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火縄銃 「上リ藤紋」銀象嵌 肥前番筒? (銃砲刀剣類登録証付古式銃、無銘) (京)㉝ |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【8515】 |
英 名
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Japanese Matchlock Musket, HIZEN Style |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、東京店在庫品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,148mm |
口 径
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20mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【火縄銃 中筒「上リ藤紋」銀象嵌 (在銘: 無銘 明治ニ○ニ年第四一六一号 静岡縣)について】
本品は口径が実測約20mm (約十匁) の中筒と呼ばれるクラスの軍用火縄銃で、全長は1,010mm、銃身長は813mmとなっています。 軍用の中筒は一般に6匁筒(15,8mm)〜10匁筒(18,7mm) 前後で、それ以上は大筒と呼ばれる事もあります。 大筒の定義は定かではありませんが、抱えて射撃の不可能な50匁筒(33mm)以上の品を通常は大筒と呼ぶようです。
銃身上面の元目当後方には作行の良い銀象嵌を施した「上リ藤家紋」の家紋が見られ、本品の全体的な価値を高めています。 無銘ですが、鉄味の良い筒(銃身)は後方に向かって広がった丸銃身で、その上面だけを平らにした「表一角」と呼ばれる形状となっています。 銃口部周りには筋立ての施された八角柑子が設けられています。 先目当はしっかりとした三角形となっており、元目当は筋割となっています。 銃身は銃床に対して3箇所の目釘により固定される構造となっています。
カラクリは外カラクリ (平カラクリ) となっており、カラクリの地板や火挟、引金、雨覆、火蓋といった部品は全て真鍮製となっています。 尚、引金には真鍮製の用心金が設けられています。(MM)
【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) は全体に黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けと同じ処理方法によるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃身は若干の表面錆痕や一部鉄地表面の僅かな荒れが見られるものの、製造された時代を考慮すると非常に良好でしっかりとした状態が保たれています。 また、銃身に施された刻印もはっきりと確認出来ます。 銃身下部の目釘金具と台 (銃床) の目釘穴の位置は3箇所とも一致しています。
台 (銃床) についても同様に仕上げが美しく残った良好な状態が保たれており、打ち傷等も最小限となっています。 カラクリの地板や火挟、引金、雨覆、火蓋、引金、用心金といった真鍮部品についても、目立った腐食等は見受けられず、適度な時代が付いた良い雰囲気となっています。
カラクリの作動についても完全で、火挟を起こした状態で引金を引くと、火挟がスムーズに落ちます。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 尚、火蓋の開閉については問題なく行う事が可能です。 かるか (さく杖) が付属致します。 (MM)
【その他の情報】
佐賀県教育委員会により平成16年11月24日に交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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