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【TKS/D栄】129.8火縄銃 堺細筒 紅葉ニ鹿銀色絵象嵌 (登録証付、在銘: 巻張 摂州住田中仁兵衛作) (管)㊵  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【8417】
英  名
 Japanese Matchlock Musket, SAKAI Style
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,294mm
口  径
 13mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
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コメント
 【火縄銃 堺細筒 紅葉ニ鹿銀色絵象嵌 (在銘: 巻張 摂州住田中仁兵衛作) について】
本品は口径が13mm (約三匁三分相当) ほどの細筒 (小筒) と呼ばれる狩猟用、または標的射撃用の火縄銃です。 全長は1,309mmで火縄銃の細筒としては標準的なサイズとなっています。
本品は在銘で、銃身下面に「巻張 摂州住田中仁兵衛作」の銘が切られています。 田中仁兵衛は摂州・堺の鉄砲鍛冶の一門で、「全国鉄砲鍛冶銘鑑」P.217及び「全国鉄砲鍛冶銘地域別分類」P.226に掲載されています。 田中仁兵衛一門の銃工としては他に寛保、善五郎が知られています。
堺筒とは摂州堺の鉄砲鍛冶によって製造された火縄銃で、主に口径が二匁目玉から三匁目五分玉程度の細筒が中心で、筒 (銃身) や台木 (銃床) など全体に豪華な装飾が施された物が多く見られます。
本品の筒 (銃身) は後方に向かって緩やかに広がった形状の八角銃身で、銃口部には堺筒らしい形状の芥子 (けし) 柑子が設けられています。 芥子柑子とは、ケシの花が開花する前にプックリと膨らんだ形状から名付けられました。 尚、芥子柑子には筋立てが施され、銀を被せた装飾的な作りとなっています。 柑子の基部には真鍮製の玉縁 (環) が取り付けられています。 先目当は杉形、元目当は富士形となっています。 筒 (銃身) は台木 (銃床) に対して4箇所の目釘により固定される構造となっています。 尚、元目当周辺の銃身上面には、紅葉と鹿を組み合わせた図柄が色絵象嵌により施されています。
台木 (銃床) は堺筒らしく装飾性の高い作りとなっており、胴金周辺に兜武者、庵に雲兎図、銃床下面に雲龍図、銃床右側面に猪に乗った武者が彫り込まれた飾り板が取り付けられています。 銃床の目釘座やカラクリの鋲裏座金に菊花を象った金具が用いられている他、火縄消し、火縄通しの穴周囲にも菊花を意匠化した装飾が施されています。 カラクリは外カラクリで、カラクリの地板や火挟、弾金、胴金、雨覆、火蓋といった主要な部品は真鍮製となっています。 また、胴金は堺筒らしく幅広の形状となっています。 引金は丸引金で、真鍮製の用心金が設けられています。 (KK)

【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) を含む鉄部は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃床にはやや表面錆痕や一部に朽ち込み痕が見受けられるものの、大きな欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 銃身下面の銘については比較的はっきりと確認する事が可能です。 銃身上面に施された色絵象嵌については、一部薄くなっている箇所が見られるものの、比較的良好に残っています。 銃身下部の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は4箇所とも一致しています。 尚、目釘は付属致しません。
台 (銃床) については、やや打ち傷や線傷の他、銃身取付部周辺の木部に一部若干の欠けが見られるものの、全体としては大きな破損や欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 目釘座やカラクリの鋲裏座金、各部の飾り金具についても、現状欠品などは見受けられません。 カラクリの地板や火挟、弾金、胴金、雨覆、火蓋、引金、用心金といった真鍮部品についても、 現状目立った腐食等は見られず、適度な時代が付いた良い雰囲気となっています。
カラクリの作動については完全で、火挟を起こした際のロックはしっかりと掛かり、引金を引くと火挟がスムーズに落ちます。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 火蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。
竹製のかるか (さく杖) が付属致します。 (KK)

【その他の情報】
令和5年6月13日に東京都教育委員会により交付された、銃砲刀剣類登録証の付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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