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US M18A1 57mm 無反動砲 (#5T10165)  
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価格(税込)
 \1,650,000
商品番号
 【8587】
英  名
 US M18A1 57mm Recoilless Rifle
種  類
 単発、対戦車ライフル、グレネード/ロケット・ランチャー、機関砲/大砲、東京店在庫品、無可動実銃新入荷品 2023年9月
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦〜第二次大戦、第二次大戦後(1945〜)
全  長
 1,564mm
口  径
 57mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【US M18A1 57mm 無反動砲 について】
第二次世界大戦中の1943年に米国で開発された口径57mmの無反動砲です。
本砲は発射時の反動を相殺する原理として、英国のデニスタウン・バーニー (Dennistoun Burney) により開発されたオードナンス RCL 3.45インチ無反動砲の原理を参考としており、砲弾の薬莢に多数設けられたガス放出用の小孔から発射ガスの一部を砲身後部のガス拡散チャンバーを介して砲身後端の尾栓へと導き、尾栓のガス噴出孔から噴射する事により反動を軽減しました。 開発は米陸軍歩兵部門のKrogerとMusserの2名の技術者によって行われ、開発された57mmの無反動砲は2名の技術者の名前からクロムスキット (Kromuskit) と呼ばれました。 この無反動砲はその後T15の試作名称が与えられて1943年11月に試験が行われた後、1944年後半にM18 57mm 無反動砲として米軍制式となりました。 尚、同時期に米陸軍の砲兵部門でも鹵獲したドイツの10.5 cm LG 40無反動砲を参考に、樹脂製のカウンター・ウエイトを後方に射出する事で反動を相殺する無反動砲の開発が行われていましたが、本砲の成功を受けて開発はキャンセルされました。
M18無反動砲は同時期に運用されていたM9バズーカと比べると重量は重かったものの、その後各国で運用された無反動砲と比較して口径が小さく軽量であったため、歩兵による運搬は比較的容易で、M9バズーカに比べて射程の面でも優れていました。 運用要員は射手と装填手の2名で構成されており、装填手は砲後部の尾栓を開いて弾薬の装填を行いました。 尚、射撃用のトリガーは砲身中間部付近の右側に取り付けられたグリップに設けられており、ワイヤーを介して砲後部の撃発機構を作動させました。 使用される砲弾は対戦車榴弾 (HEAT)、榴弾 (HE)、白リン発煙弾 (WP)、演習弾の4種類が用意されており、HEAT弾は450mまでの距離で63mmの均質圧延鋼装甲を貫通する事が可能でした。 57mm砲弾には砲身内のライフリングと噛み合う溝が予め彫られたバンドが取り付けられており、発射時に砲身内部と砲弾の摩擦を低減してより効率的に砲弾に運動エネルギーを与える事により、高い初速を実現していました。 本砲の射撃は付属の二脚と一脚を使用しての伏射の他、二脚に取り付けられたショルダー・パッドを使用して射手が肩に担いだ状態からの立射も可能でした。 また、ブローニングM1917A1水冷式重機関銃用のM1917三脚に搭載しての運用も可能となっていました。
M18 57mm 無反動砲は第二次世界大戦の末期に米軍が相当数を使用した他、朝鮮戦争にも多数が投入されました。 しかしながら、対戦車兵器としてはM18無反動砲は威力が不足していた事から、順次M20スーパーバズーカやM67無反動砲といったより効果的な対戦車兵器によって置き換えられました。 M18は米国から友好国に対して多数供与された他、中華民国や中華人民共和国でも国産化やコピー生産が行われました。 M18A1はM18の改良型で、光学照準器が追加されるなどの改良が行われています。 (KK)

【本個体の説明】
本品の砲身後部の薬室部前面には「RIFLE 57MM. M18 A1」のモデル名及び「INSP. B.A.S. FIRESTONE ORD. CORPS. U.S.A.」の検査刻印、シリアルNo.12895が入っています。 また、砲口部には「RIFLE 57MM 18A1」のモデル名及び12941のシリアルNo.が確認出来ます。 その他、フロント・サイトのリング部分に「SIGHT FRONT M26」の刻印が見られる他、各部品にパーツ番号が入っています。
本品は軍からの放出時に一度解体され、その後第三国で無可動に加工された品であり、各部にその痕跡が見受けられます。 本品は全体にやや使用感が見られ、金属部は全体に経年による褪色や表面錆痕が見受けられ、一部に仕上げが落ちて金属の地肌が表れています。 グリップ・フレームについても一度切断され、現状ダミーのグリップ・フレームが溶接により取り付けられており、その上にオリジナルのグリップ・パネルが取り付けられています。 これに伴い、トリガー機構は除去されています。 革製のチーク・パッドについてはやや傷や擦れ、一部に破れが見られますが、全体としては比較的しっかりとした状態が保たれています。 前後サイトの起倒や一脚の伸縮については問題なく行う事が可能です。
ブローニングM1917水冷式重機関銃と共用のM1917A1三脚が付属致します。 クレイドル基部には「U.S. M1917-A1」の刻印及びフレーミング・ボムの刻印が確認出来ます。 三脚については全体に適度な使用感が見受けられ、やや表面錆痕や仕上げの剥落が見受けられるものの、各部の調整等については問題なく行う事が可能です。 尚、三脚後脚の革製ストラップは欠品しています。 (KK)

【その他の情報】

無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記に追加予定の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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