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価格(税込)
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\110,000 |
商品番号
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【8833】 |
英 名
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Type 38 Style Training Rifle |
種 類
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ボルト・アクション、お値打ち価格商品 (税別10万円以下)、大阪店在庫品、無可動実銃新入荷品 2024年5月 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,260mm(実測) |
口 径
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6,5mm |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【三八式型教練銃 について】
戦前・戦中にかけて日本の学校等における軍事教練用に製造された小銃で、木製の完全な取り回し練習用から平玉火薬で音だけを出す物、空砲もしくは狭窄弾(プライマーと微量の火薬で弾を飛ばす短射程訓練弾)を発射できる金属製、あるいは旧式の実物小銃を改造した物など様々な品が作られました。
旧式となった軍用小銃の内、海外に放出品として輸出されなかった品は教練銃として学校等に支給されました。 これらの教練銃にはしばしば教練用である事を示す刻印がレシーバー上面に打刻された他、学校名を示す記号が刻印や焼き印によりバット・ストックに入れられている個体も存在します。 1905年から1921年に掛けて約1万挺の三十年式歩兵銃が教練銃に改造さたと言われています。 これらの品では銃身内のライフリングを落としてスムーズ・ボアとし、空砲専用である事を示す刻印がレシーバーに打刻されました。 また、大部分の品で元々のシリアルNo.が削り落とされており、新たなシリアルNo.が打ち直されていますが、オリジナルのシリアルNo.がそのまま残った個体も一部に確認されています。 三八式歩兵銃やその他旧軍小銃についても上記の三十年式と同様に教練銃に改造したものが存在します。
当時製造された教練中のバリエーションは多岐に渡っており、三八式や九九式の形状を模して当初から教練銃として製造された品や、三八式・九九式の両方の特徴を備えた教練銃も作られました。 これらの教練銃は一般的に銃身がスムーズ・ボアで、全体に鋳鉄などを多用しており作りが粗く、バット・ストックが一体型であるといった特徴が見られます。 また、菊花紋章や刻印が入っておらず、シリアルNo.のみが入っている品も多く見られる他、平和式、金山式、井澤式とモデル名が薬室に刻印してある銃も存在します。 教練銃の中には他にも、主に国民学校(現在の小・中学校)高学年の軍事教練向けに、全長を三八式歩兵銃の7/8にスケール・ダウンした少年用教練銃も作られました。 これらの少年用教練銃では特殊な全鉄製の専用銃剣を使用しました。
大戦後半になると物資の欠乏などにより教練銃もより構造を簡素化した物が作られるようになりました。
【本個体の説明】
本品は三八式型の教練銃で、機関部左側面にはシリアルNo.62が打刻されています。 本品は弾倉底板の開閉については問題なく行う事が可能で、弾倉内の弾受 (フォロワー) 及び弾倉バネの入っている装弾数が5発のモデルとなっています。
金属部はやや打ち傷や擦れ、経年による褪色の他、一部仕上げが落ちて金属の地肌が表れている箇所が見受けられます。 木製銃床についても、打ち傷や線傷、ニスが落ちている箇所が見られるものの全体に良好な状態です、また銃床右側面には、「豊橋 NO 4 金山納」と入った銘板が取り付けられています。 床尾板は下部周辺の木部に若干の痩せが見受けられますが、取り付けにがたつきは見られません。 照尺の起倒・調整については問題なくスムーズに行う事が可能です。 さく杖は付属いたしません。
ボルトの先端と下半分を切除して、ボルト・ハンドルを閉じた状態で溶接固定した新加工品です。 (AW)(NI)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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