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ウィンチェスター M1907 自動小銃 (#46817) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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\440,000 |
商品番号
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【8865】 |
英 名
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Winchester Model 1907 Self-loading Rifle |
種 類
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自動小銃、大阪店在庫品、無可動実銃新入荷品 2024年5月 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914)、第一次大戦〜第二次大戦、第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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962mm |
口 径
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.351 SL |
装 弾
数
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5/10/20発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ウィンチェスター M1907 自動小銃 について】
ウィンチェスター社 (Winchester Repeating Arms Company) により1907年から1957年にかけて製造された半自動小銃です。 作動方式は反動利用のブローバック式で、使用弾薬はフル・サイズのライフル弾に比べて威力の低い.351 Winchester Self-Loading (.351 SL/.351 WSL) 弾で、反動利用のブローバック式により作動しました。 給弾は5/10/15発の着脱式弾倉により行われました。 M1907自動小銃の設計は、1901年8月にウィンチェスター社の銃器設計者トーマス・クロスリー・ジョンソン (Thomas Crossley Johnson) が取得したパテントに基づいていました。 尚、同パテントに基づいて設計された銃器としては、M1907の他にもリムファイアのウィンチェスター M1903やセンターファイアのM1905、M1910が存在します。 M1907自動小銃にはスタンダードもしくはプレーン・フィニッシュと呼ばれる仕上げの通常モデルの他、ピストル・グリップ・ストックを備え、ハンドガード及び銃把部分にチェッカリングが施されたデラックスと呼ばれる高級仕上げのモデルが存在しました。
第一次世界大戦中の1915年にフランス軍は合計2,800挺のM1907自動小銃を発注し、その後も1917年から1918年にかけて更に2,200挺の発注が行われました。 これらのM1907自動小銃は、フル・オートマチック仕様へと改修が行われ、マガジンの容量が15発もしくは20発に増やされた他、リー・ネービー小銃の銃剣を装着できるように改修されていました。 この改修型はM1907/17と呼ばれます。 また、英国でも1914年12月から1916年4月にかけて陸軍航空隊向けに120挺のM1907自動小銃及び78,000発の.351 SL弾が送られ、偵察機乗員向け武装として使用されました。
M1907自動小銃はまたその製造期間を通して米国の法執行機関向けのライフルとして人気のあるモデルであり、特に1930年代の犯罪増加に対抗するため警察が装備を更新していた時期には多数が導入され、FBIでも1933年に発生したカンザスシティの虐殺を受けてM1907自動小銃の調達を行いました。 1935年には固定タイプのリア・サイトとスリング・スイベル、大型のマガジン・リリース等を備えたポリス・ライフルと呼ばれる警察向けモデルも追加されました。 ポリス・ライフルにはクラグ小銃用のバヨネット・マウント及びフロント・サイトを備えたバレル・スリーブがオプションとして用意されていました。 1930年代後半に、M1907はウィンチェスターにより改良され、割れが生じやすかったハンドガードの厚みを増やした他、銃床も強化されました。 また、この新型ではコッキング・ハンドルも改良され、操作性が向上しました。
【本個体の説明】
本品は.351 SL弾を使用するウィンチェスター M1907 自動小銃で、銃身にはウィンチェスター社のメーカー刻印に加えて口径表示刻印が入っています。 アッパー・タング上面にはウィンチェスターのメーカー刻印に加えて「MODEL 07 S.L.」のモデル名刻印が入っています。 レシーバー及びトリガー・ガードのシリアルNo.はマッチしています。 本品はシリアルNo.から1935年製である事が窺えます。
本品はレシーバーや銃身といった金属部にやや使用感が見受けられ、小傷や擦れ、若干の経年による褪色の他、一部表面錆痕が見られますが、大きな欠損等は見受けられず、オリジナルのブルー仕上げも大部分に残っています。 木製のハンドガード及びバット・ストックについても、やや打ち傷や線傷、擦れ等が見られるものの、こちらも大きな破損や欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 傷み易いバット・プレート部についてもやや打ち傷や擦れ等は見受けられるものの、目立った欠損や変形等は見られず、銃床への取り付けについても、がたつきもなくしっかりとしています。 マガジンの着脱やリア・サイトの調整は問題なく行う事が可能です。 付属のマガジンについては、やや小傷や擦れ、経年による褪色等が見受けられるものの、大きな変形等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。尚、マガジンは一部が固定されています。
ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
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