 |
|
|
|
 |
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
SOLD OUT |
商品番号
|
【8638】 |
英 名
|
DP Light Machinegun, Late Production |
種 類
|
軽機関銃、大阪店在庫品、無可動実銃買取品 2023年 秋 |
国 名
|
ロシア&ソ連 |
時 代
|
第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
|
1,270mm(実測) |
口 径
|
7,62mm×54R |
装 弾
数
|
47発 |
在 庫
数
|
SOLD OUT |
画像について
|
画像は現物です。 |
コメント
|
【DP 軽機関銃 について】
ヴァシーリー・デグチャレフの主導により開発され、1927年に制式名が与えられて1928年から部隊配備が始まった軽機関銃で、第二次世界大戦を通して使用されました。
作動方式はガス圧利用式で、ロッキング・フラップによる閉鎖機構を備えています。 本銃の使用弾薬である7,62mm×54Rはリムド・カートリッジのため、マガジンは強いアーチを描くバナナ・マガジン形状となりますが、その延長として生まれたと言われる円盤型の47連パン・マガジンが本銃の最大の特徴となっています。 また、銃身から機関部にかけての細身の外観も独特で、銃身の取り外しが難しい初期型と、機関部側面に銃身ロックを設け銃身交換を容易にした後期型があります。
DP軽機関銃のリコイル・スプリングはガス・ピストンの周囲に配置されていましたが、これは長時間の射撃によるリコイル・スプリングの過熱と、それに伴うスプリングの反発力低下を引き起こしました。 この問題を解決するため、後にリコイル・スプリングをレシーバー後方へと移した改良型であるDPM軽機関銃が開発されました。 DPM軽機関銃ではレシーバー後方から伸びるリコイル・スプリング用スリーブによりストックの銃把部分を握って射撃する事が困難となった事から、新たにピストル・グリップがレシーバー下部に追加されました。 その他にも空軍向けのDAや車載型のDT及びDTM、ベルト・リンク式給弾機構を追加して銃身をヘビー・バレル化するなどの改良を行ったRP-46といった派生型が開発され、戦後ソ連以外の社会主義国等でも運用された非常に息の長い機関銃です。
【本個体の説明】
本品のアッパー・レシーバー後部上面にはシリアルNo.296の他、コブロフ第2工場を示す砲弾に矢印の刻印や製造年を示す「1944」の刻印が入っています。 シリアルはアッパー及びロア・フレーム、コッキング・ハンドル基部でマッチしています。 本品はDP軽機関銃としては後期の生産品で、冷却フィンの省略された銃身が付属しており、バレル・ジャケットに設けられた冷却穴の数が減らされています。
本品は金属部は、僅かな小傷や擦れを覗いて目立った欠損等は見られず、大部分に表面仕上げが残った良好な状態が保たれています。 木部についてはストック上部のアッパー・タングの左側に3.5cmほどのクラック等が見られますが強度に問題は無く全体に程度は良好で、半光沢の仕上げも良好に残っています。 傷みやすいバット・プレート部分は僅かな打ち傷や擦れが見受けられるのみで、こちらも良好な状態が保たれています。 ロア・レシーバーとバット・ストックの取り付けはガタつきもなくしっかりとしています。 また、バット・ストック後方上部のオイラー・ブラシについても付属しています。 付属のパン・マガジンについては目立った凹みや変形等は見受けられず、全体的に表面仕上げが残った状態です。 尚、マガジン・スプリングは入っていません。 二脚の展開やパン・マガジンの着脱、リア・サイトの調整操作、給弾孔ダスト・カバーの開閉等については問題なく行う事が可能です。
トリガーテンションのない、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (AW)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
 |
|
|
 |
|
 |
|
 |
|  |