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カール・グスタフ 84mm 無反動砲 (複数在庫品) |
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価格(税込)
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\1,870,000 |
商品番号
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【8583】 |
英 名
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Carl Gustaf 84 mm Recoilless Rifle |
種 類
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単発、対戦車ライフル、グレネード/ロケット・ランチャー、機関砲/大砲、東京店在庫品、無可動実銃新入荷品 2023年9月、ガゼット Vol.20 |
国 名
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スウェーデン |
時 代
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第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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1,130mm |
口 径
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84mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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複数在庫有り |
画像について
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画像は現物とは異なります。 |
コメント
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【カール・グスタフ 84mm 無反動砲 について】
1940年代後半にスウェーデン軍王立陸軍兵器局 (KAFT:Kungliga Armé Förvaltningen Tyg departement) によって開発された口径84 mmの携帯可能な肩撃ち式無反動砲です。 軽量で低コストな兵器であり、多種多様な弾薬を使用可能であるため、40か国以上の国々に輸出され、現在でも各国で多目的に使用されています。 開発は1946年から始まり、それ以前に開発されていたカールグスタフ Pvg m/42 (Pansarvärnsgevär modell 1942) 20 mm 無反動砲の開発経験や、第二次世界大戦中の肩撃ち式ロケット・ランチャーであるパンツァーシュレックを参考に開発が進められました。 カール・グスタフ 84mm 無反動砲は、クルップ式と呼ばれる無反動方式を採用しており、発射時に弾底板が破砕する構造の薬莢を使用する事により、発射する砲弾と同程度の運動エネルギーを持つガスを砲身後部のノズル (ベンチュリー部) から後方に噴出させて反動を軽減します。 装填時にはベンチュリー・ロックと呼ばれる砲身後部のハンドルを用いて蝶番式の尾部を回転させて開放した後、後部から砲弾を装填します。 発射された弾頭を安定させるため、砲身内にはライフリングが設けられています。 砲身には2箇所のグリップと肩当て用のショルダー・パッドが設けられており、立位、跪位、座位、うつぶせの姿勢から発射する事が可能で、ショルダー・パッドの前方に脚を取り付ける事も可能です。 カール・グスタフ 84mm 無反動砲は通常射手と装填手の2名で運用され、必要に応じて追加の弾薬運搬要員が割り当てられます。 発射時には後方爆風による被害を防ぐため、砲の背後に人や障害物がないかを確認する必要が有ります。 照準には各種光学照準器が装着されて用いられる他、折り畳み式のアイアン・サイトも備えています。
初期のカール・グスタフ 84mm 無反動砲の生産はスウェーデンの FFV (Försvarets Fabriksverk) 社が管轄するカールグスタフ銃器工廠 (Carl Gustafs Stads Gevärsfaktori) が行い、スウェーデン軍では1948年に採用され8,4 cm granatgevär m/48 (8,4 cm grg m/48) の名称が与えられました。 その後、FFV社はボフォース社に買収され、ボフォース社がサーブ社に買収された事から、現在ではサーブ・ボフォース・ダイナミクス社により製造が行われています。
カール・グスタフ 84mm 無反動砲は時代に応じて順次改良が行われ、主要なモデルは下記のとおりです。
カールグスタフ M1: 初代モデル。 スウェーデンでは8,4 cm granatgevär m/48 (8,4 cm grg m/48) と呼称されています。
カールグスタフ M2: 1964年に登場した第2世代モデル。 砲身を短縮して軽量化を行った輸出向けモデル。
カールグスタフ M3: 1980年代に開発が始まった第3世代モデル。 スウェーデンでは1986年に採用され、8,4 cm granatgevär m/86 (8,4 cm grg m/86) と呼称されています。 鍛造鋼製の砲身を薄い鋼製のライナーで置き換え、外側を炭素繊維製のスリーブで覆った他、外部の鋼製パーツもプラスチックとアルミニウム合金で置き換える事により重量を軽減しています。 輸出向けのM3は1991年に導入されました。
カールグスタフ M4: 第4世代モデル。 スウェーデンでは2018年に採用され、8,4 cm granatgevär m/18 (8,4 cm grg m/18) と呼称されています。 チタン製ライナーを備えた炭素繊維チューブの採用や、新しいベンチュリ部のデザインにより重量の大幅な軽減を行った他、市街地での使用を想定し、全長のさらなる短縮化が行われています。 また、レッド・ドット・サイトの装備や、装填したまま運搬が可能な安全装置、調整可能なショルダー・パッド及びフロント・グリップ、1,000発の砲身寿命を管理するためのショット・カウンター、グリップと照準器を取り付ける為のピカティニー・レール、照準器からの直接データ入力が可能な弾薬に対応しているなど、多くの改良が見られます。
【本ロットの説明】
本ロットはいずれもカール・グスタフ 84mm 無反動砲のM2に相当するモデルです。 個体により刻印や各部の仕様が一部異なる場合がございます。
本ロットはいずれの個体も適度な使用感が見られ、金属部にやや打ち傷や擦れ、一部仕上げが落ちて金属の地肌が表れている箇所が見られるものの、いずれも大きな欠損は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製グリップについては、個体によりやや打ち傷やひび、若干の欠けが見られる場合がございます。 フェイス・パッドやショルダー・パッド部分については、若干の擦れは見られるものの、現状大きな劣化は見受けられません。 付属品の内容については個体により異なる場合がございますので、詳細画像 (Detailed Photos) をご確認ください。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
本ページの画像の個体は東京店在庫品(#33518)です。
他にも同じモデルが在庫としてございます。 複数の個体が掲載されている場合、各詳細画像 (Detailed Photos) をご確認の上、ご注文の際はシリアルNo.をご指定ください。 シリアルNo.横にご案内状況を表示しております。
東京店在庫品の#33518(「84-RCL-M2」刻印)の詳細画像(Detailed Photos)はこちら
大阪店在庫品の#46037(「L14A1」刻印)の詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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