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価格(税込)
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\143,000 |
商品番号
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【8999】 |
英 名
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CIS Singapore Assault Rifle 80 |
種 類
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自動小銃、無可動実銃新入荷品 2019年11月、大阪店在庫品 |
国 名
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シンガポール |
時 代
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第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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970mm(実測) |
口 径
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5,56mm×45 |
装 弾
数
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20/30/40 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【CIS SAR80 自動小銃 について】
英国スターリング社 (Sterling Armaments Company) の技術者による主導の下、シンガポールのCIS (Chartered Industries of Singapore、現ST Kinetics) 社で開発され、1984年から生産が行われた自動小銃です。
1960年代後半にシンガポール軍 (SAF) ではL1A1自動小銃の後継主力小銃として米国のM16 (AR-15) 自動小銃を採用し、1967年に3,500挺のM16を米国から調達しました。 その後、シンガポール政府はM16の自国内でのライセンス生産権を取得し、コルト社の支援の下、CIS社で数十万挺のM16 (M16S1) が生産され、3万挺がタイへと輸出されました。 しかしながら、M16S1のシンガポール国外への輸出は東南アジア市場での競合を憂慮したコルト社により制限されていた為、1976年からCIS社ではコルト社の制限を受けずに輸出が可能な自動小銃の開発を進める事となりました。 新型自動小銃の開発は、当時米国から製造権を得てアーマライトAR-18自動小銃の生産を行っていた英国スターリング社のフランク・ウォーターズ (Frank Waters) の主導により進められました。 その後、プロトタイプが1978年に完成し、1984年に最終試作型がシンガポール軍により承認されてSAR80として採用されました。
SAR80はアーマライトAR-18の影響を強く受けており、作動方式はショート・ストローク・ピストンによるガス圧利用式で、閉鎖機構もローテイティング・ボルト (マイクロ・ロッキング・ラグ) 方式となっていました。 また、ボルト・キャリアはAR-18と同様に2本のガイド・ロッド上を前後する構造となっています。 レシーバーについてもAR-18と同様のプレス製ですが、マガジンはM16用と同タイプのSTANAGマガジンを使用する他、銃剣もM16互換となっています。 また、ライフル・グレネード発射を考慮し、ガス・シリンダー部には調節可能なガス・カットオフ機能を備えたガス・レギュレーターが装備されています。 SAR80は通常の固定ストックを備えたモデルの他、サイド・フォールディング・ストックを備えたバリエーションも開発されました。 また、レシーバー上面に光学照準器用のマウント・ベースを備えたタイプも生産され、専用のマウントを介してSUITサイトを装着する事が可能となっています。 尚、初期型生産型ではリア・サイト・ガードが三角形となっていましたが、後期生産型では改良が加えられて形状が変更されました。 尚、スターリング社ではSAR80自動小銃の開発と並行して、「スターリング・オートマチック・ライフル (Sterling Automatic Rifle)」と呼ばれる輸出用自動小銃の開発が進められていました。 スターリング・オートマチック・ライフルはSAR80と設計の多くを共有しつつも、ハンドガードの形状変更や各部の簡素化を行ったモデルで、上方に折り畳む事でキャリング・ハンドルとして使用可能なフォールディング・ストックを備えたバリエーションも開発されていましたが、採用は行われず少数の試作に留まりました。
SAR80はシンガポール軍の一部が採用したものの、主に輸出向けとして生産が行われ、クロアチアやスロベニア、ソマリアといった幾つかの国々に輸出されて、ユーゴスラビア内戦やソマリア内戦等でも使用されました。 (KK Updated)
【本固体の説明】
本品のマガジン・ハウジング右側面にはシリアルNo.037903に加えて「CAL.5.56 SAR80」のモデル名刻印が入っています。 本品はレシーバー上面にスコープ・マウント・ベースが装備されていないタイプです。
本品は全体に使用感も比較的少なく、SAR80の特徴であるスターリング短機関銃と同様のレシーバーのシボ塗装についても剥落等は最小限となっています。 アッパー・ハンド・ガードの前方右側面には脱落等は無いものの何かに当たったと思われるクラックが見られます。 しかしグリップ、バット・ストックといった他の樹脂部は保管上の若干の小傷や擦れ等は見受けられるものの、こちらは目立った欠損等は見受けられず、総じて良好な状態が保たれています。 ゴム製のバット・プレートについても若干の擦れを除いて目立った経年劣化等は見受けられません。
マガジンの着脱やリア・サイト及びセレクター、ガス・レギュレーターの切り替え、本体右側面のスライド式ダスト・カバー操作等は問題なく行う事が可能です。 付属のマガジンは純正のアルミ製30連タイプで、若干の小傷や擦れを除いて目立った凹みや変形等は見受けられず、概ね良好な状態が保たれています。 尚、マガジン・スプリングは入っていません。
ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。(AW)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
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