弾と60mm迫撃砲の射程距離のギャップを埋める新型兵器の開発を1950年代初頭から始め、1952年から1953年にかけてピカティニー造兵廠で高低圧理論に基づいた40mm口径の新型弾薬が開発されました。 この方式では薬莢底部に厚みのある小さな隔壁を設けてその内部に発射薬が収められており、隔壁に開けられた複数の孔を介して薬莢内部の空洞部分と繋がった構造となっていました。 薬莢底部の小さな隔壁部分は高圧エリアとしてその内部で発射薬の適切な燃焼が行われ、それ以外の薬莢内の空洞部分は低圧エリアとして、発射ガスの圧力を下げて弾速を抑える機能を果たしました。 この方式を採用することにより、必要な弾道性能を維持しながらも弾薬や銃身を軽量化し、コストを抑えることが可能になりました。 この新型弾薬はM406 HE-FRAGの名称が与えられ、スプリングフィールド造兵廠ではこのM406弾を使用するランチャーの開発が進められました。 1960年までに一名で発射可能な単発のグレネード・ランチャーが完成し、M79の正式名が与えられました。 M79の最初の生産ロットは1961年に米軍部隊に支給され、1971年に米国での生産が終了するまでに、米国内の複数のメーカーによりにより合わせて30万挺以上が製造されました。
M79 グレネード・ランチャーの銃身は、レシーバーに対してヒンジで固定された中折式となっており、ブレイク・オープンさせた状態で薬室に弾薬を装填した後、銃身を戻すと内蔵されたハンマーが自動的にコッキングされる構造となっています。 トリガー・ガードは前後を軸として側面に回転させる事により、寒冷地でもグローブを嵌めたまま射撃が可能です。 M79用の40mm弾としては、当初開発されたM406 HE-FRAGに加えて、煙幕弾や照明弾、HE-DPと呼ばれる破片/対装甲弾、焼夷弾、近接専用のキャニスター弾といった様々なタイプが開発されました。 M79 グレネード・ランチャーはベトナム戦争中に米軍により多数使用され、歩兵1名で運用できる火器としては高い火力と精度により成功を収めました。
【本個体の説明】
本品は米国製オリジナルのM79 グレネード・ランチャーです。 本体下面には「LAUNCHER, GRENADE: M79」のモデル名刻印に加えて、シリアルNo.1554及び「SPRINGFIELD ARMORY US」のメーカー刻印が打刻されています。
本品は適度な使用感が見受けられ、金属部はやや小傷や擦れ、一部に経年による褪色や表面錆、仕上げが落ちて金属の地肌が表れている箇所が見受けられるものの、大きな欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 銃床表面についても、やや線傷や塗膜の剥落が散見されるものの、こちらも現状目立った破損等は見受けられません。 傷み易いゴム製のバット・プレート部分についても、若干の打ち傷や僅かな欠けが見受けられるものの、目立った経年劣化等は見られず、柔らかさを保っており強度的にもしっかりとしています。 リア・ラダー・サイトの調整やトリガー・ガードの折り畳み操作については問題なく行う事が可能です。 (NI)(AW)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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