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SMLE No.4 Mk2 (F) 小銃 (#6280324) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【8643】 |
英 名
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Rifle, No.4 Mk2 (F) |
種 類
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ボルト・アクション、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2023年 秋 |
国 名
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イギリス |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦、第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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1,125mm(実測) |
口 径
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.303in |
装 弾
数
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10発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【SMLE No.4 Mk2 (F) 小銃 について】
SMLE No.4小銃はSMLE No.1小銃の改良型で、第二次世界大戦中期以降のイギリス軍主力小銃です。 ダンケルク撤退で小銃不足となった1941年から大量生産が開始されました。 SMLE小銃はボルトのロッキング・ラグが同時期の他のボルト・アクション・ライフルと比較して後部に配置されていた為、ボルト・ストロークが短くなり、より短時間で連射する事が可能でした。 SMLE No.4小銃のSMLE No.1小銃からの大きな改良点は、リア・サイトが機関部後部に移り、ストックより僅かに突出した銃身先端にスパイク・バヨネットを取り付けるようになった点です。
SMLE No.4 Mk2は1949年より製造が始められたタイプで、トリガーの取り付け基部がトリガー・ガードからバット・カラー側へと移された他、銃床がブナ材に変更され、バット・プレートが亜鉛製から再び真鍮製に戻されました。
No.4 Mk2小銃の導入後、英軍は既存のSMLE No.4小銃をMk2と同じ仕様に改修しました。 カナダのLong Branch造兵廠で大戦中に製造されたNo.4 MkI*をイギリスのリヴァプールにあるFazakerly造兵廠でMk2に改造した正式なバリエーションであるSMLE No.4 MK1/3 小銃の他、No.4 MkIからの改修型としてNo.4 MkI/2と呼ばれるタイプが存在します。 この改修作業はFTRプログラムと呼ばれ、No.5小銃の生産が終了した1949年から始まりました。 カナダのLong Branch製だけではなく、米国のサベージ社が生産したSMLE小銃もこのプログラムに入っていました。 尚、大戦中の「No.4 MkI」等はモデル名にローマ数字が使用されていましたが、1944年以降は「No.4 Mk2」とアラビア数字に統一変更されました。
【本個体の説明】
本品の機関部左側面には非常に薄くなっており判読が難しいものの、「No 4 MK2 (F)」と思われるモデル名が確認出来ます。 モデル名の (F) は、英国リヴァプールにあったRoyal Ordinance FactoryのFazakerley工場を示しています。 銃床についてはU 12128のシリアルNo.が入っている他、1958年頃にFazakerley工場でオーバーホールされた際に打刻されたと思われる「F 58」の刻印が入っています。 また、バット・ストックの銃把下面にもFazakerley工場を示す「F」の刻印が入っている他、1955年頃に同工場でオーバーホールされた際に打刻されたと思われる「55」の刻印が見られます。 バット・プレートについては真鍮製となっています。 ボルト・ハンドルのシリアルNo.は削られています。 リア・サイトは200ヤードから1,300ヤードに対応したプレス製のMKIIIタイプが付いています。
本品の金属部は大部分に正規の仕上げ直しによる黒色の焼付塗装仕上げが施されており、やや擦れや表面仕上げの荒れの他、一部仕上げが落ちて金属の地肌が表れている箇所等が見られるものの、現状目立った破損や欠損等は見受けられません。 木製銃床やハンドガードについては、バット・ストックの色合いが僅かに暗いものの大きな違和感は感じられず、時代感もマッチしています。 木部には若干の打ち傷や線傷が散見され、特に銃把上面にやや打ち傷が目立ちますが、それ以外には大きな破損等は見られず、比較的良好な状態が保たれています。 尚、バット・ストック後端上部に正規の補修痕が見られます。 バット・ストック左側面に一部塗料と思われる黒色の付着物が見受けられます。 真鍮製のバット・プレートについても、若干の擦れや打ち傷を除いて目立った腐食や変形等は見られず、ストック内コンパートメントの蓋の開閉についても問題なく行うことが可能です。 マガジンの着脱やリア・サイトの調整については問題なく行う事が可能です。 付属のマガジンはやや線傷や朽ち込み痕が見られますが、現状大きな変形は見られません。 尚、マガジン・フォロワー及びスプリングは入っています。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
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