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【TKS/D栄】133.0 火縄銃 日野細筒 (登録証付古式銃、在銘: 江州日野和田治太◯造之) (戸)㉟ |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【8499】 |
英 名
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Japanese Matchlock Musket, HINO Style |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,335mm |
口 径
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12mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物とは異なります。 |
コメント
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【火縄銃 日野細筒 (在銘: 江州日野和田治太◯造之) について】
本品は在銘で、銃身下面に「江州日野和田治太◯造之」と入っており、◯部分には「夫」が入ると考えられます。 江州日野とは現在の滋賀県蒲生郡日野町を指し、この地で製造された火縄銃は日野筒と呼ばれます。 和田治太夫は江州日野の鉄砲鍛冶の最も有力な一門の一つで、「全国鉄砲鍛冶銘鑑」P.306-307及び「全国鉄砲鍛冶銘地域別分類」P.152-153に掲載されており、初代(重文)、二代(重正)、三代(勝正)、四代(重友)、五代(重忠)、六代(重久)、七代(重正)、八代(重成)、九代(重高)、十代(重高)、十一代(重光) が知られています。 同じ江州の国友筒が幕府の定式鉄砲として納められていたのに対し、日野筒はそのような受注がなかった事から、市場での競争力を高めるため当時は廉価で販売する手法が取られました。 しかしながら、その作り自体は他所で製造された火縄銃に決して劣るものではなく、緻密な装飾が施された品も多く見られます。
本品は全長が133cmと狩猟や標的射撃用として使用された一般的な細筒 (小筒) で、口径は12mm (約二匁六分相当) となっています。 銃身は前部と後部がやや広がった形状の八角銃身で、銃口部は柑子のないシンプルな形状となっています。 先目当は杉形で真鍮製と思われる別部品となっており、元目当は筋割となっています。 銃身は4か所の目釘より銃床に固定される構造となっています。 カラクリは外カラクリで、地板金や火挟、弾金、火蓋、胴金、雨覆といった金具は真鍮製となっています。 引金は丸型で、真鍮製の用心金が備えられています。 目釘座やカラクリの鋲裏座金には鬼蔦と思われる葉を象った飾り金具が施されており、カラクリの蟹ノ目隠しや火縄消しには菊花を象った飾りが取り付けられています。 (KK)
【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) は全体にやや時代錆や表面錆が表れ、銃床に隠れる銃身下面にやや朽ち込みが表れているものの、目立った欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 銃身下面の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は4箇所とも一致しています。
台 (銃床) については、やや打ち傷や線傷の他、芝引部分に若干のひびや欠け、銃身取り付け部周辺の木部に一部欠けが見られるものの、全体としては大きな破損等は見られず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 カラクリの地板や火挟、弾金、火蓋、胴金、雨覆、引金、用心金といった真鍮部分については、一部磨かれているものの、大きな違和感は感じられず、現状腐食なども見受けられません。
カラクリの作動については完全で、火挟を起こした際のロックはしっかりと掛かり、引金を引くと火挟がスムーズに落ちます。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 火蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。
かるか (さく杖) が付属致します。 (KK)
【その他の情報】
令和4年2月15日に静岡県教育委員会により交付された、銃砲刀剣類登録証の付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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