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火縄銃 堺八匁士筒 銀銅芙蓉蝶文象嵌 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘: 榎並屋勘七作) (佐) |
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価格(税込)
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表示製作中 \660,000 |
商品番号
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【8971】 |
英 名
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Japanese Large-caliber Matchlock Gun, SAKAI Style |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、東京店在庫品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,076mm |
口 径
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16.5mm (実測17.4mm) |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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表示製作中 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【火縄銃 堺八匁士筒 銀銅芙蓉蝶文 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘: 榎並屋勘七作)について】
本品は口径が17.4mm(八匁)、全長が1,076mm、重量4,50kgの中筒としては細身の士筒と呼ばれる火縄銃です。 士筒は侍筒、持筒とも呼ばれる士族が実戦用に用意した品になります。軍用の中筒は一般に六匁筒(15,8mm)から十匁筒(18,7mm) 前後です。本品は短目ですが細筒の倍の重量があり、とても締まった造りになっています。
本品の筒 (銃身) は後方に向かって緩やかに広がった形状の丸銃身で、銃身の上部だけ平らになった表一角丸銃身と呼ばれるものです。 銃身前部の最も細い部分の外径は○○mmで、後部の最も太い部分の外径は約○○mmになっています。 銃口部には柑子が設けられおらず、銃身前部のみが八角形になっています。 先目当は「三角形」、元目当は「筋割」
となっています。 銃身は3ヵ所の目釘で固定されています。 銃身上面には見事な銀製の大きな芙蓉(ふよう)の花と二羽の蝶が舞っている文様が象嵌ではなく張り付け細工により施されています。 このような素晴らしい装飾は弊社でも殆ど見ません。 目釘穴の周りは桜花(?)で飾られています。 また台カブ右側面には蝶を意匠化したような比較的厚めの飾り金具が目を惹きます。火縄通しの穴や火消の穴は当初からありません。 カラクリは外カラクリ (蟹目カラクリ) で、カラクリの地板や火挟、胴金、火蓋、雨覆は真鍮製となっています。 尚、雨覆には煙返しが設けられています。 台尻部分は後方に向かって緩やかに絞り込まれた関東、北陸地域の細筒にもあるような形状となっています。 引金には用心金は設けられておらず、引金は三角形で、用心金は付けられていません。
摂州堺 (現在の大阪府堺市)の「榎並屋勘七」により製作された堺筒です。 「榎並屋勘七」は「全国鉄砲鍛冶銘鑑」P.50及び「全国鉄砲鍛冶銘地域別分類」P.202に掲載されている鉄砲鍛冶です。使用された地域や流派の特定が難しい為、「堺八匁士筒」としましたが形状から東日本の地域から堺に注文した筒と思われます。(MM)
【本個体の説明】
銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて(通って)おり、火穴も通っています。 尾栓は現状では固着していますが、外れそうです。カラクリの作動については良好で、火挟を起こした際のロックは掛かり、火挟が起きた状態で引金を引くと、火挟が落ちます。 木製のカルカ(さく杖)が付属致します。上等な造りと状態の良い一挺です。 高級感がある士筒をお捜しの方にお勧めの一挺です。(MM)
【その他の情報】
平成25年8月6日に神奈川県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約160年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
【登録証情報】
(種別: 火縄式銃砲、全長: 107.6cm、銃身長: 75.6cm、口径: 1.65cm、銘文: 榎並屋勘七作) |
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