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価格(税込)
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\1,210,000 |
商品番号
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【8581】 |
英 名
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Colt M4 Carbine |
種 類
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自動小銃、大阪店在庫品、無可動実銃買取品 2024年 秋 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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855mm(773mm) |
口 径
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5,56mm×45 |
装 弾
数
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20/30発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【コルト M4 カービン について】
M4カービンは現在米軍の各部隊に多数配備されている主力小火器の一つで、その原型は言うまでもなくM16 (AR-15) ライフルです。 M16 (AR-15) シリーズは米陸軍に先駆け米空軍により1962年に制式採用されて以来、様々なバリエーションを経て、現在でも米主力小火器として使用され続けており、M4カービンもその発展改良型の一つです。
1982年に米国政府はコルト社にM16A2 (コルト社内名称M645、当時はM16A1E1) をベースとしたカービン・バージョンの開発を要請し、同年後半に米陸軍軍需品化学司令部 (AMCCOM) ではコルトによるXM177E2の新たな派生型の開発を支援する形で、XM177E2をXM4カービンとして再指定しましたが、これは第二次世界大戦に採用されたM1カービン、M2、M3に続いて4番目に米軍に採用されたカービン銃である事を意味するものでした。 当初のXM4は上下レシーバーがM16A1タイプのXM177E2をベースに、使用弾薬を.223 レミントン弾からM855弾へと変更したものでした。 XM4カービンは陸軍の兵器研究開発センター (ARDC) で1983年6月にテストされ、その後外装部品の変更及び銃身のラインフリング・ピッチの1:7への変更が行われました。 また、ARDCはXM4とM16A2の部品共有率を高める事に加えて、銃身長を14,5インチに変更する事を提案しました。 1984年2月に米陸軍は新型カービン銃の開発を制式に承認し、1985年6月にはピカティニー造兵廠がXM4カービンの40挺の試作品を製造する契約を受領しました。 新型カービンの開発は当初陸軍と海兵隊の統合プログラムでしたが、1986年に陸軍はプログラムへの資金提供を撤回しました。 その後、1987年にXM4カービンの開発は完了し、米海兵隊は87年度会計で892挺を調達し、「Carbine, 5.56mm, M4.」として制式としました。 1991年の湾岸戦争の実戦経験を経た後、1993年5月と7月に陸軍はコルト社と初めてM4カービンの発注契約を結び、さらに1994年2月にはSOCOM向けとして連射機能を3点バースト射撃に代わってフル・オートマチック射撃に変更したM4A1カービンを発注しました。 コルト社は米国政府と2009年までのM4カービン製造に関する独占契約を締結していましたが、2009年に米陸軍がM4カービンのデザインの完全な所有権を取得しました。 これにより、コルト以外のメーカーが独自のM4カービンを開発する事が可能となりました。 その後、M4カービンは様々なメーカーで独自の改良型やコピー・モデルの生産が行われ、ドイツHeckler & Koch社製のHK416や、ナイツアーマメント社製のSR-16など、M4クローンと呼ばれる多くの他社製品が存在します。
【本個体の説明】
本品はセレクティブ・ファイア機能と14,5インチの銃身を備えた、コルト社製オリジナルの輸出向けM4 カービンです。 機能的にはM4A1 カービンと同様、セミ・オートマチック射撃とフル・オートマチック射撃の切り替えに対応しており、コルト社におけるモデル・ナンバーは977です。 マガジン・ハウジング左側面にはシリアルNo.に加えてコルト社のロゴ及び「M4 CARBINE CAL. 5.56MM」のモデル名刻印が入っており、ロア・レシーバー左側面にはコルト社のメーカー・アドレス刻印が打刻されています。 本ロットはマレーシア軍 (Angkatan Tentera Malaysia, ATM) からの放出品で、マガジン・ハウジング右側面に同軍のロゴ及びATMの刻印が入っています。
本品は適度な使用感が見受けられ、金属部はやや打ち傷や擦れの他、一部に仕上げが落ちて金属の地肌が表れている箇所が表れているものの、目立った欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 ハンドガードやグリップ、ストックといった樹脂部についても、やや打ち傷や擦れが見られるものの、現状大きな破損や欠損等は見受けられません。 フロント・スイベルのコーティングにやや剥落が見られます。 マガジンの着脱やストックの伸縮、リア・サイトの調整操作等については問題なく行う事が可能です。 尚、マガジンは一部が固定されています。
ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (NI)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
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