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【TKS/D栄】136.5 火縄銃 堺細筒 (登録証付古式銃、在銘: 半巻張 摂泉界住松本卯兵衛作) (西)㉙  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【8503】
英  名
 Japanese Matchlock Musket, SAKAI Style
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,367mm
口  径
 13mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物とは異なります。
コメント
 【火縄銃 堺細筒 (在銘: 半巻張 摂泉界住松本卯兵衛作) について】
本品は全長1,367mmと長く細い形状が特徴の火縄銃で、細筒 (小筒) と呼ばれています。 口径は実測約13mmと細筒としてはやや大きめとなっています。 細筒は主に狩猟用や標的射撃用として使用されました。 装飾が入った豪華な品は武家用の標的射撃用、装飾の少ない簡素な品は狩猟用とされています。本品はその作りから明らかな武家の特注品です。
本品の筒 (銃身) は、後方に向かって緩やかに広がった八角銃身になっていて銃身の上部のみ僅かに盛り上がりが見られます。 銃口部には芥子柑子 (けしこうじ) が設けられています。 芥子柑子とは、ケシの花が開花する前にプックリと膨らんだ形状から名付けられました。 柑子の基部には真鍮製と思われる玉縁 (環) が取り付けられています。 先目当はたんけん形、元目当は大きな富士形となっており、全体に上等な堺筒の特徴を有しています。 尚、先目当上部のブレード部分には銀と思われる別金属が埋め込まれています。 銃身は台 (銃床) に対して4か所の目釘により固定される構造となっています。
銃身裏には「半巻張 摂泉界住松本卯兵衛作」とハッキリと銘が切られており、摂泉堺の鉄砲鍛冶である「松本卯兵衛」の作である事を示唆するものとなっています。 松本卯兵衛は「全国鉄砲鍛冶銘鑑」P.274及び「全国鉄砲鍛冶銘地域別分類」P.240に泉堺住として掲載されている鉄砲鍛冶の一人です。 台木には「備中國川上郡◯◯村百姓川上◯太良」と読める墨書が見られる事から、本品は備中国で使用されていた可能性が高いと思われます。
不規則で独特な杢目(もくめ)の銃床についても堺筒らしい華やかな作りとなっており、目釘穴や鋲裏座金、火縄消し穴の周囲には葉牡丹などを象った飾りが施されています。 また、後ろには胴金に続く形で面白い形状の兜を象った飾りが取り付けられている他、台カブには大きく見事な波浪に兎の金物が見られます。 台カブ下部にもユニークな猿の金物、台カブ右側面には雲に獅子の金物があり台木下方の金具は松藤と千鳥を見ることができます。 カラクリは外カラクリ (平カラクリ) で、地板金や火挟、胴金、雨覆、火蓋、引金、用心金といった金属部は全て真鍮製となっており、珍しいことにそれらが黒漆塗りとなっています。 半菊を象った蟹の目隠しが取り付けられていて、雨覆は銃身に上部から差し込んだ後、後部から楔により固定される構造となっています。 引金は丸引金で、真鍮製の用心金が取り付けられています。 (AW)(KK)

【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) は全体に黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けと同じ処理方法によるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃身にはやや表面錆痕が見受けられる他、銃床に隠れる銃身下部にやや朽ち込みや若干の痩せが見られるものの、銃身下部の銘についてははっきりと確認出来ます。 銃身下部の目釘金具の位置は台 (銃床) の目釘穴と4箇所とも一致しています。 尚、目釘は付属しておりません。
台 (銃床) については、小さな欠けや僅かな打ち傷や線傷などが見受けられるものの、全体としては大きな欠損も見受けられず、製造された時代を考慮すると比較的良好な状態が保たれています。 真鍮製の飾り金具についても現状目立った欠品は見受けられません。 カラクリの地板や火挟、胴金、用心金といった真鍮部品についても現状目立った腐食等は見られず、適度な時代が付いた良い雰囲気となっています。
カラクリの作動については完全で、火挟を起こした際のロックはしっかりと掛かり、引金を引くと火挟がスムーズに落ちます。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 火蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 木製の12cmほどの飾り用のかるか (さく杖) が付属致します。 (AW)(KK)

【その他の情報】
岡山県教育委員会により昭和47年7月6日に交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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