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【TKS/D栄】130.4嵌 火縄銃 阿波細筒 異風紋銀象嵌 (在銘: 惣巻張 脇田知定 阿州石川嘉次郎義信) 栗㉜  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【8717】
英  名
 Japanese Matchlock Musket, AWA Style
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品、【TK】
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,305mm
口  径
 11mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物とは異なります。
コメント
 【火縄銃 阿波細筒 異風紋銀象嵌 (在銘: 惣巻張 脇田知定 阿州石川嘉次郎義信) について】
本品は阿波筒 (阿州筒) と呼ばれる阿州 (=阿波国、現在の徳島県) で製作された火縄銃です。
徳島藩祖の蜂須賀家政は鉄砲に力を入れ、火縄銃が日本に伝来してから大凡そ80年後の寛永四年 (1627年) に書かれた「幕府隠密の偵察記」には、「蓬庵ふだん鉄砲の者ほど役に立つ者無之候とて、大勢御扶持候由、鉄砲の数二千の上有之、鉄砲頭一人に二十人、三十人宛御預け、頭七十ほど御座候由」と記して鉄砲の重要性を説いています。
本品は在銘品で、銃身下面に「惣巻張 脇田知定 阿州石川嘉次郎義信」の銘が切られています。 石川嘉次郎義信を含む石川嘉次郎一門は、阿波国で活動した鉄砲鍛冶の一門で、「全国鉄砲鍛冶銘鑑」 P.16及び「全国鉄砲鍛冶銘地域別分類」P.299に掲載されています。
本品は比較的全長の長い品が多い阿波筒としてはやや短めの全長1,305mmの品です。 口径は阿波筒で一般的な約11mmとなっており、阿波筒らしく筒 (銃身) は口径に対してかなり肉厚な作りとなっています。 阿波筒では細筒から狭間筒に至るまで鉄砲のサイズに関わらず、口径は11mm前後でほぼ共通した作りとなっていました。 これは徳島藩内で使用される銃弾の口径を実戦において殺傷力を十分に確保できる11mm前後に統一する事により、弾薬補給系統の効率化を図ったものと言われています。 さらに銃身長が口径に対して比較的長めに取られている事から、比較的小口径の銃弾による長射程での狙撃を想定していた可能性も考えられます。
本品の銃身は八角銃身で、銃口部には八角形のまま僅かに広がった柑子が設けられています。 この銃身は銃床に対して4か所の目釘により固定される構造となっています。 先目当はタンケン形、元目当は筋割となっており、先目当上部のブレード部分は銀製と思われる別部品となっています。 先目当後方の銃身の周囲に銀と思われる玉縁 (環) が取り付けられています。 また、銃身後部の上面には銀象嵌により異風紋が施されています。
台 (銃床) については装飾は殆ど施されておらず、目釘座はシンプルな円形、カラクリの鋲裏座金は真鍮製の正方形の金具が用いられています。 銃床には火縄通しの穴及び火縄消しの穴が設けられています。 機関部は外カラクリで、カラクリの地板、胴金、火挟、弾金、雨覆、火蓋といった部品は真鍮製となっています。 引金はハート型のような独特な形状で、真鍮製の用心金が設けられています。 (KK)

【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) は全体に黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けと同じ処理方法によるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃身上面に施された異風紋の銀象嵌についても、現状目立った剥落は見受けられず、良好に残っています。 また、銃身下面に切られた「惣巻張 脇田知定 阿州石川嘉次郎義信」の銘についてもはっきりと確認出来ます。 銃身下面の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は4箇所とも一致しています。 尚、目釘は付属しません。
台 (銃床) についても、やや打ち傷や線傷、擦れが散見されるものの、現状目立った破損や欠損等は見られず、比較的良好な状態が保たれています。 目釘座や鋲裏座金といった金具についても現状欠品は見受けられません。 カラクリの地板、胴金、火挟、弾金、雨覆、火蓋、引金、用心金といった真鍮部品についても、一部磨かれているものの大きな違和感は感じられず、現状腐食等も見られません。
カラクリの作動については完全で、火挟を起こした際のロックはしっかりと掛かり、引金を引くと火挟がスムーズに落ちます。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 火蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。
かるか (さく杖) が付属致します。 (KK)

【その他の情報】
平成23年12月13日に岡山県教育委員会により交付された、銃砲刀剣類登録証の付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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