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【TKS/D丸斜】123.0��火縄銃 堺細筒 (銃砲刀剣類登録証付古�⊇董�地鉄鍛二重惣巻張 榎並屋佐兵衛正吉 [花押]) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
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商品番号
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【8646】 |
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英 名
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Japanese Matchlock Musket by Enamiya Sahei Masayoshi |
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種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品 |
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国 名
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日本 |
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時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
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全 長
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1,232mm |
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口 径
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13mm |
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装 弾
数
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単発 |
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在 庫
数
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SOLD OUT |
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画像について
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画像は現物とは異なります。 |
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コメント
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【火縄銃 堺筒 (在銘: 地鉄鍛二重惣巻張 榎並屋佐兵衛正吉 [花押]) について】
本品は全長1,232mmと少し短めで細い形状が特徴の火縄銃で、細筒 (小筒) と呼ばれています。 口径は実測約13mm (約三匁半) と細筒として標準的な口径となっています。 細筒は主に狩猟用や標的射撃用として使用されましたが、本品は上品な作りの士分の細筒です。
本品は在銘で、銃身下面に「地鉄鍛二重惣巻張 榎並屋佐兵衛正吉」の銘と花押がはっきりと切られています。 榎並屋佐兵衛正吉は「全国鉄砲鍛冶銘鑑」P.52に摂州堺住として掲載されています。同書によると「正吉」と「政吉」が同人とすれば、榎並屋佐兵衛正吉は嘉永六年 (1853年) 前後に活動していた鉄砲鍛冶である事が窺えます。 榎並屋佐兵衛一門には「英清」「吉八」「正次」「信家」「正行」「信清」「正司」「正道」「宗正」などがいました。 「榎並屋佐兵衛宗正」は鋼輪式硝石銃を作っています。
本品の筒 (銃身) は後方に向かって緩やかに広がった八角銃身で、銃口部に中筒以上の大口径注文品に見られる角が美しく立ち、丁寧な輪(環)が施された八角柑子が設けられています。 この柑子部分が注文品かどうかを決める目安にもなります。一見派手な芥子柑子に見えても量産型の芥子柑子もあります。 先目当は真鍮製の刃を埋め込んだたんけん型、元目当は筋割のバリエーションになっています。 銃身は銃床に対して3箇所の目釘により固定される構造となっています。 台木 (銃床) は目の詰まった胡桃系の上質な材料で作られています。 堺筒の影響は全くない品です。 幅9mmの胴金は上部三面が平らで他の面は丁寧に作られた三角型です。 銃床下面は引金穴の飾り(補強)金具、火縄掛けの輪(台座は桜花)、背割り後端の金具は猪目と必要不可欠な金具のみ丁寧に作られています。 台カブ両面には下緒の穴、カラクリの鋲裏座金 と呼ばれる栓(釘)の飾り金具(桜花三ヶ所)、火縄通しの穴があります。 銃床の栓(目釘)座金やカラクリの鋲裏座金は桜花を象った金具が用いられており、合計10箇所全ての飾り金具は桜花で統一されています。 カラクリは内カラクリで、火挟は鉄錆地に銀蝋流しと呼ばれる鉄地に銀粒を散らした高級な作りになっています。 煙返しが付いた雨覆は竹の節を意匠化した楔で留められています。 カラクリの地板や胴金、雨覆、楔、火蓋、引金といった部品は真鍮製となっています。 三角(鴨の口)型の引金で、用心金は取り付けられていません。 (MM)(KK)
【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) を含む鉄部は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃身には若干の打ち傷や経年による褪色、極々僅かな表面錆痕を除いて目立った欠損等は見受けられず、非常に良好な状態が保たれています。 銃身下面の銘については、比較的はっきりと判読可能です。 銃身下部の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は3箇所とも一致しています。 尚、目釘は付属しておりません。
台木 (銃床) についても、極々僅かな打ち傷や線傷が見られるだけで散見されるだけで、非常に良い状態が保たれています。 銃床各部の飾り板や座金についても現状欠品等は見受けられません。 真鍮部品は適度な時代が付いた良い雰囲気となっています。 カラクリの作動については現状完全で、火挟を起こした状態でのロックはしっかりと掛かり、引金を引くと火挟が非常にスムーズに落ちます。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 火蓋の開閉についても問題ありません。 木製のかるか (さく杖) が付属致します。
徳島県で登録証が交付されているので四国の鉄砲の可能性を考えましたが、該当しませんでした。 普通に考えれば「榎並屋」の屋号から堺筒ですが、地域や流派は断定は出来ないものの、明らかに注文打ちの出来の良い作品です。 注文打ちの中筒に使う技法を細筒に施し、華美な装飾などは敢えて控えた、上品な雰囲気が漂う名品です。 (MM)(KK)
【その他の情報】
平成9年6月11日に徳島県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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