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モシンナガン M1891 歩兵銃 (レミントン製、#123680) |
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価格(税込)
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\330,000 |
商品番号
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【8854】 |
英 名
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Mosin Nagant M1891 Infantry Rifle (Remington) |
種 類
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ボルト・アクション、東京店在庫品、無可動実銃新入荷品 2024年5月 |
国 名
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アメリカ合衆国 / ロシア&ソ連 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,303mm(実測) |
口 径
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7,62mm×54R |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【モシンナガン M1891/30 歩兵銃 (レミントン製) について】
帝政ロシアのセルゲイ・イワノビッチ・モシン大佐とベルギーのナガン兄弟が設計したボルト・アクション・ライフルです。 1891年にロシア帝国の制式小銃M1891として採用された後、様々な改良を受けながら第二次世界大戦まで使用され続けた大変息の長い小銃でした。 このためバリエーションが多く、またライセンス生産や鹵獲されて本国以外でも数多く使用された銃でもあります。 刻印はいくつかのバリエーションがあります。
本品は第一次世界大戦中に米国のレミントンUMC社で製造された品です。 当時の帝政ロシアは小火器の生産能力が低く、大戦によって小銃不足が深刻化した事から米国へ発注が行われ、150万挺のM1891小銃及び1億発の7,62mm×54R弾がレミントンUMC社に発注された他、ウェスティングハウス社にも180万挺のM1891小銃の発注が行われました。 1915年から1917年にかけてレミントン社で840,310挺、ウェスティングハウス社で770,000挺のM1891が製造され、その内レミントン社製造分の131,400挺及びウェスティングハウス社製造分の225,260挺が1917年1月までにロシアに到着しました。 1917年にロシア革命が起こると、ロシア政府は資金難から米国への小銃の発注契約を破棄し、小銃の品質に問題があるとして代金の支払いを拒否しました。 その結果、米国の両メーカーは経済的な損失を被る事となりました。 米国政府は両メーカーを救済するためにウェスティングハウスの在庫していたM1891に加えて20万挺の発注を行った他、レミントンの在庫していた78,950挺の代金未払いのM1891についても買い上げを行い、さらに60万挺の追加発注を行いました。 米国政府は買い上げたM1891を主に訓練用として州兵や民兵組織等に支給した他、一部は「Russian Three-line Rifle, Caliber 7.62 mm. (.3 inch)」としてフレーミング・ボム刻印やアメリカン・イーグル刻印が打刻されて陸軍でも使用されました。 1918年に第一次世界大戦が終結した後、米国政府は77,000挺のM1891小銃を新たに建国されたチェコスロバキアに譲渡し、一部はチェコ軍団によって使用されました。
【本個体の説明】
本品の薬室上面にはシリアルNo.の他、「REMINGTON ARMORY」のメーカー刻印及び製造年を示す1917の刻印が入っています。 また、帝政ロシアの双頭の鷲国章刻印も見られる事から、帝政ロシア輸出用として製造された事も窺えます。 弾倉底板のシリアルNo.は打ち直しにより123680、ボルトのシリアルNo.は15643となっています。
本品の機関部や銃身といった金属部は、やや打ち傷や擦れ、経年による褪色の他、時代錆や一部仕上げが落ちて金属の地肌が表れている部分が見られますが、現状目立った欠損等は見受けられません。 木製銃床についても、やや打ち傷や線傷の他、一部表面仕上げが落ちている箇所が見られものの、こちらも大きな破損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 バット・プレート取付部周辺の木部にやや痩せが見られます。 傷み易いバット・プレート部については、全体に仕上げが落ちてやや打ち傷や時代錆、表面錆痕が見られるものの、大きな変形等は見られません。 リア・サイトの調整や弾倉底板の開閉については問題なく行う事が可能です。
ボルトの先端と下半分を切除して、ボルト・ハンドルを閉じた状態で溶接固定した新加工品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
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