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コルト M1849 ポケット リボルバー 4” 銃身モデル (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#106638) (愛) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【8954】 |
英 名
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Colt M1849 Pocket Revolver, 4 inch/5 shot Model |
種 類
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古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品、✕ |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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245mm |
口 径
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8mm |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【コルト M1849 ポケット リボルバー 4" 銃身モデル について】
コルト M1849 ポケット リボルバーは、サミュエル・コルト社 (Samuel Colt、現在のColt Firearms社) で1850年より1873年まで製造されました。 南北戦争 (1861年-1865年) で主要拳銃として使用されたコルト M1851 ネービー・リボルバーよりも先に生産が始められました。 構造的にはM1851 ネービーと全く同じですが、一回り以上コンパクトになり、非常に引き締まった形をしています。 M1849 ポケット リボルバーは全て.31 口径ですが、5連発と6連発のモデルが存在します。 更にオクタゴン銃身の銃身長が3、4、5、6インチの異なるバリエーションも存在します。 コルト M1849 ポケット リボルバーは、M1851 ネービーが軍用として採用されたのに対して民間用として販売されました。 当時コルト社が生産したパーカッション・リボルバーの中で最も商業的に成功した品で、23年の間に約34万挺も製造されました。 コルト社のパーカッション・リボルバーの特徴として、銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように、前後に分解出来る構造になっています。 バレル・ウェッジと呼ばれる「楔 (くさび)」のような小さな部品を右から左に押し出す事によって、銃身部分とフレーム部分が容易に分離します。 尚、4インチ以上のバレルの下にはローディング・レバーが付いています。
銃身長と装弾数以外にも、下記の容易に判別が可能な四つのバリエーションが存在します。
#1 Two Line Hartford Address
#2 Two Line New York Address
#3 One Line New York Address
#4 London Made Pocket
銃身上の刻印の違いが大きなポイントですが、その中でも部品の多くに小差が見られます。 四つのバリエーションには特徴 (掟) があり、どれだけ本来の特徴に沿ったものであるかがその個体の価値を決めるものになっています。 (MM)
【本個体の説明】
本品のシリアルNo.は106638で、フレーム、銃身、トリガー・ガード、バック・ストラップ、ローディング・レバー、シリンダーでマッチしています。 尚、バレル・ウェッジのシリアルNo.は24814となっており、シリンダー軸のシリアルNo.は現状確認出来なくなっています。 本品はシリアル No.から1855年製であることが判ります。 シリンダーにはやや薄くなっているものの、駅馬車 (Stagecoach) のエングレーブが確認出来ます。 また、シリンダーには非常に薄くなっていますが「COLTS PATENT」の文字の一部及びシリアル No.が確認出来ます。 尚、フレームの左側面にも一部薄くなっており判読が難しくなっていますが、「COLTS PATENT」の刻印が確認出来ます。
本品の銃身上面のメーカー・アドレス刻印は "Two Line New York Address" と呼ばれるもので、「ADDRESS SAML COLT NEW-YORK CITY」のアドレス刻印がニ行にわたって入っています。 Two Line New York Addressは、M1849 ポケットのバリエーションとしては唯一、3/4/5/6インチの4種類の銃身長が生産されたモデルです。 Two Line New York AddressのM1849 ポケットでは、装弾数は極めて少数の例外を除いて殆どが5連発となっており、6連発のモデルは5挺しか存在が知られていません。
本品は全体に適度な使用感の付いた良い雰囲気となっており、フレームや銃身といった金属部は、やや打ち傷や擦れ、若干の表面錆の他、一部に仕上げが薄くなり、金属の地肌が表れている箇所が見られるものの、全体としては大きな欠損等は見られず、製造された時代を考慮すれば比較的良好な状態が保たれています。 シリンダーについては、全体に仕上げが落ちて、白磨き仕上げのような状態となっており、やや時代錆や表面錆痕が見られます。 オリジナルのウォールナット製グリップについては、若干の打ち傷や角の部分に極小の欠けが見られる他には目立った破損等は見られず、比較的良好な状態が保たれており、本体への取り付けについてもがたつきもなくしっかりとしています。 真鍮製のトリガー・ガードやバック・ストラップについては、若干の打ち傷こそ見られるものの、目立った腐食や変形等は見られず、オリジナルのニッケル仕上げも一部に残っています。 コルト製パーカッション・リボルバーの構造上の持病とも言える銃身とフレームの取り付けについては、僅かに隙間が見られるものの、取り付け時のがたつきは殆ど見られません。
作動については問題なく、ハンマーのハーフ・コック及びフル・コックもしっかりと掛かり、シリンダーも正常に回転します。 フル・コック位置でトリガーを引く事により、ハンマーがスムーズに落ちます。 銃身内は若干の表面錆が見られるものの、ライフリングは比較的はっきりと残っており、銃口から薬室まで完全に抜けています。 シリンダーのパーカッション・ニップルについてもやや表面錆は見られるものの、現状大きな欠けや変形等は見受けられず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 シリンダーの前後の遊びについても比較的少なく、十分許容レベルです。 ローディング・レバーは左右に若干の遊びが見られるものの、操作は問題なく行う事が可能で、キャッチについても問題なく掛かります。
コルト M1849 ポケット リボルバーは合計約34万挺が生産されました。 本品はTwo Line New York AddressのM1849 ポケットとしては最も一般的なバリエーションである、銃身長4インチの5連発モデルです。弊社ではこれまで多数のM1849 ポケットを扱ってきましたが4“ 銃身モデルは意外と少なく、過去10年間は一挺も入荷しておりません。 ポケット・リボルバーの名称から小さくなければポケットらしくないと4“ 銃身モデルは人気があります。 (KK)(MM)
本個体の "COLT M1849 POCKET REVOLVER CHART"
Address Stamp: Two Line New York Address
Hammer Knurling: Standard Diamond Pattern
Hammer Face: Type 3 Hammer Face
Cylinder Ratchets: Type 2 Ratchets
Barrel Lug Cutout: Type 1
"Colts/Patent" Stamp: Large Stamp
Trigger: Long Slender Trigger
Trigger Guard: Small Round
Trigger Guard Bolster: Thick
Rammer Screw Head: Outie Head
Front Sight: Pin
"31 CAL" Present on Left Side of Trigger Guard: No
【その他の情報】
昭和49年10月1日に東京都教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 銘文欄にも「ADDRESS SAME COLT」と記載されています。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約160年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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