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【TKS/D栄】135.5 火縄銃 阿波細筒 (登録証付古式銃、在銘: 半巻張 阿州住濱田悦蔵知貞) (西)㉚  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【8532】
英  名
 Japanese Matchlock Gun, AWA Style
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,358mm
口  径
 14mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
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コメント
 【火縄銃 阿波細筒 (在銘: 半巻張 阿州住濱田悦蔵知貞) について】
本品は阿波筒 (阿州筒) と呼ばれる阿州 (=阿波国、現在の徳島県) で製作された火縄銃です。
徳島藩祖の蜂須賀家政は鉄砲に力を入れ、火縄銃が日本に伝来してから大凡そ80年後の寛永四年 (1627年) に書かれた「幕府隠密の偵察記」には、「蓬庵ふだん鉄砲の者ほど役に立つ者無之候とて、大勢御扶持候由、鉄砲の数二千の上有之、鉄砲頭一人に二十人、三十人宛御預け、頭七十ほど御座候由」と記して鉄砲の重要性を説いています。
本品は在銘品で、銃身下面に「阿州住濱田悦蔵知貞」と読める銘が入っています。 阿州住の火縄銃で濱田 (浜田) 姓の銘としては、「全国鉄砲鍛冶銘鑑」P.247-248及び「全国鉄砲鍛冶地域別分類」P.316に浜田勝光、浜田和貞、浜田貞一、浜田貞一知定、浜田貞一知貞、浜田芳助の記載が有り、本品を製作した濱田悦蔵知貞は浜田貞一知貞と同一人物もしくは同じ一門の人物と考えられます。
阿波筒は比較的全長の長い品が多い中、本品の全長は1,358mmと比較的長い品です。 口径は阿波筒で一般的な約11mmに比べて僅かに大きい実測12mm (銃口付近で僅かに広がって約13,4mm) となっています。 阿波筒では細筒から狭間筒に至るまで鉄砲のサイズに関わらず、口径は11mm前後でほぼ共通した作りとなっていました。 これは徳島藩内で使用される銃弾の口径を実戦において殺傷力を十分に確保できる11mm前後に統一する事により、弾薬補給系統の効率化を図ったものと言われています。 さらに銃身長が口径に対して比較的長めに取られている事から、比較的小口径の銃弾による長射程での狙撃を想定していた可能性も考えられます。
銃身は八角銃身で、銃口部には八角形の銃身が二段階に広がった八角柑子が設けられています。 この銃身は銃床に対して4か所の目釘により固定される構造となっています。 先目当はタンケン形で八角柑子直後の八角銃身の上にある阿波筒の掟通りです。 先目当上部のブレード部分は真鍮製の別部品となっています。 元目当は筋割となっています。 先目当から約20mm後方の銃身の周囲に銀象嵌と思われる立体的な玉縁 (筋立て) が施されています。 台 (銃床) についても台かぶ部分が大きく、やや見えづらいものの虎杢が人工的に入れられており、目釘金に真鍮製菱形(正方形)の座金が用いられている点など、総じて阿波筒の特徴を押さえた作りとなっています。 機関部は外カラクリ (平カラクリ) で、火挟や雨覆、用心金といった各部はやや厚みのある作りとなっています。 本品のカラクリの地板、胴金、火挟、雨覆、火蓋といった部品は真鍮製となっています。 引金は三角形の板状で、真鍮製の用心金が設けられています。 (KK)

【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) の下面には「半巻張 阿州住濱田悦蔵知貞」と読める銘が切られており、一部表面錆により判読が難しくなっている箇所があるものの、銘の大部分が確認出来ます。
筒 (銃身) には全体に時代錆が現れ、一部に表面錆や朽ち込み痕が見受けられる他、銃床に隠れる銃身下面の一部に痩せが見受けられます。 銃身下面の目釘金具と銃床の栓差し穴 (目釘穴) の位置は4箇所とも一致しています。 尚、銃身下面の後方2箇所の目釘金具に欠損が見られます。 目釘は付属しておりません。
台木 (銃床) についても、やや打ち傷や線傷の他、銃床先端に僅かにひびが見られるものの、大きな破損は見られず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 芝引金具に一部僅かな欠損が見られるものの、大きな欠損などは見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 カラクリの地板、胴金、火挟、雨覆、火蓋、引金、用心金といった真鍮部品についても、適度な時代が付いた良い雰囲気となっています。 尚、用心金の取り付けにやや遊びが見受けられます。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 火蓋の開閉については問題なく行う事が可能です。 竹製のかるか (さく杖) が付属致します。 (KK)

【その他の情報】 平成9年5月15日に香川県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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