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レミントン ニューモデル アーミー・リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#101072) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【8480】 |
英 名
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Remington New Model Army Revolver |
種 類
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古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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370mm |
口 径
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11mm (.44in) |
装 弾
数
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6発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【レミントン ニューモデル アーミー リボルバー について】
レミントン ニューモデル アーミー リボルバーはE. Remington and Sons社 (現在のレミントン・アームズ社) で製造されました。 南北戦争 (1861年-1865年) では同じシングル・アクションのパーカッション・リボルバーであるコルト M1851と共に主要拳銃として使用されました。 南北戦争時当初はコルト製の拳銃が多く供給されていましたが、1864年のコルト社工場火災以後はレミントン製リボルバーの北軍への供給量が最も多くなりました。 レミントン ニューモデルはコルト製の物よりも耐久性に優れていた他、素早いリロードが可能でした。 製造されたモデルの内、.44口径で銃身長が8インチのモデルがアーミー、.36口径で銃身長が7.42インチのモデルがネービーと呼ばれました。 一見しただけでは、アーミーとネービーの区別は殆ど付かないほど、大きさに差がありません。
コルト社のパーカッション・リボルバーでは、銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように前後に分解出来る構造となっていましたが、レミントン M1858はシリンダーをまたいでフレームが一体になったソリッド・フレームで、銃身はフレームに容易には取り外せないようにネジ込み式となっていました。 この構造は現用銃と同様で、ソリッド・フレームの耐久性はコルト社製に比べ優れており、精度も良く好評でした。 もう一つの特徴は銃身下部のローディング・レバーの形状が長い三角形になっている事です。 この特徴的なレバーを下方に引き倒すとシリンダー軸が前方を引き出す事が可能となり、シリンダーを迅速に取り外せました。 この動作は当時のどのパーカッション・リボルバーよりも容易で、装填済みの予備シリンダーと交換する事によって、素早く射撃を再開できるようになっていました。 また、ローディング・レバーが三角形の為、ホルスターに収める時も引っ掛かる恐れがない点で優れていました。
レミントン ニューモデル アーミー リボルバーには一見しただけでは判らない細かいバリエーションがあります。 外観の形状は基本的には変わらないものの、銃身上面の刻印によって前期と後期の二種類があります。 前期型ではパテント刻印、レミントン社のアドレス刻印、「NEW-MODEL」の刻印が二行にわたって打刻されていましたが、後期型では「NEW-MODEL」の刻印が三行目に分けて打刻されるようになりました。
【本個体の説明】
本品は銃身上面に「PATENTED SEPT. 14, 1858」のパテント刻印や「E. REMINGTON & SONS. ILION. NEW YORK. U.S.A.」のレミントンのメーカー・アドレス刻印に加えて、一部薄くなっていますが「NEW-MODEL」のモデル名刻印が三行にわたって打刻された後期型です。 銃身下部のシリアルNo.は一部薄くなっていますが101072となっています。 銃身基部両側面に「D」、フレーム左側面に「R」及び「H」、フレーム右側面に「D」、グリップ底部に「R」の刻印が入っています。 また、グリップ左側面には検査官であるO.W. Ainsworthを示す「OWA」のイニシャルが四角の枠に入った米軍用を示すCartoucheと呼ばれる検査刻印が確認できます。
本品の銃身やフレーム、シリンダーといった金属部は、全体に丁寧な仕上げ直しによるブルー仕上げとなっており、一部に僅かな表面錆痕が見受けられるものの、目立った欠損などは見られず、概ね良好な状態が保たれています。 真鍮製のトリガー・ガードについても、適度な時代が付いた良い雰囲気となっています。 尚、フレームとトリガー・ガードの間に僅かに隙間や段差が見られますが、取り付け自体はがたつきもなくしっかりとしています。 オリジナルのウォールナット製グリップについては、下面を中心にやや打ち傷や線傷が散見されるものの、大きな割れや欠けは見られず、左側面のCartouche刻印もはっきりと確認出来ます。
作動については完全で、ハンマーを起こすとシリンダーが正常に回転し、正しい位置でロックされます。 ハンマーのハーフ・コック及びフル・コックについてもしっかりと掛かります。 シリンダーの着脱操作は問題なく、シリンダーのパーカッション・ニップルについても、現状目立った変形や欠け等は見られません。 ローディング・レバーは左右に若干の遊びが見られるものの、操作自体は問題なく行う事が可能で、前方に戻した際のキャッチの機能も正常です。 銃身内は銃口から銃身後端まで完全に抜けて (通って) おり、ライフリングもはっきりと確認できます。総じて約150年前に作られた道具と考えれば、十分な保存状態です。 (KK)
【その他の情報】
昭和50年3月28日に京都府教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
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