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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【912】 |
英 名
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Gew.88/05 Infantry Rifle |
種 類
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ボルト・アクション、一品物、無可動実銃買取品 2018年 春 |
国 名
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帝政ドイツ |
時 代
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第一次大戦前(〜1914)、第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,240mm |
口 径
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7,92mm (7,92mm x 57弾) |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【Gew.88/05 歩兵銃について】
Gew.88/05 歩兵銃はGew.88歩兵銃の改良型です。
Gew.88/05 歩兵銃は1888年にドイツ軍で採用された、マンリッカー方式のクリップを使用する連発ボルト・アクション・ライフルで、木製のアッパー・ハンドガードの代わりの鋼板製のバレルジャケットが外観的特徴です。
ドイツ帝国では単発式の1871年にGew.71を採用後、84年にはGew.71をチューブ・マガジンに改良したM71/84を採用しましたが、その2年後の1886年にはフランスが世界初の無煙火薬を用いた連発式小銃である、ルベルM1886を開発、採用しました。 遅れを取ったドイツは「G.P.K.(ドイツ軍火器委員会)」を組織し、その設計により無煙火薬とフランスの8mm×50レベル弾に倣った7.92 mm×57弾を使用する新型小銃であるこのGew.88を開発し採用しました。
Gew.88/05 歩兵銃とGew.88歩兵銃の共通の特徴である、銃身の薄い鋼板製のバレルジャケットは銃身が直接木部に接触するのを防ぐ事で命中精度を出す事を狙ったものですが、結果的にこの隙間に水が溜まりやすく、錆の発生の原因となる問題がありました。
マンリッカー方式のクリップを使用したGew.88歩兵銃をGew.98歩兵銃と同じ通常のストリッパー・クリップを使用出来るようにクリップ・ガイドを設けマガジン底部にあったマンリッカー方式のクリップが排出される孔を鉄製のカバー(脱着可能)で塞がれています。 外部からは見えませんがマガジン内部も改良されています。 また使用弾薬も弾頭の丸い7,9mm M/88弾の代わりに弾頭との尖った尖頭弾である7.92x57mm Mauserに変更されました。 装弾方法が変更になった際に薬室後部に弾頭が当たるのを防ぐために1mmほどレシーバー・リング後部が半円形に削られました。
Gew.88歩兵銃とGew.88/05 歩兵銃の外見的な相違は上記のクリップ・ガイドの追加とレシーバー・リングの改良があります。 また非常に小さな点ですがGew.88/05のレシーバーの左側面のレシーバー。レールにはストリッパー・クリップを使って装弾した際に親指が当たる部分を少し削っているのも特徴です。(MM)
第一次大戦ではGew.98 歩兵銃は第一線部隊に、そしてGew.88/05歩兵銃は第二線部隊で主力小銃として使用されました。
【本個体の説明】
本個体はGew.88 歩兵銃をGew.88/05 歩兵銃に改良した際(1905年頃)にオーバーホールされた品で、全体的に見ると美品になります。 シリアル No.は銃と薬室はマッチしていますが、他のNo.はミス・マッチです。 銃身を覆うバレルジャケットは1905年頃の再仕上げがほぼ完全に残っており、ボルトや薬室も白磨きの状態が良く美しい品です。 木部は一度仕上げ直しされており、明るい仕上げになっています。 125年以上昔に製造されたのにも係わらずしっかりとした品です。 全体的に大きな欠損、破損は確認できません。 薬室上部には王冠に「AMBERG 1891」の刻印が鮮明に入っているので1891年にAmberg王立造兵廠で製造されたことが判ります。 さらに薬室右側面には帝政ドイツのプルーフ刻印が数個入っています。 機関部の左側面には「Gew.88」の刻印が入っています。 フロント・バンドには「74. R.15.179.」の連隊(第74連隊=ハノーバー第一連隊、第15中隊、第179番兵器)刻印が入っており、使用した連隊がハッキリと判る楽しさがあります。 主力小銃がGew.88 歩兵銃からGew.98 歩兵銃に転換された時期に同時進行で使用された、ドイツ軍の小銃を系統立て集めるには必要な一丁です。 バット・ストック下部に取外し式のスリング・スイベルが付属しています。 オリジナルの鉄製クリーニング・ロッド付。 ボルトが完全に閉じた状態でトリガーテンションのある旧加工品です。 東京店在庫品。(MM)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。
通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
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