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【祭】火縄銃型 管打式堺五匁士筒 「上リ藤ニ鎌紋」銀象嵌 (登録証付、在銘: 鍛巻張 摂州住籃谷權右衛門光廣) (佐) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
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商品番号
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【8967】 |
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英 名
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Japanese Matchlock Style Percussion Musket, SASAI Style |
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種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品 |
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国 名
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日本 |
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時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
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全 長
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mm |
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口 径
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mm |
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装 弾
数
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単発 |
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在 庫
数
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SOLD OUT |
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画像について
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画像は現物です。 |
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コメント
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価格は決定
(種別: 管打ち式銃砲、全長: 97.2cm、銃身長: 69.6cm、口径: 1.4cm、銘文: 鍛巻張 摂州住籃谷權右衛門光廣)
摂州堺 (現在の大阪府堺市)の「籃谷權右衛門光廣」により製作された堺筒です。 「籃谷權右衛門光廣」は「全国鉄砲鍛冶銘鑑」P.70及び「全国鉄砲鍛冶銘地域別分類」P. ⚪︎に掲載されている鉄砲鍛冶です。
平成27年2月13日 岡山
【火縄銃型 管打式五匁士筒「上リ藤ニ鎌紋」銀象嵌 (在銘: 鍛巻張 摂州住籃谷權右衛門光廣)について】
元々火縄銃を製作していた鉄砲鍛冶が製作した火縄銃型の管打式銃です。 本品は全長が972mm、口径14mm強(五匁)の軍用筒です。 軍用中筒では一定の破壊力を得るため、本品のように六匁玉(約16mm)から十匁玉(約19mm)程度の品が多く見られます。 本品は口径に対して全長がかなり短く、軍用筒に特徴的な機動性を考慮したデザインも見て取れます。 本品は在銘で、銃身下面には「鍛二重巻張 國友亦三郎重當」の銘が切られています。 「國友亦三郎重當」は「全国鉄砲鍛冶銘鑑」P.153及び「全国鉄砲鍛冶銘地域別分類」P.137に江州住として掲載されている国友鉄砲鍛冶の「國友亦三郎」家の一人です。 銘文も堂々と切っており、「鍛二重巻張」と言う高級な筒でもあり自信作と思われます。 「國友亦三郎」家は「重當」の他に「重光」「重常」「重広」「重吉」「吉當」「吉久」「重𠮷」が知られています。
台木 (銃床) についても高級な樫を用いるなど贅沢な材料を使った品で、内部には「大嶋吉兵衛甫福」の台師銘が入っています。 「大嶋吉兵衛」家は代々摂州の國友で台師の家系です。 中でも幕末の「大嶋吉兵衛宗昌」は有名です。 弊社では「大嶋吉兵衛甫福」の銘が入った台木が付いた「國友源右衛門充胤」作の火縄銃を過去に取り扱っており、「大嶋吉兵衛甫福」が「國友源右衛門充胤」に台木を供給していた事が窺えます。 尚、「國友源右衛門充胤」については弘化二年 (1845年) 年記入りの火縄銃を残している事から「大嶋吉兵衛甫福」は幕末頃に活動していた鉄砲鍛冶 に台木を供給していた事が窺え、本品が幕末の管打式である事でも一致しています。
本品の筒 (銃身) は、後方に向かって緩やかに広がった丸銃身になっており、銃口部分には筋立ての施された幅の狭い八角柑子が設けられています。 先目当は刃 (ブレード) の部分が洋銀と思われる別部品になった杉形で、元目当は後部にアールがある筋割となっています。 銃身は台 (銃床) に対して3箇所の目釘により固定される構造となっています。 台 (銃床) は火縄銃からの流用で、胴金前方の銃床右側面には火皿が嵌る切り欠きが残っています。 また、銃床後部 (台カブ) 左側面に火消し穴が残っています。 カラクリは蟹目ナキ内カラクリで、カラクリの地板及び撃鉄は鉄製となっており、胴金や引金、用心金は真鍮製となっています。 撃鉄はゲベール銃と共用と思われる大型の物が付いており本品を軍用銃らしい武骨が感じられます。 銃床は台かぶの張り出しが少なく、庵部分が比較的薄いデザインで、つつの太さに対してやや細身な印象を受けます。
銃床左側面の胴金の後ろに打刻されている正方形(7mm四方)に「アユチ」とは尾張国愛知郡の古称です。 国内の古式銃に多く見られる「壬申刻印」と同様に、この「アユチ」刻印は幕末から明治初頭の何処かの段階で、愛知郡内に存在していた銃を調査・管理する事を目的として打刻されたものと考えられますが、「壬申刻印」とは打刻方法が全く異なっています。 本品の「アユチ」刻印は、上記の壬申刻印のような国による管理下で全国一斉調査が行われた際に打刻されたものではなく、ほぼ同時期に愛知郡の行政組織が独自に調査を行った際に打刻されたものと思われます。 またその横に打たれている「16296」西洋のフォントで数字が打たれているのも特徴です。 (MM)
【本個体の説明】
本品の銃身を含む鉄部分は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃身にはやや表面錆が見受けられる他、台 (銃床) に隠れる銃身下面にはやや朽ち込み痕が散見されるものの、全体としては大きな欠損等は見られず、概ね良好な状態が保たれています。 銃身下面に切られた「鍛二重巻張 國友亦三郎重當」の銘はとても堂々と切られており、はっきりと確認可能です。 銃身下面の目釘金具の位置と銃床の目釘穴の位置は3箇所とも一致しています。 尚、目釘は付属しておりません。
台木 (銃床) は木目が比較的はっきりとした材料を使った品で、銃身を外した銃床内部には台師銘が「大嶋吉兵衛甫福」と墨書きされています。 台木には若干の打ち傷や線傷が見受けられるものの、全体としては大きな欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 また、用心金など各部の取り付けについても目立ったがたつきは見られません。
カラクリは、撃鉄を起こすとフル・コックはしっかりと掛かり、引金を引くと撃鉄が力強く落ちます。引金の位置関係からトリガープルは非常に硬く、江戸末期の試行錯誤の時代を強く感じさせる設計です。
銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 尾栓については現状固着しており取り外しができなくなっています。 撃鉄の打撃面とパーカッション・ニップルについては大きな変形等も見られず、良好な状態が保たれています。 木製のかるか (さく杖) が付属致します。
技工に優れた名工である「國友亦三郎重當」の在銘品です。 鉄砲鍛冶の自信作の筒と台師銘入りの台ともに、銘を確認せずとも良い品であることが判る品です、作動もしっかりとした品です。 (MM)
【その他の情報】
令和4年1月13日に愛知県教育委員会により交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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