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ベルギー製 ルフォーショー 6連発 ポケット・リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#19) |
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価格(税込)
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\1,210,000 |
商品番号
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【9042】 |
英 名
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Belgian Lefaucheux 6 shot Pocket Pinfire Revolver |
種 類
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古式銃(登録証付)、大阪店在庫品、Curio Magazine 記事候補、✕ |
国 名
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ベルギー / フランス |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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200mm |
口 径
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6mm (実測7mm) |
装 弾
数
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6発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ベルギー製 ルフォーショー 6連発 ポケット・リボルバーについて】
ルフォーショー(ル・フォーショウ=Lefaucheux)はフランス人のカジミール ルフォーショー(Casimir Lefaucheux, 1802-1852) によって発明されたピン・ファイア式(カニ目打ち式)の金属製薬莢を使用するリボルバーでフランス、ベルギーでパテントを取得して1860-70年代に多種多様な品が製造されました。 本品はベルギーのリェージュ製です。 ルフォーショー リボルバーは5連発から20連発までの非常に多くのバリエーションがあり、銃身も3cmほどのラウンド・バレルから15cm以上のオクタゴン・バレルまで色々な銃身長の物が作られました。 本品は銃身長が8,5cmのオクタゴン・バレル・モデルです。 ルフォーショー リボルバーはその用途も色々で、大型の無骨な軍用モデルもあれば、全体に彫刻の入った小型の護身用までバリエーションが豊富です。 ピン・ファイア式リボルバーは、ヨーロッパではスタンダードな種類でしたが、パテントの関係のためかアメリカでは殆ど生産されませんでした。 当時ルフォーショーはピン・ファイア拳銃の代名詞で、リム・ファイア式が普及されるまで、ヨーロッパを始め、アメリカなど世界各国に輸出されました。 特に幕末期には多くの種類のルフォーショー拳銃が日本国内に入っています。
本品はベルギーのリェージュ(Liege)のプルーフ刻印が入っています。 ルフォーショー リボルバーはバリエーションが多く、アメリカ製リボルバーよりお手頃な価格帯ですので、それだけを集めるには面白い分野です。 ピン・ファイアは日本ではカニ目打ち式と呼ばれる最も初期の金属薬莢を使用する発火方式の銃で、パーカッション(菅打ち式)に比べて装薬や弾頭、そして雷管が脱落する心配もない長所がありました。 シリンダーはセンター・ファイアのように完全に前から後ろまで貫通した後装式です。 しかし現代実包が使用出来ない旧式の金属薬莢を使用する為、最も現代銃に近い構造をしているのにも拘らず、国内で古式銃として合法的に所持できます。
【本個体の説明】
本銃は「ポケット・モデル」としてはポピュラーな大きさでダブルとシングル・アクションの両方で射撃できる品です。 本体の鉄の部分は当初よりニッケル鍍金が施されている、再仕上げされていないオリジナルの状態です。部分的にニッケル鍍金が剥離しており、その部分から表面錆がでていますが、時代を考えると相応の感じがします。 女性のポーチにも収まるように小型化され、トリガー・ガードが当初からなく、トリガーも折り畳めるようになっています。 基本的にトリガー・ガードがなくトリガーが折畳の銃はダブル・アクションとシングル・アクションの両方が出来る構造になっています。
右側面の装弾孔にはピースメーカーような蓋 (Loading Gate) が付いており、その当時ポピュラーだった管打式拳銃より遥かに早く装弾が可能で、装薬や弾頭、そして雷管が脱落する心配もない長所がありました。 エジェクション・ロッドが銃身右下に装着されており、空薬莢を装弾孔から容易に排出出来るようになっています。 シリンダー側面にリェージュのプルーフ・ハウス刻印(楕円形にE.L.G=Liege Epreuve)が入っています。 またアルファベットの「S」と「☆」のプルーフ刻印も確認出来ます。蓋 (Loading Gate)の全部(シリンダー側で外から見えない場所)に「19」の番号が入っています。 作動は完全良好でハンマーを起こしてシングル・アクションとして、またそのままトリガーを引いてダブル・アクションとしても、どちらもシリンダーが歯切れ良く回転します。 オリジナルの黒檀のような黒っぽい木製に見える天然ゴムを素材としたガタパーチャ(gutta percha)製のグリップも完全です。 グリップ全体に「女神と動物の神?」をデザインした深い彫刻が入っています。海外のサイトで「ガタパーチャ グリップ」を調べても「植物文様」などはありますが「女神文様」はありません。 この高級な彫刻が本品の価値を高めています。 是非詳細画像(Detailed Photos)はこちらをご覧ください。 弊社で入荷した古式拳銃の彫刻入りグリップの中で最高の出来です。 銃全体に花葉模様の彫刻が入っています。 銃身内はライフリングが深く刻まれており銃口からシリンダーの最後まで(全て)抜けています。 (MM)
【登録証情報】
(種別: ピン打ち式(かに目式)銃砲、全長: 20.0cm、銃身長:8.5cm、口径:0.6cm、銘文: 無銘)
【その他の情報】
昭和47年7月20日に京都府教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約160年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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