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火縄銃 土佐三匁細筒 (登録証付、在銘: 文化元 子ノ十二月吉日 藤巻張 土州白川住重政作) (西)㊴  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【8979】
英  名
 Japanese Matchlock Musket, TOSA Style
種  類
 古式銃(登録証付)、単発
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,270mm
口  径
 12mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【火縄銃 土佐三匁細筒 (在銘: 文化元 子ノ十二月吉日 藤巻張 土州白川住重政作) について】
本品は口径12mmの三匁細筒と呼ばれる土佐藩 (現在の高知県) の火縄銃で、全長は1,270mm、銃身長は977mm、重量は〇〇kgの軽量で小振りな土佐に多い細筒となっています。 細筒の中でも土佐藩で作られた特徴が見られる資料価値のある品です。
本品は在銘で、銃身下面には「藤巻張 土州白川住重政作」の銘が切られています。 重政は高知藩領白川 (現在の高知県香美市香北町白川) の鉄砲鍛冶です。 また珍しい「文化元 子ノ十二月吉日」と年記の入った品で「文化元(年)」は1804年、江戸時代後期で十二支の「子」にあたります。
土佐筒の研究もこれからで、細筒は少ないため資料として面白い品です。また土州鍛治は土佐藩内に広く分布しており、土州〇〇住と切る場合が多く、白川も何人かの鉄砲鍛冶がいました。

本品の筒 (銃身) は後方に向かってやや広がった丸銃身で、その上面だけを平らにした「表一角」と呼ばれる形です。 銃口部には柑子はなく銃身が僅かに太くなって西洋銃のように丸みを帯びた珍しいマズル・クラウンがあります。 銃身は3箇所の目釘により台 (銃床) に固定される構造となっています。 台カブ部の厚みは薄く、やや下方に張り出した魚の尾鰭のような土佐細筒独特の作りとなっています。 カラクリは内カラクリ (蟹目カラクリ) となっており、円形の蟹の目隠しが設けられているのも特徴です。 火挟は真鍮製で基部の横鋲が無い珍しい凝った作りとなっています。 胴金及び胴金後方の小型の飾り金具には植物を意匠化した彫刻が施されています。 目釘穴6カ所は八葉の花弁で飾られており、カラクリの鋲裏金具6カ所は桜花を象った金具が用いられています。火縄の鐶はありませんが、基部は桜花です。
土佐で製作された土佐筒と呼ばれる火縄銃の最大の特徴として、カラクリ地板の固定方法が挙げられます。 土佐筒では一般的な火縄銃のようにカラクリの地板が表側から鋲で固定される構造ではなく、地板の裏面に設けられた2箇所の固定金具に対して、銃床上面から2本の矢倉鋲を用いて固定する独特の構造を有しています。 本品の地板についても上記のような土佐筒特有の固定方法が採られていますが、矢倉鋲を受ける金具の頭が地板表面に出ているのは珍しいです(通常はこの頭が地板表面には出ておらず、地板が何もない見た目になっています)。 (MM)

【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) を含む鉄部は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃床に隠れる銃身下面にはやや表面錆や若干の朽ち込みが見受けられるものの、目立った欠損等は見受けられず、「藤巻張 土州白川住重政作」の銘についても堂々と銘切されており、真正品である事が判ります。 銃身下部の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は3箇所とも一致しています。 尚、目釘は付属致しません。
台 (銃床) については、僅かに小さなアタリ傷見られる他は非常に良い状態が保たれており、艶のある仕上げも十分残っています。 カラクリの地板や胴金、火蓋、引金といった真鍮部品についても適度な時代が付いた良い雰囲気となっています。 火蓋は特注品に稀に見られる「袋火蓋」で、雨覆は小さな鋲で留める何から何まで一風違った仕様になっています。
カラクリの作動については完全で、火挟を起こした際のロックはしっかりと掛かり、引金を引くと火挟がスムーズに落ちます。 火蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) います。 尚、尾栓も取り外しは可能です。木製のかるか (さく杖) が付属致します。 (MM)

【登録証情報】
(種別: 火縄式銃砲、全長: 127.0cm、銃身長: 97.7cm、口径: 1.2cm、銘文: 文化元子ノ十二月吉日 藤巻張 土州白川住重政作) 【その他の情報】
平成18年3月16日に香川県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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