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【TKS/D丸斜】火縄銃 堺細筒 梅樹ニ千鳥文色絵象嵌 (登録証付古式銃、 (在銘: 榎並屋弥兵衛作) (西)㉙ |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【8507】 |
英 名
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Japanese Matchlock Musket, SAKAI Style |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,210mm |
口 径
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12mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物とは異なります。 |
コメント
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【火縄銃 堺細筒 梅樹ニ千鳥文色絵象嵌 (在銘: 榎並屋弥兵衛作)について】
本品は口径は12mmの細筒 (小筒) と呼ばれるサイズの火縄銃です。 全長は1,210mmとなっています。 細筒は主に狩猟用や標的射撃用として使用されました。
本品は在銘で、銃身下面には「榎並屋弥兵衛作」の銘が切られています。 榎並屋弥兵衛は摂州・堺の鉄砲鍛冶の一門で、「全国鉄砲鍛冶銘鑑」P.55及び「全国鉄砲鍛冶銘地域別分類」P.206に掲載されています。
本品の筒 (銃身) は後方に向かって緩やかに広がった八角銃身で三面に筋立ちが見られ、銃口部には八角柑子が設けられています。 先目当はたんけん形で、元目当は袖形となっています。 なお先目当の狙点部分には銀と思われる別金属が埋め込まれ、雨覆付近の銃身には技術的に中位な色絵象嵌が入れられています。
銃身は銃床に対して3箇所の目釘により固定される構造となっています。 台カブ上部が角の立っていない丸形の珍しい台木 (銃床) には堺筒らしく装飾性に富んだ作りとなっており、台木下方の金具は梅樹図、台カブ右側面に笹葉?に獅子図の金具、台カブ左側面の火消し穴の飾金物は二重十五葉菊図を模した装飾が施され銃床の目釘座やカラクリの鋲裏座金には梅の花弁を象った金具が用いられています。
カラクリは外カラクリ (平カラクリ) で、イボ隠しがお洒落な透かし桜が取り付けられています。 カラクリの地板や火挟、弾金、胴金、雨覆、火蓋といった主要な部品については全て真鍮製となっています。 雲形板の付いた胴金は堺筒らしく幅広で、雨覆は銃身に上部から差し込んだ後、後部から楔により固定される構造となっています。 引金は丸形で、真鍮製の用心金が設けられています。 (AW)
【本個体の説明】
本品の銃身を含む鉄部分は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃身にはやや表面錆や若干の朽ち込みが見受けられるものの、全体としては大きな破損や欠損は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 銃身下面の銘については、はっきりと判読可能です。 銃身下部の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は3箇所とも一致しています。 尚、目釘は付属いたしません。 台木 (銃床) については、若干の打ち傷や線傷が散見されますが、全体に良好な状態が保たれています。 カラクリの地板や火挟、弾金、胴金、雨覆、火蓋、引金といった真鍮部品についても時代の付いた良い雰囲気となっており、がたつき等は見られません。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。
カラクリの作動についても完全で、火挟を起こした際のロックもしっかりと掛かります。かるか (さく杖) が付属致します。
本品は在銘品で、台 (銃床) には堺筒らしい華やかな装飾が施されており、作動についてもしっかりとした品です。(AW)
【その他の情報】
岡山県教育委員会により平成元年9月12日に交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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