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ウィンチェスター M94 カービン (#1135612) |
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価格(税込)
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\462,000 |
商品番号
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【8622】 |
英 名
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Winchester Model 1894 Carbine |
種 類
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レバー・アクション、大阪店在庫品、無可動実銃買取品 2023年 秋 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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953mm |
口 径
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.32WS |
装 弾
数
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7発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ウィンチェスター M94 カービン について】
ウィンチェスター M94 (Model 1894) ライフル/カービンは、1894年の発表以来一世紀以上の間、民間市場向けに生産された数少ないレバー・アクション ライフルです。 (1980年から2006年まではUS リピーティング・アームズ (US Repeating Arms) 社がウィンチェスターのブランド名で生産を行いました)。
ウィンチェスター M94 の歴史は、1862年初頭にオリバー・フィッシャー・ウィンチェスター (Oliver Fisher Winchester) がウィンチェスター・リピーティング・アームズ社 (Winchester Repeating Arms Company) を設立した頃まで遡ります。 ウィンチェスター社はレバー・アクション・ライフルのM1866、M1873、M1876という基本設計が同じシリーズを発表し成功を収めました。 しかしながら、それらはメカニズム的に強度を増すには限界があり使用弾薬が限られていました。 その後、天才銃器デザイナーのジョン・M・ブローニング (John Moses Browning) が設計陣に加わり、M1885 シングル・ショット・ライフルやM1886 レバー・アクション・ライフルなど新しいメカニズムを導入したベストセラー製品が生まれました。 ブローニングの設計したM1886は、ベンジャミン・タイラー・ヘンリー (Benjamin Tyler Henry) の設計したヘンリー・ライフル以来のトグル・リンク・アクション方式の機関部に比べてコンパクトながら強靭で、より長い全長の弾薬を使用する事が可能でした。 その後、ブローニング設計の機関部を持つレバー・アクション・ライフルは、M1892を経てM1894へと発展する事になりました。 1894年の発売当初、M94の口径バリエーションはウィンチェスター社が開発した.32-40弾及び.38-55弾のみとなっていましたが、1895年からは高い腔圧に耐え得るニッケル鋼製の銃身を導入する事により、新たに強力な.30-30 (.30WCF) 弾と.25-35 Winchester (WCF) 弾仕様のモデルが追加されました。 更に1902年には.32 Winchester Special (.32WS) 弾がラインナップに加わりました。
ウィンチェスター M94の特筆すべきポイントとして、民間市場向けライフルで初の無煙火薬を使用するライフルであったという点が挙げられます。 .30-30 (.30WCF) 弾は中型口径であるものの強力な無煙火薬弾で、M94と共に米国で最もポピュラーな狩猟であった鹿猟向けに十分な威力を発揮しました。 M94は取り回しやすくコンパクトで軽量、そして連発操作が容易であった事から、森林内での狩猟にうってつけのライフルでした。 本モデルの登場により、ウィンチェスター社のレバー・アクション・ライフルは完成を見たと言えます。 一世紀以上にわたり生産されたため多くのバリエーションが存在し、特に1964年以前に生産された品はウィンチェスター社の伝統的なクオリティを残した高品質な作りから、海外ではPre-1964と呼ばれコレクターズ・アイテムとなっています。 (MM)(KK)
【本個体の説明】
本品の銃身後部左側面にはウィンチェスター社のメーカー刻印に加えて、「MODEL 94」のモデル名及び「32 W.S.」の口径表示刻印が入っています。 機関部下面には1135612のシリアルNo.が入っている事から、本品が1937年に製造された事が窺えます。 銃身及び機関部の上面にはウィンチェスター社のプルーフ刻印が入っています。
本品は全体に適度に使い込まれた良い雰囲気となっており、機関部や銃身といった金属部にはやや小傷や擦れ、経年による褪色の他、若干の朽ち込み痕が見受けられるものの、現状目立った欠損等は見受けられず、オリジナルのブルー仕上げも比較的残っています。 銃身はリア・バンドより前方が経年により仕上げが薄くなっているものの、大きな違和感は感じられません。 木製のハンドガードやバット・ストックについては、若干の打ち傷が散見されるものの、大きな破損や欠損等は見受けられず、概ね良好な状態が保たれています。 リア・バンド付近のハンドガード左側面に一部ヘアライン・クラックが見られるものの、強度的には影響のないレベルのものです。 バット・プレートは鉄製で、全体に仕上げが落ちてやや時代錆や表面錆痕が表れていますが、現状変形等は見られず、銃床への取り付けについてもがたつきもなくしっかりとしています。 リア・サイトの調整については問題なく行う事が可能です。
アンダー・レバーは無可動加工によりハンマーなど内部との連動はありせんが、僅かに下方に引き下ろす事は可能です。 レバーを上部に戻した状態ではしっかりと保持され、自重でレバーが下がってしまう事もありません。 レバー・セーフティは機能しており、レバーを完全に握り込んだ状態でのみトリガーを引く事が可能です。 ハンマーは溶接により固定されています。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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