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火縄銃 仙台細筒(銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘: 白石住岡彦五郎藤原良助 上鍛)(京)㊵ |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【8790】 |
英 名
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Japanese Matchlock Musket, SENDAI Style |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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133.5mm |
口 径
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12mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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価格は暫定
【火縄銃 仙台細筒(在銘: 白石住岡彦五郎藤原良助 上鍛)について】
本品は仙台藩など東北諸藩で使用されたシンプルな外観の武骨で実戦的な火縄銃で、仙台筒と呼ばれる品です。 全長1,335mm、銃身長は1,006mmで、口径は12mmと、当時の仙台藩の軍制に沿ったものとなっています。 全長は細筒としては普通ですが、一般的な細筒等に比べると重量のある仙台筒独特の火縄銃で、この武骨であり重量感が仙台筒の好まれる理由ではないでしょうか。
本品の筒 (銃身) は仙台筒の掟通り柑子のない八角形で、火皿が小さくなっています。 先目当ては○○、元目当ては○○となっている仙台筒独特の形となっています。
本品は在銘で、銃身下面に「岡彦五郎藤原良助作」の銘が入っています。 「岡彦五郎藤原良助」については、「全国鉄砲鍛冶銘鑑」P.61、及び「全国鉄砲鍛冶銘地域別分類」P.31に掲載されている仙台白石住の鉄砲鍛治です。 岡彦五郎家は仙台鉄砲鍛冶の中でも上手と言われています。
白石は現在の宮城県白石市で仙台筒の鍛冶が多く住んでいた地域です。 銃のスタイル(仙台筒)と銃工の所在地が一致しています。昔から伊達の鉄砲好きと言われていますが、本銃もシンプルながらも引き金の穴周りの金具などに凝った目立たない場所に装飾を施した特徴ある品です。
銃床(台)は全体的に平面で、下面との境が角が立った角張ったデザインとなっています。 また台カブがゆっくりとしたカーブを描き台尻まで続き、小さな芝引き金物が付いています。銃身に沿った部分が角張ったデザインで他に比べ大きのに対し、台カブは細っりとしており、台カブ側面だけを見ると全体的に細い伊予筒のようでもあります。 しかし冠落しにはなってらず、台カブの厚みもあります。 銃床後部には火縄通しと呼ばれる穴が設けられています。 台カブ左側面の鋲裏の座金は通常仙台筒は分銅の図柄が多く用いられていますが、本品は「梅樹」の図柄になってい。また台カブ右側面と引金周りの大きな飾り金具、そして先台カブ飾り金具にも「梅樹」の図柄で統一されています。 仙台筒としては飾り金具が多めの品です。 胴金は細く、カラクリは大型の無双カラクリ(外記カラクリ)と呼ばれる物が付いています。 また、火挟みの火縄の保持部分が長く高く持ちあがってほぼ垂直に先端が折れたデザインとなっており、「馬面」の愛称で呼ばれています。 これらの特徴は東北の銃に共通しており、一見シンプルな外観ながら複雑な構造も備えています。 仙台筒では一般的に薄板の輪引金と呼ばれる特徴的な引鉄が付いており、本品も掟通りです。銃床(台)側面の目釘穴を飾る金具は比較的大きな菱型で中に「Xのような」の文様が入っています。 これが家紋なのか判明出来ていませんが、このような金具は非常に珍しいです。 変わった装飾の筒ですので仙台筒コレクションの二挺目に良いのではないでしょうか。
【その他の情報】
昭和49年2月20日に福島県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
(種別: 火なわ式、全長: 133.5cm、銃身長: 100.6cm、口径: 1.2cm)
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めします。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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