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価格(税込)
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\396,000 |
商品番号
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【8491】 |
英 名
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M30S Light Machinegun |
種 類
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軽機関銃、大阪店在庫品 |
国 名
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オーストリア |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,175mm(実寸) |
口 径
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8mm×56R |
装 弾
数
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20発 |
在 庫
数
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複数在庫有り |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【M30S軽機関銃について】
第二次世界大戦以前にオーストリアが採用した軽機関銃です。 スイスのソロータン社から製造権を得たステアー社が生産した軽機関銃で、ドイツのラインメタル社が開発しました。 ソロータン社のS2-200 軽機関銃を8mmモーゼルから8×56R弾に改める形で1930年に採用されました。 その後ハンガリーにも採用され、改良型となる31M、43Mが採用された他、オーストリア併合後のドイツでも使用が続けられました。
1930年より再軍備を開始したオーストリアが最初に採用した軽機関銃でしたが、大規模に生産される事は無く少数ずつ細々と生産されました。 同様にハンガリーの31Mも生産数は限られており、MG34に影響を与えた銃砲史上重要な存在ですが、非常に稀少な銃と言えます。
ヴェルサイユ条約による制限のためベルト給弾ではなく、マガジン方式となっていますが、ショート・リコイル反動利用式の作動機構を持ち、引く位置で単射/連射を切り替えるトリガー等が、MG34の原型となっています。
直銃床のため高い位置で、なおかつ左にオフセットされて固定されている前後サイト、マガジン挿入口を閉じるカバー、右利きのみに合わせられた微妙にアンシンメトリーな形状バット・ストック、前方に大きく口を開けたトリガー・ガードなど特徴が多い銃です。 生産時期によって細部の形状、刻印の打刻方法が異なりますが、チェンバー上部の段差の有無によって大きく前期・後期型に分類する事ができます。 地上用の他、一部機構を変更し、航空機用として転用され、より本格的で強力な航空機機銃の登場まで使用され続けました。
(YS Update)
【本個体の説明】
本ページ用に撮影した品は複数在庫している中の一丁で、この個体のシリアルNo.は2918です。 バレル・ジャケット基部に段差が無いことから、後期型に分類できます。 ストック基部付近に「M.30 S」とシリアルが打刻されており、リア・サイト、バレル・ジャケット基部、コッキング・ハンドル・ガイドでマッチしています。 その他銃身、フラッシュ・ハイダーにもシリアルが見られますが、こちらはアン・マッチです。 加えて、リア・サイト基部には「37」の刻印が見られます。 金属部はバレル・ジャケットなどにブルーイングが残っており、経年による退色は見られるものの全体に良い状態を保っています。 所々に擦れや打ち傷が散見されますが、注視して判る程度で外観を損ねる物ではありません。
木部はストック、グリップ・パネル共に色味やコンディションが揃っています。 ストックの基部に小さなクラックや小傷打ち傷は散見されますが、割れなどは見られず適度な経年と言えます。また、マガジンの装着時、ロックが掛かり難くなっています。
特徴的セレクターは、ロックを解除しながら回転させることが出来、各ポジションでしっかりと固定されます。 トリガーとの連動は有りません。 二脚は、展開、伸縮共にスムーズです。 排莢口のゴム製のカート・ディフレクターは殆どが失われてしまっています。 2脚を固定する留め具も欠損していますが、基部自体は残っています。
付属のマガジンについてもわずかな小傷や擦れが見られるものの、目立った凹みや変形等は見受けられず、オリジナルの仕上げが残った良好な状態が保たれています。
トリガー・テンションのある、ボルトの開いた新加工品です。(AW)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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