 |
|
|
|
 |
【TKS/D丸斜】123.8�げ估貊� 堺細筒 三輪紋銀象嵌 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘: 摂州住) (西)㉙ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。
Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
|
価格(税込)
|
SOLD OUT |
|
商品番号
|
【8504】 |
|
英 名
|
Japanese Matchlock Musket, SAKAI Style |
|
種 類
|
古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品 |
|
国 名
|
日本 |
|
時 代
|
第一次大戦前(〜1914) |
|
全 長
|
1,242mm |
|
口 径
|
11mm |
|
装 弾
数
|
単発 |
|
在 庫
数
|
SOLD OUT |
|
画像について
|
画像は現物とは異なります。 |
|
コメント
|
【火縄銃 堺細筒 三輪紋銀象嵌 (在銘: 摂州住) について】
本品は口径は11mmの細筒 (小筒) と呼ばれるサイズの火縄銃で、上等な堺筒です。 堺筒とは摂州堺の鉄砲鍛冶によって製造された火縄銃で、口径が二匁目玉から三匁目五分玉程度の細筒に銃身や台木など全体に豪華な装飾が施された物が多く見られます。 これらの火縄銃は主に狩猟や射的用として製造されました。 全長についても1,242mmと、細筒としては一般的な長さとなっています。 装飾が入った豪華な品は、武家用の標的射撃用、装飾の少ない簡素な品は狩猟用とされています。 本品の銃身下面には若干薄れていますが「摂州住」の銘が入っています。 摂州は高名な鉄砲鍛冶を多数輩出しました。
本品の筒 (銃身) は後方に向かって広がった八角銃身で、三面に筋立てが見られ、銃口部には筋立ての施された芥子柑子が設けられています。 芥子柑子とは、ケシの花が開花する前にプックリと膨らんだ形状から名付けられました。 柑子の基部には真鍮製と思われる玉縁 (環) が取り付けられています。 先目当はたんけん形で、元目当は富士形となっており、先目当上部のブレード部分には銀と思われる別金属が埋め込まれています。 元目当の後方には銀象嵌でお洒落な「三ツ輪違紋」の家紋が施されています。 銃身は台 (銃床) に対して4か所の目釘により固定される構造となっています。
台 (銃床) についても堺筒らしい華やかな作りとなっており、目釘穴や鋲裏座金などは芙蓉と思われる植物で統一されています。 また、銃床の木部には虎杢が人工的に施されています。 胴金は堺筒らしく幅約3cmと幅広かつ肉厚な作りとなっており、三段に盛り上がった形状をしています。 台カブ右側面に雲に獅子図の金具が取り付けられている他、庵や火縄消しの穴、引金周辺の銃床下面にも芙蓉と思われる植物を象った飾り金具が用いられています。
カラクリは外カラクリ (平カラクリ) で、地板金や胴金、雨覆、火蓋、引金といった箇所は真鍮製となっていますが、火挟及び用心金は桜花文様の銀象嵌が施された鉄製となっています。 尚、引金は丸引金となっています。 雨覆は銃身に上部から差し込んだ後、後部から楔により固定される構造となっています。(AW)(KK)
【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) は全体に黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けと同じ処理方法によるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃にはやや表面錆痕があり銃身の薬室部分の表面が朽込が見受けられるものの、全体にしっかりとした状態です。 銃身下部の目釘金具の位置は台 (銃床) の目釘穴と4箇所とも一致しています。 尚、目釘は付属しておりません。
台 (銃床) については、先端右部分に割れの痕跡が見られる他、やや打ち傷や線傷、僅かな欠け等が見受けられるものの、全体としては比較的良好な状態が保たれています。 カラクリの地板金や胴金、雨覆、火蓋、引金といった真鍮部品についても現状目立った腐食等は見られず、程よい時代が付いた良い雰囲気となっています。 真鍮製の飾り金具についても現状これといった欠品は見受けられません。 芝引金具後端に僅かに欠損が見られるものの、殆ど気にならないレベルのものです。
カラクリの作動については完全で、火挟を起こした際のロックはしっかりと掛かり、引金を引くと火挟がスムーズに落ちます。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 尚、火蓋の開閉については問題なく行う事が可能です。 木製のかるか (さく杖) が付属致します。 (AW)(KK)
【その他の情報】
茨城県教育委員会により平成3年7月13日に交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
| |
