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【TK栄】1,333 火縄銃 仙台細筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘: 登米住高橋祐太夫定熈) (西)㉞  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【8696】
英  名
 Japanese Matchlock Musket, SENDAI Style
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,333mm
口  径
 15mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物とは異なります。
コメント
 【火縄銃 仙台細筒 (在銘: 登米住高橋祐太夫定熈) について】
本品は仙台藩など東北諸藩で使用されたシンプルな外観の武骨で実戦的な火縄銃で、仙台筒と呼ばれる品です。 全長1,333mm、銃身長は967mmで、口径15mm(約四匁)と、当時の仙台藩の軍制に沿ったものとなっていますが、口径はやや大きめです。
本品は在銘で、筒(銃身)下部にはハッキリと「登米住高橋祐太夫定熈」の銘が切られています。 高橋祐太夫定熈は「全国鉄砲鍛冶銘鑑」P.209及び「全国鉄砲鍛冶銘地域別分類」P.26に掲載されている文政年間(1818-1830年)前後で作銃した仙台登米 (せんだいとめ、現在の宮城県登米市) の鉄砲鍛冶の一門の一人です。 高橋祐太夫定熈の最後の漢字「熈」は「熙」で名鑑に載っていますが、「熈」は「熙」の異体字なので同人と思われます。 「高橋祐太夫定熙」の銘で文政八年 (1825年) の年記が入った品が現存しています。 「高橋祐太夫」一門は仙台地方、(特に) 登米のみに見られる鉄砲鍛冶銘です。 銃のスタイル (仙台筒) と銃工の所在地が一致しています。 高橋祐太夫は「仙台住」「仙台登米住」と銘切った品はありますが、「登米住」は珍しいです。
昔から伊達の鉄砲好きと言われていますが、本銃もシンプルながらも引金の穴周りの金具や八倉鋲裏座などの目立たない場所に装飾を施した特徴ある品です。 筒 (銃身) は仙台筒の掟である八角銃身ですが、銃口部分は約5mm幅の真鍮製の八角形帯環が付けてあります。 八角形銃身の中間部が僅かに窪んだ凝った作りです。 火皿は比較的小さいのも仙台筒の特徴です。目当は先目当が筋割、元目当が透かし形となっています。 銃身は銃床に対して2ヶ所の目釘により固定される構造となっています。 カラクリは外カラクリ (外記カラクリ) となっており、カラクリの地板や火挟、火蓋、引金、細身 (幅約9mm) の胴金は真鍮製となっています。 銃床は後部に火縄通しと呼ばれる穴が設けられているのみで、火縄消しの穴は設けられておらず、至ってシンプルです。 鋲裏座金を始め、全て (合計6個) の座金には仙台筒の掟通りの分銅の図柄が用いられています。 火挟みの火縄の保持部分は長く高く持ちあがったデザインとなっており、「馬面」の愛称で呼ばれています。 これらの特徴は東北の銃に共通しており、一見シンプルな外観ながら複雑な構造も備えています。 用心金が付かないのも仙台筒の特徴です。 仙台筒では一般的に薄板の輪引金と呼ばれる特徴的な引金が付いており、本品も掟通りです。 カラクリの側面中央の水滴形の「イボ隠し」を備えられています。仙台筒の掟通りに忠実に作られた上に登米住は珍しい銘です。 (MM)

【本個体の説明】
本品の銃身は全体に時代錆が表れ、やや打ち傷や表面錆、一部に朽ち込み痕が見られるものの、現状比較的しっかりとした状態が保たれており、銃身下部の銘もはっきりと確認可能です。 しかしながら銃身下部の見えない部分に朽ち込みによって変形しています(外観からは判りません)。目釘金具と銃床の目釘穴の位置は二ヶ所とも一致しています。 尚、目釘は付属しておりません。
台 (銃床) についてもやや打ち傷や線傷が見受けられますが、全体としては大きな欠損は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 カラクリの地板や火挟といった真鍮部分についても適度な時代が付いた良い雰囲気となっています。
カラクリの作動については完全で、火挟を起こした際のロックはしっかりと掛かり、引金を引くと火挟が落ちます。 火蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 木製のカルカ (さく杖) が付属致します。
武骨でシンプルな仙台筒を一挺持つのであれば本品のように長銘で珍しい品も良いかと思います。(MM)

【その他の情報】
昭和47年8月21日に岩手県教育委員会によって交付された、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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